TDRでのショーの抽選の仕組みを解説!【その2】当たりが出やすい時間帯を解説します!

ライター:
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東京ディズニーリゾートで行われているエンターテイエントや人気のショーは、抽選が行われる事があります。対象はレギュラーショーだったり、季節のショーだったりと様々。

言うまでもなく当たって欲しいこの抽選ですが、そう簡単には当たりません。そこで、今回のシリーズではこの抽選の仕組みや傾向についてご紹介しています。前回の記事はこちら

言うまでもなく、仕組みを理解しても、それが直接当選しやすくなるわけではありませんが、この抽選には「明らかな特徴」があります。

今回は特許申請がされた事があるこの抽選について、「当たりが出やすい時間帯」と「出にくい時間帯」の存在に付いてご紹介します。

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実は過去に「特許申請」されていたこの抽選システム。

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この抽選制度ですが、実はディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド社の出願で、平成16年に「抽選システム及び抽選情報処理装置」という名称で特許庁に特許申請が出されています。

これは現在でもネット上で、その出願書類や内容を見る事ができるのですが、申請の趣旨としては、前述のとおり、「残り当選数余らせないように抽選時間や抽選人数にあまり関係なく当選数を出す」というもの。

前の記事で、「当選確率は人数の多い少ないにはさほど関係ない」と書きましたが、その根拠はここにもあります。特許申請の根幹と言うべき部分でもあるので、人数で確率が変わってしまう様な簡単な仕組みのものでは特許が認められる訳がありませんからね。

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しかしながら残念な事にこの特許は「拒絶査定」という結果になり、特許は認められておりません。これも後述しますが、その理由が逆にこのシステムの「最大の特徴」でもあるのです。この特許出願の関係書類は下記のサイトからも現在見る事ができます。

特許庁関連の独立行政法人が運営する「特許電子図書館」の「審査書類情報照会」から検索できます。上記ページから…

(1)上記ページにアクセス
(2)下部にあるプルダウンメニュー、「●種別」を「A:特許公開」に選択。
(3)その下にある「●番号」欄に、この申請の公開番号、「2005-266842」を入力。
(4)「照会」ボタンを押す。

結果ページへの直リンクができない仕組みになっていますので上記の方法で検索してみてください。…そうすると、同社が一度、申請をしてから特許庁の指摘を受け、それから再度、修正の申請を行っているのですが、結局最後には認められなかった…という経過が出てきます。

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ただ、これらの書類はかなり細かく、全部読んで理解するのは相当大変でもありますので、簡単に結果だけをご紹介すると、ものすごく簡単に言ってしまえば、「特許として認められない程度の仕組み」、要は「誰でも思いつく簡単なもの」で、特許と言うべきものではない、いう非常に厳しい判断がされてしまっています。

では、なぜ特許が認められなかったのでしょうか?それにはこんな理由があると考えられます。

「高い当選確率の時間帯」と「低い確率の時間帯」が存在する!

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同社が申請した特許の中身を見ると、一見すると公平公正なものに見えます。しかしながら、特許が取れなかった最大のポイントは、一見、公平な抽選制度ではありますが、時間帯によって「高い当選確率の時間帯」と「低い確率の時間帯」が存在する事だと思われます。(これは筆者の見解なので、確実ではありません。)

また、その「確率を人為的な操作で変えられる」という部分も大きく影響があったのではないかと思われます。ちょっと難しい話になってきましたので、もっと簡単に言うと、「当選確率は一日中同じではなく、残り時間や抽選残数に応じて変動している」という事です。

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要は一日ずっと同じ確率ではなく、例えば「昨日は15時に3万人抽選したのに、今日は2万人しか抽選していない。更に夕方からは天気がちょっと怪しい」という場合はもう少し当選数を出さないと空席ができてしまう…と言う事になります。(数字は一例です)

この場合は「意図的に当選確率をあげる」と言う事。もちろん逆のパターンもあり、「早くから多くのゲストが抽選している場合はこのペースで当選を出していると終了時間前に当選席数が終わってしまう」という場合も考えられますよね。この場合は「当選確率を下げる」事。

これらは基本的にこれまでの入園者数データを使って機械が予測しているものと思われますが、誤差が大きい場合は人為的操作も可能という仕組みなのです。

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現在はもう少し精度の高いコンピューターが導入されているかもしれませんが、やはり入場者数と抽選者数は違いますし、完全なる予測は不可能なはず。そう考えると、その確率を修正する必要があり、その時間帯が「当たりやすい時間帯」という事になります。

一般的にはこうした「抽選」はお決まりの文句である、「厳正なる抽選…」という言葉がありますが、東京ディズニーリゾートのこのショー抽選説明欄にはその言葉がありません。

これは、仕組み上では「公平」ではありますが、時間帯によって「高い当選確率の時間帯」と「低い確率の時間帯」が存在、更には「人為的に操作が可能」であれば、「厳正なる抽選」とは言えないから…だと思われます。

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当選の「波」を見極めれば少しは当選確率が上がる…??

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これまでお話した様に、この抽選は「当たりが出やすい時間帯」と「そうではない時間帯」が存在します。この波を見極めると当選確率が上がる可能性があります。

現在行われている「ワンス・アポン・ア・タイム」の抽選からは、抽選会場の機械が大幅に増え、混雑時でも抽選に待つ時間がかなり短縮されました。

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そのため、これまではなかなかじっくり見極められなかったこうした流れも会場内でもある程度は見ていられるようにもなりました。時間的余裕があれば、会場内の邪魔にならない位置で、この当選の波を少しみてから抽選してもいいかもしれませんね。

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または会場の外で、当選券を持って出てくるゲストの流れを少し観察してみるのもいいかもしれません。

ただ、この「波」は一日のいつ来るのかはわかりませんし、入園者数によってはそうした波がほとんど無い日もあります。現実的にはなかなか難しいとは思いますが、何も考えないで抽選するよりは少しは確率があがる…かも??

参考までに、この「当選の波」がわかりやすく出ていた最近の例を別ブログ「TDRな生活」のこちらの記事でご紹介しています。ご参考になれば幸いです。

…次回は抽選対象のショーが「複数公演がある場合の当選確率」やその事例についてご紹介します。

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