3月24日、オリエンタルランドはメルカリと「安心・安全な取引環境の構築に向けた覚書」を締結し、より多くのゲストにディズニー関連商品が手に入りやすくする対策を発表しました。
東京ディズニーリゾートとメルカリが連携
東京ディズニーリゾートはこれまでも、不適切な転売対策として様々な対策に取り組んできましたが、フリマサイトの人気も相まって、転売の問題は止まることはありませんでした。
今回、両社は、「安心・安全な取引環境の構築に向けた覚書」し、さらなる転売対策に取り組むことになりました。
<東京ディズニーリゾートの対策>
- メルカリへ特定商品の情報や発売情報などの提供
- 東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイトなどでの注意喚起
<メルカリの対策>
- TDR関連商品の取引に対する「メルカリ」アプリ上などでの注意喚起
- メルカリの利用規約に違反する特定商品の出品への削除対応の実施
メルカリの利用規約違反とは?
メルカリは、基本的には不用品の売買サービスなので、営利目的で仕入れをして出品する行為は利用規約違反となります。
もしメルカリで営利目的で商品を出品する場合、古物商許可を取得しなければいけません。
今回の提携で、メルカリにおける悪質な転売行為が大幅に減ると予想されます。
また、この発表を受け、一時的にメルカリの株価は反落しました。
ディズニーリゾート関連商品の主要な転売プラットフォームがメルカリということで、今回の取り組みはゲストにとって歓迎すべきことでしょう。