東京ディズニーリゾートの楽しみの1つでもある「隠れミッキー」。何度もパークに通っている方は詳しい方も多いと思います。
しかし、中にはパークに通う「Dオタ」でも知らない隠れミッキーも…!
今回はそんな隠れミッキーに詳しい「あの人」と一緒にディズニーシーで探索ツアーに行ってきましたのでご紹介します。
この記事のもくじ
今回ご協力いただいたお二人は…?
今回の「隠れミッキー探索ツアー」にご協力頂いたのは、「隠れミッキー探しのプロ」?とも言える、ぴーさん(写真左:@hiddenmickey_p)。
隠れミッキーブログ『HIDDEN Mickey』や、TVチャンピオンでの優勝、クイズ「99人の壁」にも出場のほか、各メディアへ情報を多数提供されている、「知る人ぞ知る」方です。
もう一人はこの記事の筆者、私、みっこの7冊目の著書、「ひとりディズニー50の楽しみ方」の編集者でもある、サンクチュアリ出版の奥野日奈子さん(写真右:@piyoeditor)。
奥野さんは年間パスポートでパークに通っていた、いわゆる「Dヲタ」。一日中、ショーやパレードに張り付いている事も多く、「私もそれなりには通ったので、そこそこの隠れミッキーはわかると思いますよ~。」とちょっと自信ありげな奥野さん。
そんな奥野さんに、ぴーさんから出題形式でパークを色々散策してきました。
今回お届けするのは、隠れミッキー【王道編】。ぴーさんにしてみれば、「まぁ、ほとんどの方が知っているものだと思いますよ~。」と言ったものですが、それでも「それなりの難易度」の高い隠れミッキーをご紹介。
これから「多くの人が知る【王道編】」、「見る場所やちょっと変わった【変化球編】」、そして、「マニアでも知らない?【激レア編】」…の3つに分けてお届けします。
…それでは早速参りましょう。
「ガッレリーア・ディズニー」の看板には
まずは基本のエントランス。「ガッレリーア・ディズニー」の看板。
ぴーさん曰く、「まぁ、こちらは基本中の基本でもちろん知ってますよね。」
「(奥野)あ、まぁ、なんとなくは知ってます…かね。」とちょっと自信のないお返事。
「(ぴー)ここは王道ですが、望遠レンズがないとはっきり見えないので、意外としっかり見る事がないんですよね。」
確かに「多くの方が知っているけれど、意外にしっかり見ない隠れミッキー」かも…ですね。
20周年の「ミラコスタ通り」のデコレーション
続いて、ミラコスタ通りへ。こちらには、現在「東京ディズニーシーは20周年」でショーウインドウにはそのロゴやミッキーたちのフィギアが並びます。
「(ぴー)こちらはもちろん、ご存知で…」と言う、問いかけの途中に「(奥野)もちろん知ってますよ!」と、奥野さん。
ここには、20周年のロゴの下、「time to Shine」の「T」の下に、近づかないとよくわからない、極小隠れミッキーが。
「(奥野)これは知ってますもん!」とちょっと得意げな表情に対し、「(ぴー)ま、これは基本ですからね。」と言った感じで、最初からなかなかハードルが高いツアーになりそうです(笑)
街路樹の木の下には…?
続いてはアメリカンウォーターフロントの入り口へ。この周辺には街路樹がたくさん並びますが、その木の下の「鉄の板」にご注目・
「(ぴー)こちらもご存知ですよねー。」…しかし「(奥野)え!知りませんでした…!」と一言。
「(奥野)私、トロスプ(ミニーのトロピカルスプラッシュ)の時、ここでいつも着替えていたんですけど…全然知りませんでした!」
「(ぴー)デザインの様にも見えますが、しっかりバランスのいいミッキーになっていますよね。」
…これは確かにバランスの良いミッキー型ですよね。
広告に書かれた「薄い隠れミッキー」
続いてはショップ「スチームボート・ミッキーズ」と、お隣の「レストラン櫻」の間にある壁。この広告は「額縁に入った絵」のように見えますが、実は「直接壁に書かれている絵」。
「(ぴー)ここはちょっと見つけにくいかも…ですかねー?」
目を凝らして探す奥野さん。ところが全く見つかりません。「(奥野)…本当にあるんですか…?」と疑いのまなざしの奥野さん(笑)
…と言ってから間もなく、「(奥野)…あ!これ!」…と指したのは、イラストの下部にある「雲」の部分。
こちらは非常に薄く描かれているので、意識をしてみないとそこにミッキーが隠れているのがなかなか見つからないと言うもの。
「(奥野)…なんでこんなの知ってるんですか?」と言う奥野さん。「(ぴー)まぁ、これは入口みたいなもんですからね。」「(奥野)…入口…。」と絶句気味の奥野さん。
アラビアンコーストのワゴンのお皿には…!
