間近に迫る夏休み。特に2022年の今年の夏は「子供パスポート半額」など、ディズニーランド、ディズニーシーへの旅行を計画している方も多いと思います。
しかし、連日の猛暑で「ちょっと行くのを悩んでいる…」と躊躇している方も多いと思います。
そんな中、今回はお金をかけずに「シンプルにできる夏ディズニーを乗り切るオススメポイント」攻略法10をご紹介します。
この記事のもくじ
①凍らせペットボトルはひと工夫で快適に!
「そんな事をみんなやってるんじゃないの?」と思うかもしれない、ペットボトルを凍らせて持参する方法。
ただ、ペットボトルはただ単にそのまま凍らせると、意外に「溶けずに現地でなかなか飲めない」と言う状況になる事も多いと思います。
そのため、「全部そのまま凍らせる」のではなく、「中身を6〜7割に減らして凍らせる」と言う事。

後から残りの液体を追加できる様に凍らせるのがポイント
しかも、ただ凍らせるのではなく、「ペットボトルを斜めに寝かして、縦半分が凍るようにする事。」
もちろん、抜いた液体は別に冷蔵庫で冷やしておき、朝、家を出発する時に、冷凍庫から出して、凍っている隙間に残りの3〜4割の液体を注ぎます。
そうすると、完全にガチガチのままではなく、パークに到着した時には飲みやすい具合になっていることも…!
だいたい家からパークまで1〜3時間程度の比較的近距離にお住いの方には有効な方法です。パークへの距離で凍らす具合を調節してみてくださいね。
②意外!「凍らせタオル」で全身リセット
そして、実は今回オススメしたい一番の対策。意外に使っている方が少ない?ありがたい夏ディズニー対策として、「凍らせタオル」があります。
こちらはパークに行く前日の夜に、「タオルを濡らして軽く絞った状態で、ビニール袋に入れて冷凍庫で凍らせておく事。
やる事はこれだけです。現地では保冷剤代わりにもなりますし、少し溶けた状態で顔や体を拭いたり、額や首筋にあてるだけでも非常にひんやりとして、火照った体をリセットする事ができます。
濡らすと冷えるクールタオルなどもありますが、凍らせてから無理矢理広げると生地を痛めてしまう事もあるので、ちょっと使い古したタオルのほうがいいかもしれません。
ポイントはあまり大きなタオルを使わない事。そしてジップロックなどの袋に入れて密封しておけば保冷効果も持続しますし、コンパクトで荷物にもならないと思います。
③保冷剤は凍らせペットボトル&タオルと一緒に
皆さんの家の冷凍庫に「なんとなくたくさん転がっている」という方も多いと思われる、持ち帰りのアイスやケーキ類などについてくる「小さな保冷剤」。
こちらを先程ご紹介した、「凍らせたペットボトル」や、「凍らせたタオル」と一緒に入れて持っていけば更に長持ちします。
もちろんこれ自体を暑い陽射しの中で、おでこや耳の下の頸動脈等に当てて、体を冷やすのにも非常に効果的。
小さいので荷物にはならない上に、宿泊する場合は洗ってホテルの冷凍庫に入れておけば翌日もまた使えます。
「でもちょっとデザインがね…」と言う方は、100円ショップに行けば可愛いデザインがたくさん売っていますのでこちらもおススメです。
④パークで過去に購入した「ランチバック」を活用
暑さ対策として、「保冷バック」や「小型のクーラーバック」を持っていくのが効果的な方法。しかし、園内ではちょっとそれも躊躇しちゃいますよね。
そんな中おススメなのはこの方法。これまでパーク内で販売された「スーベニアランチバック」を持っている方も多いと思います。
この中には裏側がアルミになっていて保温効果の高いものもあります。ここに冷えた飲み物や先程の凍らせタオルなどを入れて簡易クーラーボックス変わりに活用するのも効果的です。
もちろん、家から普通のタイプを持って行って、現地で新しいランチバックに変えるのもいいですよね。
保冷効果と可愛らしさが両立できる方法です。
⑤ペットボトルカバーは可愛さより「実用性重視」
パークのお土産としてもたくさん売っている、「ペットボトルカバー」。持ち歩くのにはやっぱり可愛らしいのがいいですよね。
しかし、ディズニーに限らず、「可愛らしいものはあまり保冷効果が高くない」というパターンがほとんど。
可愛さ重視ももちろん良いですが、キャンプグッズ売り場などで売っている、少し高め(800円〜1000円程度)の「保冷効果が高いペットボトルホルダー」をおすすめします。
単なるカバーは保冷効果はあまり考えられていませんが、キャンプグッズなどは保冷効果も高く、かなり冷たさが持続します。
⑥食事の時の「ドリンクの氷」を活用!
