アトラクションごとの傾向&攻略法【マジックランプシアター 】その1

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様々なタイプのアトラクションがそろっているディズニーシー。やはり中では絶叫系のアトラクションが人気ですが、多くのゲストが一度に見る事の出来るシアター系アトラクションも人気です。人数が多いので、待ち時間が短いのも魅力です。

そんな中、知っていると少しだけ得するポイントやアトラクションを楽しむ上での攻略法などについてのシリーズ企画。個々のアトラクションを紹介する「アトラクションごとの傾向&攻略法紹介シリーズ」。

今回はディズニーシーの奥地、アラビアンコーストにある、「マジックランプシアター」についてご紹介します。

現実と映像の見事なシンクロ!アドリブ満載で何度も楽しめるアトラクション

「マジックランプシアター」はアラビアンコーストにあるシアタータイプのアトラクション。こちらのシアターの最大の特徴は、単なるスクリーンで上映される映像を見るだけでなく、映像や特殊効果に加えて、実際の人間によるステージショーとの融合です。

また、映像は3Dなので、より一艘の臨場感が味わえます。また、もうひとつの特徴として、アドリブが多く入るので、季節や時期、「旬」のお笑い芸人のネタの一部や、パーク内でのイベントやショーの一部の言葉などが加えられたトークが入ることもあり、この部分は複数回見ても楽しめるようになっています。

そのアドリブ要素が多くあるのは、自称“世界で一番偉大なマジシャン”であるシャバーン。彼はこのアトラクションのメインキャスト。

三流マジシャンの彼は、その召使いである「アシーム」と、マジックをしながら旅をしています。そんなある日、アシームは「古びた魔法」のランプを拾います。このランプをこすると、なんとランプから魔人「ジーニー」が飛び出します。

しかし、そのジーニーをシャバーンに奪われてしまいます。願い事を叶える…といわれたシャバーンは、「世界一偉大なマジシャン」に変身する事ができました。

そしてジーニーの魔法の力を受けたシャバーンは、ジーニーとともにマジックで成功をおさめますが、その後はジーニーの人気ばかりが上がり続けます。

それが面白くなくなったシャバーンは、ジーニーをランプと一緒に「箱」に閉じ込めてしまいます。鍵をかけて閉じ込められてしまったジーニーを助け出す為に弟子のアシ-ムはその鍵を探している…というところからアトラクション(ショー)がスタートします。

ゲストはアトラクションの建物に入るとすぐに入口で「魔法のメガネ」を受け取り、室内へと入ります。この場所には中央に大きな「籠」が置かれており、中から顔を出すのが、「ベキート」というコブラ。

このベキートが、前述した様にこれから行われるショーの説明をしてくれます。これを聞いておかないとその後の物語がうまく繋がらないのでご注意を。

意外と長いショー時間。夕方から夜が比較的狙い目。

ショー自体は全体で約23分(前述のプレショー含む。シアターでのメインショーは約10分)と、他のアトラクションに比べて長め。プレショーエリアはイスが少ないですが、シアターではゆっくり座って鑑賞できます。

また、一度の定員が約320名と多いのですが、逆に回転があまり良くないので、ディズニーリゾートの他のシアター形式アトラクションと比べると待ち時間は長くなる事が多いです。

また、待ち時間は実質的に次回、若しくは次々回の公演が終わるまで、となりますので、スタンバイ列の動き方は「一気に動く」か、「ずっと動かない」の二通りといったイメージです。

ただ、平日であれば待ち時間は30分以下がほとんど。普段の週末で4~50分、混雑日は60分超えも珍しくないですが、さらに入園制限クラスの大混雑日は90分前後になることもあります。

また、ファストパス対象アトラクションでありますが、平日や空いている日は発券していない事も多くあります。さらにこのアトラクションの特徴として、ファストパスの時間の刻み方が短いという事があります。