「(ぴー)続いてこちらも一応見ておきますか…。あ、もちろんご存知…」の途中で、お皿を凝視する奥野さん。
「(奥野)…あ!あった!ありました!」と喜ぶ奥野さん。
「(ぴー)ここは定番中の定番ですが、他の模様に比べてしっかりとミッキーマークがあり、ポップコーンを待っている間にも見つけやすい所なんですよね。」
確かにここだけ色が違うし、しっかりとミッキーマークに…!
アラビアンコーストの路地裏の皿には…?
続いてはアラビアンコーストの路地裏へ。
「(ぴー)こちらも定番ですが、見つけにくい位置にあるので意外に知らない方は多いかも知れませんね。」
コチラのお皿には「同じような模様」があるのでわかりにくいのですが、お皿の左を見てみると、?
「(奥野)うわー!本当だ!これも知りませんでした!」…確かにありそうで意外に見つけにくい隠れミッキーですね。
「隠れミッキーとは?」の想いを語るぴーさん
ここでビックバンドビートが当選していた私達は、ブロードウェイミュージックシアターへ。
「(ぴー)色々と隠れミッキーを探す中で、実は隠れミッキーは『パークが公式としているものはほとんどない』んです。あくまで『そう見えるかも?』と言うスタンスでゲストに楽しんでもらうものなので、ミッキーの形に見えて、実際には断言しにくいものもたくさんあります。…ただ、それも含めて楽しむのが『隠れミッキー』なんだと私は思うんですよね。」とぴーさんらしい一言。
なるほど、深い言葉です。
そんな中、「ビッグ・バンド・ビート」が当たって見終わった私たちは、劇場正面の大きな絵へ。
「(ぴー)お話ししたように、こちらは少し微妙でもあるんですけどね。」とぴーさんが教えてくれたのは、絵の真ん中、やや右側にいる人物の耳の中の小さな部分。
こちらを見ると確かに隠れミッキーが…!…いやいや、しっかり隠れミッキーに見えますよね。
こんなに人通りが多い所に…?
続いてはロストリバーデルタのショップ「ロストリバーアウトフィッター」前へ。
「(ぴー)ここにも定番の隠れミッキーが…」と言い始めると、「私、知ってますから!」とでも言う感じで、地面を探し始める奥野さん。
探し始めて数秒、「(奥野)ここですよね!」と満面の笑みで喜ぶ奥野さん。これはご存じだった様子。
こちらは、お店の正面入り口にありますが、人通りも多い場所なので、まさかにこんな所にあるとは思わない方が多いので、意外と気がつかない場所です。
スカイウォッチャー スーヴェニアの超定番
続いては「スカイウォッチャースーヴェニア」前へ。
「(ぴー)こちらももちろんご存知ですよね。」「(奥野)ここは定番ですもんね!もちろん私も知ってます!」と奥野さん。
「(ぴー)まあ、でも確かに、ここは隠れていなさ過ぎて、『隠れミッキー』と言えるかちょっと微妙かもですね(笑)」とぴーさん。確かに「隠れていない隠れミッキー(?)」ですね(笑)
「ど定番」とも言えるレイジング前
続いては「レイジングスピリッツ」。このアトラクション入り口の左側に置かれた木箱などの近くへ。
こちらは「定番中の定番」なので、もちろん皆さんご存知かも?
