アトラクションごとの傾向&攻略法【海底2万マイル 】

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様々なタイプのアトラクションがそろっているディズニーシー。言うまでも無く人気アトラクションは待ち時間が長くなりやすい事が多いですが、ファストパス対応アトラクションであっても比較的短い待ち時間で楽しめるものも存在します。

そんな中、知っていると少しだけ得するポイントやアトラクションを楽しむ上での攻略法などについてのシリーズ企画。個々のアトラクションを紹介する「アトラクションごとの傾向&攻略法紹介シリーズ」。

今回はミステリアスアイランドにあるアトラクション、「海底2万マイル」についてご紹介します。

ミステリアスアイランドの代表格ですが…比較的空いているアトラクション。

「海底2万マイル」はミステリアスアイランドにあるアトラクション。これはフランスの小説家ジュール・ヴェルヌの作品、「海底二万里」をモチーフにしたアトラクションです。

ミステリアスアイランドを代表するアトラクションでありますが、他のアトラクションと比べて特徴的なのは実際にゲストが体験する部分は外からは見えない場所にあり、大きな建物等ではないので、全体像がわかりにくいという事もあります。

ゲストは潜水艦型のライド、小型潜水艦「ネプチューン号』に乗って海底を進みます。もちろん、実際に水中に潜るわけではありませんが、様々な演出や効果がなされており、実際に水中を進んでいるようなリアルな体験ができます。

この物語はゲストは「ネモ船長」が造った小型の潜水艇に乗って、海底探索に向かいます。かつて、高度な文明を誇った大陸があり、海底に沈んだ大陸の人々は、ある説によると生き延び続け、次第に水中の環境に適応していった…という話があります。

ネモ船長はその調査に参加してくれる、勇敢なクルーを募集しており、ゲストはそれに参加する事になります。それぞれの小型潜水艇の窓部分にはサーチライトが装備されており、船内の窓下にあるレバーで自由に操作する事ができます。

この潜水艇は物語上は、コントロールセンターからの遠隔操作で動いています。しかし、海底で不気味な巨大な生物に襲われてコントロールを失ってしまい、海底へと沈んでいくのですが…。

こちらのアトラクションはミステリアスアイランドにあるデッキ部分の入口から入りますが、螺旋状の通路を下り、ライドの乗り場へと向かいます 。

アトラクション入口はエリアに入るとすぐにわかりますが、実際に乗り場につくまでは少々歩きます。外からは並んでいないように見えても、見えない下部分に多くのゲストが並んでいる場合がありますのでご注意を。

アトラクション乗車時間は約5分、一台の潜水艇につき、6名が乗車できます。潜水艇内には大きな窓が三ヶ所あり、それぞれの前に2人がけのイスがあります。

この三ヶ所の窓は「正面」と、その「右」と「左」にあり、それぞれの窓から見える風景はそれぞれ異なっているので、複数回乗っても違う風景を見ることもできます。

ゲストはライドに乗って海中へと潜っていきます(実際は潜っておらず、上にあるレールを移動している)が、潜る演出の時に強い光や振動があります。

その後も基本的に暗くて狭い空間を移動していく事になり、途中退出は緊急時を除いて基本的にはできませんのでご注意を。小さなお子さんには怖い雰囲気だと思います。

窓から見える風景は海の生物や、廃墟となった古代文明の石像、遺跡など。少し出っ張った窓からは海底の様子がよく見えます。

スタンバイは短め。ファストパスは取らないほうがいい??

パークのほぼ中央に位置すると言ってもいいこちらのアトラクション。パーク内のどの場所からも比較的移動はしやすい場所にあります。

待ち時間はファストパス対象のアトラクションの規模の割には少なめ。平日ならは10分程度、普段の週末でも60分を越える事はあまりありません。

入園制限になるくらいの大混雑日には150分近くなる事もありますが、それほど長くは続きません。そのため、ファストパスも比較的遅くまで残っているアトラクションです。

また、エリアのメイン的位置付けのアトラクションでありながら、空いている時期や平日は発券自体を朝から行っていない場合も多くあります。

そのため、もちろんその日の混雑状態にもよりますが、急いでファストパスを取らなくてもいい場合が多いです。他のアトラクションを優先的に取った方が効率的です。

ディズニーシーの中でのジュール・ベルヌの世界観は似合っている雰囲気もありますが、こちらアトラクションはスリルライドではなく、お子さん向けのライドでもなく、人によってかなり好き嫌いが分かれている印象もあります。

個人的感覚ですが、ファストパスを使ってアトラクションをできるだけに乗りたい場合はこちらは発券していたとしても比較的後回しでもいいかと思います。

ちなみにこの潜水艦に付いているサーチライトは当初はありませんでしたが、ディズニーシーのグランドオープンから約3年後にリニューアルで追加されました。

また、その後のリニューアルでは潜水艦の模様替えなどのほかに、隠れキャラクターが追加されました。それは隠れミッキーならぬ、「隠れニモ」。

ご存知、ディズニー映画「ファインディング・ニモ」に登場するカクレクマノミという魚です。こちらはしかもライドに乗って出発した直後、左側の窓からしか実質的には見る事ができません。出発してすぐ左側を見ていてくださいね。

ちなみにライドの座る位置は基本的には選べませんが、どうしてもという希望があれば、順番は後ろにずれますが、少し待って案内してくれる事があります。

当然と言えば当然ですが、やはり座席は進行方向に視野の広い、真ん中がオススメです。

また、ほとんどの方が気がついていないかもしれませんが、このライドには様々な計器が内部に付いています。実はこの計器もライドの動きに連動して動いているんです。

特に窓の上のにある酸素メーターは潜水艇の進み具合によって、少しづつ酸素が減っていく様子が表されているんですね。また、途中で巨大生物に電撃をするシーンでは針が大きく動くなどの演出もあります。

また、アトラクションに並ぶときの列ですが、かなり混んでいる時にしか見られない場所もあります。それは乗り場の奥にあるネモ船長の書斎。

机の上にはミステリアスアイランドの海図らしいものや、研究に使うであろう道具や何かのサンプルのようなものなどが置かれています。

好みは分かれますが、以外に奥の深いアトラクションです。

ABOUTこの記事を書いた人

DヲタのWEBライター。TDRハックの他に、 個人ブログ「TDRな生活」や「株式会社ぴあ」の「ディズニー特集 -ウレぴあ総研」で多くのTDRにまつわる記事を執筆。7冊のディズニー関連書籍の著者でもある。近著に「ひとりディズニー50の楽しみ方」 (サンクチュアリ出版 )。…慌てず急がず、ゆっくりゆったりとパークを散策しながらお酒を楽しむのが好きです。

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