四季折々の衣装を着たミニーマウスとのグリーティングを楽しめる、ディズニーランドの「ミニーのスタイルスタジオ」。ミニーが撮影しているスタジオに向かうまでの間、ゲストはオフィスや作業場を見学しながら待ちます。
今回は、ミニーのオフィスに散りばめられたディズニーらしいこだわりについて紹介いたします。
この記事のもくじ
掲示板に注目!
こちらはミニーのオフィスにある掲示板です。デザイン案のイラストと一緒に、何やらメモが貼ってありますね。
左側の掲示板の一番左上は、ミニーの「やることリスト」です。水着、ドレス、パジャマ、そして「ぜんぶデザイン!」と、お洋服であれば何でもデザインしているようですね。
そして右にはミッキーからのお手紙が…!「LOVE♡」と添えられていたり、ミッキーが自分のズボンのデザインのメモ用紙を使っていたりと、可愛らしさが凝縮されています。
続いて右側の掲示板を見てみましょう。
黄色のメモ用紙でミニーに伝言を書いたJaniceさん。そんなキャラクターいたかな?と不思議に思い調べてみたところ、Janiceさんはこの「ミニーのスタイルスタジオ」の制作に携わったウォルト・ディズニー・イマジニアリングの方でした!
Janiceさんのお名前は、オフィスの受付でも見ることができますよ。
オレンジ色のメモ用紙はグーフィーからの伝言、水色のメモ用紙はクラリスからのドレスのオーダーのようです。
クラリスは今晩までにドレスが欲しいとのことですが……ミニーは緊急のオーダーにも対応しているようですね。
布のストックに注目!
ミニーのオフィスを抜けると、トルソーやミシンが置かれた大きな作業部屋があります。台の下には布のストックがぎゅうぎゅうに詰め込まれていますが、この布に付けられたタグを見てみましょう!
この薄い緑色の布には、
Cotton
H.D. & Louie
Woodchuck
Uniform
#MV4ME
と書かれています。
ドナルドの甥っ子であるヒューイ・デューイ・ルーイのウッドチャック用の衣装に使う生地のようです。
コットンは通気性や耐熱性に優れているので、たしかにウッドチャックの制服にピッタリな気がします!
続いて、この青い布には
Gabardine
S. McDuck
Tux
#LOOKNGD
と書かれています。
“Gabardine(ギャバジン)”とは、主にコットンまたはウールでできた目の詰まった緻密で丈夫な織物のことで、かつてはバーバリーの商標だったようです。そして“Tux”はタキシードの略になります。
さすがはスクルージおじさん!タキシードの生地にもこだわっているのかもしれません。
こちらの赤い布は、パッとタグを見ただけで誰用の布なのかがすぐに分かりますね。
Seersucker
Mickey Suit
#URASTAR
と書かれています。
“Seersucker(シアサッカー)”というのは、しじらの入った織物のことで、薄く清涼感のある生地とのこと。夏用のミッキーのスーツに使われるのでしょうか…?
ちなみに型番の「#URASTAR」、筆者には「浦安のスター」の意味に見えてしまうのですが、皆様はどう思われますか?
愛用のペンキに注目!
ミニーが使用している”Duck Boy”というペンキですが、実は「ミッキーの家とミートミッキー」のとある場所にも、同じブランドのペンキが大量に置いてあります。
単色のペンキだけでなく、水玉柄の不思議なペンキの取り扱いがあるので、トゥーンタウンの住人ご用達のペンキなのかもしれないですね。
前述のJaniceさんからの伝言の通り、フィガロが頻繁にこのペンキをこぼしてしまうそうです。オフィスのどこかに隠れているので、探してみてくださいね。