もちろん取る時間にもよりますが、「乗れる時間」が、「発券した時間から30分後と短い場合」や、対象時間が短い事もあるなど、他のアトラクションのファストパスの時間の推移と異なる事もあります。

あまり気にしない部分ですが、発券機の上にあるファストパス対象時間をよく確認してから取るようにしてください。アトラクションの内容としては、お子さんも楽しめる内容ですので、幅広い年代で楽しめます。

また、このアトラクションの立地がパークの奥である事などから、他のアトラクション以上に、夜になると待ち時間が減ってくる傾向があります。

元々アラビアンコーストはそうした傾向があるのですが、昼間の長い待ち時間の時には並ばずに夜になってから行くと、ほとんど待たずに入れる場合もあります。

ちなみに建物内に入場したら、次のシアターは「右奥」の位置になります。このあたりにいると次のシアターにスムーズに移動できます。その入口の左側がシアターの前方の席になります。

よく見ると、隠れミッキーならぬ隠れジーニーがあちこちに!

所狭しとげストの前で動き回る魔人ジーニー。彼はスクリーンやステージの上だけでなく、実は意外なところにもその姿を表しています。

これも魔力のひとつなのかどうかはわかりませんが、例えばここ。アトラクションの建物に入る直前、建物に囲まれた空間があります。

ちなみにこの建物は、「宮殿の中庭に張られたテント」と言う設定。シャバーンによる初めてのワンマンショーがこれから行われるという設定です。

この上部に飾られているタペストリーにご注目。シャバーンが描かれているこの絵、この「隅」をよく見てみると、ジーニーの姿が隠れている事がわかります。

また、その建物に入って中央に前述のベキートがいる籠がありますが、その周囲に置かれた壷の模様には…こちらにも姿を変えたジーニーが隠れています。

この隠れジーニーはパーク入口のチケットブース脇にあるアトラクションのポスターにも書かれています。こちらは簡単に見つけられますのでぜひどうぞ。

さらに実はジーニーだけでなく、ここでベキートが説明をしてくれるときに流れている映像の中には、実は映画「アラジン」に登場する、ジャスミンとサルタン王が一瞬だけ登場するんです。

どちらも気にしていないと意外に見つからない部分ですので、次回行かれた時はぜひ探してみてくださいね。また、このアトラクションは前述したとおり、アドリブがいろいろあるのも楽しみのひとつ。

もちろん隠れミッキーのありますが、こちらは映像内の、ほんの一瞬だけ登場します。それが下の写真。ジーニーが途中で化学式の様なものを各シーンがあります。

その時、中央付近には一瞬だけ隠れミッキーが…!こちらは気にしていないとすぐに消えてしまうので、ご注意を。

また、シアター内に入場すると、アシームがジーニーが閉じ込められている箱の鍵を探しているのですが、ここで家の鍵や車の鍵などを差し出すと、その都度リアクションをしてくれるのでこちらもなかなか楽しいです。

中には「自作」の鍵を出す方なども稀にいたりしますので、他のゲストの迷惑にならない範囲でいろいろ楽しむのもいいかもしれませんね。

ちなみに同アトラクションはフラッシュ撮影や液晶画面を使用しての撮影が禁止ですのでご注意を。また、ここは.字幕表示シス

テムが導入されており、聴覚に障害をお持ちの方も、字幕表示できる専用ツールが用意されています。利用の際はキャストにご確認を。

ABOUTこの記事を書いた人

DヲタのWEBライター。TDRハックの他に、 個人ブログ「TDRな生活」や「株式会社ぴあ」の「ディズニー特集 -ウレぴあ総研」で多くのTDRにまつわる記事を執筆。7冊のディズニー関連書籍の著者でもある。近著に「ひとりディズニー50の楽しみ方」 (サンクチュアリ出版 )。…慌てず急がず、ゆっくりゆったりとパークを散策しながらお酒を楽しむのが好きです。

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