東京ディズニーリゾートでアトラクションを楽しむのに欠かせない「ファストパス」。(正式名称は「ディズニー・ファストパス」)
しかし、それがついに終了となることが先日公式サイトで発表され、その後にこの夏に臨時的に登場する「プライオリティパス」が発表されました。
今後どういった仕組みになるのが気になるところですが、長年続いたファストパスがついに終了。果たして、残された発券機は今後どうなるのでしょうか。
この記事のもくじ
現存するもの、既に撤去されたものも
そんなこのファストパスですが、特にディズニーランドでは、様々なタイプの「発券機」がまだ現存しています。
既に撤去されてしまったもの、まだ現存の姿を残しているもの、そして一度も使わないまま撤去されてしまうと思われるもの…と、など様々です。
今回はそんないつか撤去されてしまうであろう、ファストパスの発券機を紹介していきます。
既に撤去されたプーさんの発券機
そんな中、新ファストパスとなる、プライオリティパスの導入が決まる前から、既に発券機が撤去されてしまったアトラクションとして、「プーさんのハニーハント」があります。
こちらはご承知の通りアトラクションの目の前の通路を挟んだところ、屋根の下に並んでいたものでした。
しかし、現在は全て撤去され、何もなくなった状態になっています。そしてここは現在ベビーカー置き場になっています。
こちらの発券機はかなり前からその姿を消しており、いずれはファストパスがなくなるのではないか…とも噂されていました。
まだそのままの形で現存するもの
また、そのまま現存した形で、以前使われていた状態からただカバーがかけられただけの発券機も多数あります。
こちらの「ビッグサンダー・マウンテン」はそのカバーさえとってしまえば、今すぐにでもまた使えそうな雰囲気。
特にビッグサンダーマウンテンは発券機は、現在のアトラクションに向かって右側の位置ではなく、「ウエスタンランド・シューティングギャラリー」の近くにあったこともあり、移設されたのに使われなくなってしまいました。
こちらもベビーカー置き場になっていくのかもしれませんね。
小動物の家などが楽しいスプラッシュマウンテン
他にも「スペース・マウンテン」や「ホーンテッドマンション」、「スプラッシュ・マウンテン」なども設立設置当初の場所から変わらずにそのまま残っています。
特にスプラッシュマウンテンはこのクリッターカントリーが「小動物の郷(くに)」と言われているように、発券機の上に小さな家があったりとこだわりがあったので残念ですね。
こちらはベビーカー置き場としては狭い印象も…。いずれは撤去されてしまうのでしょうか。
一度も使われなかった「美女と野獣」の発券機
そんな中、唯一と言える、「新設されたのに一度も使われないまま終了してしまったファストパス発券機」もあります。
それは「美女と野獣“魔法のものがたり”」のファストパス発券機。
こちらはご承知の通り、この「新ニューファンタジーランドエリア」はコロナの中で、オープン予定となり、度々延期されました。
そのため、同アトラクションはグランドオープンからファストパスは発券されず、当初は公式アプリを使った「エントリー(抽選)」、そして「スタンバイパス」と言う形になりました。
そのため、こちらのファストパス発券機は想定はあったものの、「一度も使われないまま終了してしまった」と言う形になりました。
特にこちらは、ディズニー映画「美女と野獣」の中で、主人公ベルの父であるモーリスのコテージと呼ばれ、ベルとモーリスが暮らした家と言う設定です。
ちなみにこちらの家は時々爆発音がする事がありますので注目してみてください。
ベルの父、モーリスの家「モーリスのコテージ」。撮ってたら急に爆発音がしてビビりました( ̄∀ ̄;)結構大きい音です。(本当はビクッ!ってなったんですが、iPhone手ブレ補正凄いw) pic.twitter.com/zndTpuF6qm
— みっこ (@mikko_20100518) September 24, 2020
こちらは屋根付きの場所ではありますが、ベビーカー置き場としてはさすがに通りですし、足りない広さでもあります。今後はどういった形で使われるのか気になりますね。
…期間限定とはいえ、新しいプライオリティパスの登場で、残念ながら、その用途を終了してしまったファストパス発券器。
もう見ることができなくなってしまう可能性が高く、カバーはされたままですが、今のうちに見納めしておきたいところですね。