2023年4月15日から開始する東京ディズニーリゾート40周年。そこでのメインパレードとなる「ディズニー・ハーモニー・イン・カラー」がいよいよ開催されます。
そんな中、今回パレードとしては、初めてとなる単独の有料鑑賞エリア、ディズニー・プレミアアクセス(DPA)が4月15日から登場します。
その実際の場所や範囲、有料席でないと見えにくいのか?メリット・デメリットは?など、2500円のDPA購入の際の参考になる情報について触れてみたいと思います。
この記事のもくじ
バケパ以外での有料鑑賞エリアとしては初
有料の「ディズニー・プレミアアクセス」はこれまでは人気アトラクションや、ディズニーシーのナイトハーバーショー「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」で導入されてきました。
そんななか、今回はアトラクションやショーでなく、昼間のパレードとして、バケーションパッケージを除いて、初めて有料鑑賞エリアの登場となりました。
詳細は公式サイトのこちらのページに記載されています。
何かと時間に縛られるパーク。長い時間、場所確保に時間を取られないメリットは非常にありがたいですね。
対象エリアはプラザのパートナーズ像裏付近
こちらのパレードの有料対象エリアとなるのは、プラザと呼ばれる、パレードルート全体のほぼ中心に位置する、ミッキーとウォルトディズニーの像(パートナーズ像)の周辺のエリア。
もともと象の裏側に設置されていたバケーションパッケージ専用の観覧のエリアの少し下がった部分から、やや右寄りのエリアと言うことになります。
この位置は、過去に行われていたパレードでの停止エリア(2ND)であり、シンデレラ城を背景に見ることができるなど、比較的見やすいエリアでもあります。
パレードは視界の左側から、そして緩いカーブの外側なので視界はそれなりに広い場所です。
ただ、シンデレラ城に向かって右側付近の場所は植栽で城が隠れる部分もあるのでご注意を。
1人2500円、最前列確保なら安いけれど?
こちらのディズニー・プレミアアクセス料金は1人2500円で大人も子供も同料金です。単純に4人家族なら1万円とかなり高額になります。
ちなみに「ディズニー・ハーモニー・イン・カラー」以外にも、夜のパレード、「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」でも導入されます。
これらのパレードの有料化ですが、過去には「抽選で観覧するエリア」というのは設けられたことがありますが、有料エリアとしては初めてとなります。
具体的には、公式サイトには以下の表記があります。
■鑑賞エリア内での鑑賞位置は、あらかじめ指定(当日は足元のしるしに合わせて鑑賞)
■鑑賞位置番号は、ディズニー・プレミアアクセス購入完了後に画面に表示
当然のことながら、最前列が確保されると言うことではありません。場合によっては、座り見の後方になる可能性もあり、実際に有料化の特別感があるのかが気になるところですね。
本当に好きな場所で見たいなら…自分で確保が有効
公式サイトの図を見る限りでは、有料鑑賞エリアだからと言って、パレード鑑賞のベストポジションとは言い切れない部分もあります。
そうした面からも、ある程度パークに慣れた方にとっては、これまで通り、「自分の好きな位置で最前列を確保して待つ」と言う方が良いのかもしれません。
一方、「時間の余裕があまりない、遠方からのゲスト」や、「まだパークに慣れていない方」は、タイムパフォーマンスを優先して、プレミアアクセスを購入するメリットがあるかもしれません。
空いている時期は不要、混雑時期は有効
この40周年から開始の「ディズニー・ハーモニー・イン・カラー」は言うまでもなく、40周年のメインコンテンツ。
開始当初はそれなりに混雑が予想されますので特にゴールデンウィークや週末の混雑日はディズニー・プレミアアクセスは有効かもしれません。
しかしながら、この4月から初夏にかけてはパークは比較的混雑が落ち着く時期でもあります。特に4月は平日を中心に比較的パークは空いている時期。
特にステージショーでは無いのでかなり広範囲で見られる場所もたくさんあります。開始当初の様子を見ながら購入でもいいかもしれませんね。