手前の木箱の金具の1つがはっきりとしたミッキー型に。こちらはテレビ等でもよく紹介される、「非常にわかりやすい、まさに王道隠れミッキー」ですよね、とぴーさん。
それではアトラクションに乗りましょうか、と言うことで、スタンバイを進んだすぐ上。「(ぴー)レイジングスピリッツは意外と『定番隠れミッキー』が多いですよね。」
こちらもテレビなどでよく話題になる、「明確ではっきりとした横顔の隠れミッキー」が隠れています。
こちらは「簡単過ぎず、難し過ぎない定番隠れミッキー」と言えるかもしれませんね。
「まさに王道」アクアダクトブリッジ上
続いては、メディテレーニアンハーバーの北側に架かる橋、「アクアタクトブリッジ」へ。
「(ぴー)ここはわざわざ言うほどの事もない位の定番ですよね。」とぴーさん。そんな説明をしている途中にも、他のキャストさんが別のゲストに説明をしている状態。
「(奥野)…え?ええ…、なんとなくは知ってますよ?もちろん。」と言う奥野さん。…真相は置いておいて(笑)早速その場所へ。
こちらはもう説明の必要はありませんよね。
続いてはその上付近。こちらも定番中の定番。
お隣の大きめなものは「隠れプーさん」などと言われているものの、なんとも「それとは言い切れない形」だったりしますよね。
「ノーチラスギフト」の踏まれ続ける隠れミッキー
続いてはミステリアスアイランドの小さなショップ「ノーチラスギフト」。
これまでの経緯から、「まず先に見つけてやろう!」と言う勢いが感じられる奥野さん。
そして、早速発見。こちらは床なので目立たないですが、「きれいな丸3つのミッキーマーク」をしています。
マーメイドラグーンの意外と知らない隠れミッキー
続いてはマーメイドラグーンへ。このマーメイドラグーンの地下部分、「アンダー・ザ・シーエリア」の入り口周辺には、タイルで作られた隠れミッキーがたくさん存在しています。
この周辺は特にお子さんでも見つけられる高さにたくさんのミッキーがあり、気軽に隠れミッキー探しが楽しめる場所でもあります。
そんな入り口の左側。「(ぴー)あ、こちらはもちろん、ご存知ですよね?」と言う言葉に「(奥野)…えぇ…(見つけてやる!と言う聞こえない声)」の奥野さん。
こちらには貝殻の様なオブジェの頂点に、はっきりとした形の隠れミッキーが…!
こちらは何とか肉眼で確認できますが、「意識しないと見えないなかなかハイレベルな隠れミッキー」と言えるかもしれません。
「そんな所行かないですよね?」隠れミッキー
続いてはアラビアンコーストのワゴンゲーム、「アフーズバザール」がある場所へ南側から進んだ、すぐ右の奥まった場所へ。
「(ぴー)多分こんな場所は行った事ないですよね。」とぴーさん。「(奥野)…だってこんな場所まで行く事ないですもん~。」
「(ぴー)では、こちらに置かれたこの荷物の周りをちょっと探してみてください。」
「(奥野)…どこですか?あ、この『アンパンマンみたいなやつ』ですかね?」
「(ぴー)あ、アンパンマン(笑)、でも確かにそう見えますね。残念ながらそこではなくて…」
ちょうどこの中に「丸3つのミッキーの形」が見えます。
「(奥野)この隠れミッキー、眉毛がついてませんか?」と奥野さん。
眉毛では無いようですが、確かにそう思うと、「ちょっと眉毛がついているように見えたり、何よりアンパンマンに見えてきてしまう隠れミッキー」(笑)ですね。
…以上、ご紹介してきた、ぴーさんと奥野さんに協力いただいて探した「王道隠れミッキー」。
中には想像力を働かせてみないと見えなかったり、なんでそんな所に…?と言った隠れミッキーもありました。
「(ぴー)本来は自分で探して楽しむのが隠れミッキーの醍醐味。しかし、なかなかそう簡単には見つけられないですからね。そんなきっかけに少しでもなれたら嬉しいです。まだまだここでご紹介した以外にパークにはたくさんあります。ぜひ「自分なりの隠れミッキー」も探してみてくださいね。」と、ぴーさん。
まだまだパークには無数の隠れミッキーが存在します。…次回は「見る場所やちょっと変わった【変化球編】」をお届けする予定です。ぜひ皆さんも探してみてくださいね。