こちらは既にやっている方も多いと思いますが、「パークで食事の際に頼んだ、ドリンクの残った氷をペットボトルに入れる」事。
最近のパークの飲み物の氷は少し細く長めの氷になっている場所も多く、ペットボトルの口からも非常に入れやすくなっています。
入っていた飲み物の香りなどが気になる方は、一旦水洗いなどをするのもいいですね。
ちょっとせこい?と思われるかもしれませんが、本当に暑い真夏のディズニーパークではしっかり暑さ対策をする事が大切。
紙コップの一部を折って注げば氷に触れずに入れる事ができますので衛生的にも問題ないですね。
⑦クルマの場合はクーラーボックス持参で!
こちらは自家用車で来場する方に限りますが、車で行く場合は、大きめのクーラーボックスなどを持参して、上記でご紹介したような「凍らせたペットボトル」や「タオル」などの予備分を持っていくことが非常に効果的です。
現在の両パークは、屋内立体駐車場に誘導される事が多く、真夏でも直射日光が当たって車内がサウナ状態になる事も少なくなりました。
そのため、以前よりにもさらにクーラーボックスを持参することが効果的になっています。
先程の「凍らせ具合を変えたペットボトル」をクーラーボックスにいれて持参すれば、途中でキンキンに冷えたペットボトルを追加する事も可能です。
⑧気温の上がる午後からシアター系を回る
物理的に体を冷やすものだけではなく、こちらは「基本的なパークの回り方」。
暑さ対策として、「真夏の昼間の暑い時間帯には、シアター系や屋内ウォークスルー型のアトラクションを巡る」と言うポイントがあります。
エントリー(抽選)のショーは当選しないと見られないため、その辺りは選ぶことができませんが、この抽選も、「暑い午後の時間帯」を選ぶと効果的です。
抽選以外でも、比較的待ち時間が少なく、さらに長い時間空調の効いた屋内で過ごせるのはかなり大切。
午前中や夜などの涼しい時間帯ではなく、あえて陽射しの強い時間帯に見ることをお勧めします。
【参考】抽選ではないパークのシアター系&屋内ウォークスルーアトラクションなど
■ディズニーランド
・ミッキーのフィルハーマジック
・カントリーベアシアター
・シンデレラのフェアリーテイルホール
■ディズニーシー
・マジックランプシアター
・フォートレスエクスプロレーション(一部空調エリアあり)
・マーメイドラグーン(アンダー・ザ・シーエリア)
・タートルトーク
⑨少しでも良いので「仮眠」を取る!

こちらも特に車の方には有効な方法。その名の通り、「一度車に戻って、1時間程度の仮眠を取る」と言うことです。
真夏の暑い中を1日中動き回るのは、想像以上に体力と気力を消耗します。
そのため、おすすめなのはパーク内の気温が上がる、「昼過ぎから15〜16時位までの間に車に戻って、1時間程度しっかり仮眠を取る」と言うことです。
こちらは既に実施している方ならわかると思いますが、1時間程度仮眠を取ることで、体力と気力はかなり回復します。
また、車で来園していない場合は、なかなか園内で仮眠を取る事は難しいですが、混雑時間帯を避けて、暗くて静かなレストランの落ち着いたところで少し仮眠を取る事で同様の効果が期待できます。
ただ、食事の時間帯は避けて、他のゲストの迷惑にならない様な配慮もしっかりと…ですね。
⑩扇子は100円ショップの防水タイプが最強
「一番シンプルな暑さ対策」として有効なのは「うちわや「扇子(せんす)」。効果的なアイテムの1つですが、意外に忘れやすいものでもあります。
こちらの扇子でお勧めしたいのが、100円ショップに売っているもの。100円ショップに行けば、可愛らしいディズニーキャラの扇子などもたくさん売っています。
中でもお勧めしたいのが、「ビニール製などの防水タイプの扇子」。湿気や汗、水分などで、何がと湿りがちな扇子は、このビニール製であれば、丈夫で夏でも気にせず使う事ができます。
現在は水を撒くようなイベントはほとんどありませんが、夏のディズニーパークでは必須アイテムの一つといえます。
もす忘れてしまったら、イクスピアリに100円ショップのダイソーがありますのでこちらで調達もいいですね。
…以上、いかがでしたでしょうか?
とにかく暑い夏のディズニーリゾート。できれば暑さ厳しい時期を避けていくのが賢明ですが、なかなかそうも行かないもの。もし行かれるのであれば、しっかりとした夏対策が必要です。
また、こちらの記事「夏のディズニー必須の持ち物と服装は?暑いパークでの必需品紹介」では主に女性向けの夏ディズニー対策の記事がありますので、こちらもぜひ参考になさってくださいね。
毎日「暑い」パークですが、準備万端で文字通り「熱い」ディズニーパークを楽しんでくださいね。