【ディズニーシー】列並び中の突然の体調不良。声がけ女性ゲストへのお礼の手紙

ライター:

東京ディズニーシーで列に並んでいる際の突然の体調不良。たまたま前に並んでいた他の女性ゲストの対応、そしてその後の心のこもった温かいお礼がSNSで話題となりました。

突然の体調不良に手を差し伸べたのは…

ディズニーシーのアブーズ・バザールの待機列に並んでいたみにさん(@323232minnie)。

突然の体調不良に見舞われ、前に並んでいた一般のゲストさんがその様子を察知し、声をかけます。その時の様子、そしてその方に改めてお礼がしたいという、みにさんの気持ちのこもったツイートが多くの人の胸を打ちました。

以下、ご本人の承諾を得たうえで、ツイートの全文を紹介させていただきます。

「きちんとお礼が言えなかったので、ご本人に届いて欲しくて綴ります。

昨日、アブーズバザールのゲームをやりたくて、85分待ちの列に並んでいる最中に急に具合が悪くなりました。

私は元々低血圧で、急な血圧の上昇があると失神する体質です。
(※迷走神経反射と言います)

因みに、朝から余り食べてはいなかったのと、美味しい匂いがしてくると食べたい思いはあり、変だなと思ってはいました。

眩暈まではないものの、立っているのが少しキツく、時々椅子に座ったりしゃがんだりすると和らぎました。

生あくび(眠くないのに出るあくびの事)が15秒毎に出て来たのですが、経験上、生あくびが出る時は決まって血圧が下がって来ている事が多かったので、今回もそうだと感じました。

また、失神する時の感じは自分が1番解っているので、今回は大丈夫だろうと高を括っていました。

すると、前に並んでいた女性の方が、起立性の低血圧と低血糖だと思うから、少し休みなさいと話し掛けて来たのです。

何と看護師さんで、私達の会話を一部始終聞いていて、症状から疑われる事と処置の仕方を教えて下さいました。

本当は横になって足を曲げて休むのが良いのだそうですが、場所が場所だったので、壁に背中をつけて座って足を曲げての対応となりました。

救護室へ、とキャストさんからの案内がありましたが、看護師さんが暫く休めば大丈夫だからとお話して下さり、列を少し離れて休む手筈を整えて下さいました。

休む私に、看護師さんは血糖値を上げる為に少しでも良いから口に入れなさいと温かいロングナンを、また気持ちが悪いみたいだからお守りがわりにとジップロックを、ゆっくり舐めてと飴(タイムリーな佐久間ドロップスでした)も下さいました。

暫く休むと生あくびも大分出なくなりました。

無事にゲームを終えて自力でホテルまで帰る事が出来ました。

ロングナンも子供ととても美味しく頂きました。

ご家族と過ごす休日だったであろう日に、心身共にケアして下さり、本当に有難う御座いました。

あの時声を掛けて下さらなかったら、もっと体調が悪化してその後のビリーヴも観れなかったかもしれません。

子供との楽しい思い出を胸に帰路に着きました。

こんなに温かい気持ちでパークを後にしたのは初めてです。

重ねてお礼申し上げます。

ご本人に届きます様に。」

ゲストの看護師さんのおかげで、具合が悪くなったことも含め、良い思い出になったとのこと。

ゲスト同士のトラブル、マナー違反などのニュースばかり目立ってしまう昨今の東京ディズニーリゾートですが、このような心温まるエピソードもパークのどこかで毎日起きているのかもと、そんな気にさせてくれるようなお話しでした。

みにさん、お話しのシェアありがとうございました。

ABOUTこの記事を書いた人

ディズニーブログ「TDRハック」のファウンダー&ディレクターです(2012月5月〜)。ディズニーリゾート、ディズニーの世界の魅力を伝える記事を執筆しています。

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