1月11日、約34年間もの長い歴史を誇るディズニーランドのアトラクション、「グランドサーキット・レースウェイ 」がその幕を閉じました。
アトラクション閉鎖に伴い、感謝の気持ちを表した大きな横断幕がゲストにより設置され、それを見た他のゲストから感動の声が上がりました。また、それと同時に横断幕に困惑するゲストの声も。
ディズニーランドでは珍しいファン自作の横断幕
グランドサーキットレースウェイのフェンス部分に張られた一枚の横断幕。そこには「グランドサーキットレースウェイ ハピネス いっぱい ありがとう」と書かれていました。
さすがラス日、こんな横断幕を作ってらっしゃる方がいらっしゃいました!(製作者に了承をとった上で掲載しております)#グランドサーキットレースウェイ pic.twitter.com/5G4TrV21Up
— まっきー@まきまき (@Mackey_Hamalove) 2017年1月11日
グランドサーキット行って、横断幕撮影してきた(笑)
社員?さんもスマホで撮影してたわ pic.twitter.com/yItJZpeSdl— まい (@michel_cat_tom) 2017年1月11日
これを見たゲストからは、ラストの日のこの計らいに感動したと言った声が上がり、ネット上でも肯定的な声があがりました。
この横断幕を用意した方は一般のゲストなのか、それともキャストに近い方(OBなど)によるものなのかはわかりませんが、グランドサーキットレースウェイだからこそ、プロップス(世界観に会う小道具)として横断幕を用意したのではと思われます。
34年間の感謝の気持ちがとても伝わる横断幕ですね。
話題のグランドサーキットの横断幕、ちゃんと奥のカート待機所に飾ってある!!!! pic.twitter.com/nuCQ0FjLRZ
— D.D. 未来へレッツゴー!!! (@chronicer_d) 2017年1月11日
美談で済ませられないという声も

一方、「ラスト日だから横断幕が許されるということではない」と言った否定的な意見も見られます。
理由としては、「ディズニーは皆がディズニー固有の世界観を共有する場所である」ということが大きいような気がします。
前にも議論になりましたが、一部のゲストが明らかに目立つ行為はNGという話にもつながるのではないでしょうか。
非ディズニー的なものをパークに持ち込むことはあまり歓迎されたことではありません。ファンの感謝の気持ちを表した横断幕も、ディズニーの世界に溶け込むかと言われれば、疑問の声が上がるでしょう。
グランドサーキットウェイだからこそ、横断幕が許されるのでしょうか。そうなると、他のアトラクションのクローズ時に、その世界観に合いさえすれば、ゲストによる演出がなされてもいいということにもなってしまいそうです。
そもそも、横断幕はパークに持込みOKなのかという点も見逃せません。現に荷物チェックを通過したということは許可されたということでしょうか。それともキャスト内部でも周知のことだったのでしょうか。
今回、このようなゲストによる演出を見たのは初めてのことだったので、横断幕に感動をもらいながらも、内情はどうなっているのだろうと考えてしまいました。
皆さんは、この横断幕、どう思われましたか?