【朗報】 ディズニーランド・シーで撮影時のマスクが解禁!気になる注意点は?

ライター:

新型コロナウィルスの影響で、様々な制限運営を余儀なくされている東京ディズニーリゾート。

そんな中、「遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」の改定により、マスク着用義務について変更がありました。

今回はその詳細と今後の注意点について考えてみたいと思います。

ガイドライン改定で撮影時マスク着用が緩和

各遊園地やテーマパークなどが加盟する、東西の遊園地協会等(※)が発表した、「遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」がこの度改正になりました。(※東日本遊園地協会、西日本遊園地協会、株式会社オリエンタルランド、合同会社ユー・エス・ジェイが加盟)

これにより、マスク着用の義務等が緩和され、東京ディズニーリゾートでも今後の対応について、8月29日に以下の発表がありました。(公式サイトへのリンクはこちら。)

(画像は東京ディズニーリゾート公式サイトより引用)

これによると、「屋外で人との距離(2m以上を目安)が確保できる場合、もしくは他者と距離が取れない場合であっても会話をほとんど行わない場合(写真撮影時等)には、マスクをはずしていただくことも可能です。」

これまでも段階的に緩和されてきた部分ですが、今回は仮装の時期を間近にして、大きな変更となりました。

注意したいのは「完全に緩和されたわけではない」

今回の変更では、一見するとマスク着用に対してのかなりの緩和の様に見えます。

これまではご承知の通り、例え家族やカップル、同グループでの撮影でもマスク着用が必須でした。

しかし、こちらを見ると撮影時は外しても可能となりました。これはかなり嬉しい事ですよね。

しかし、ここで注意したいのは、逆に読み込むと…

■屋外でも人と2m以上の距離が取れない場合
■屋内
■会話をする場合
■撮影時以外

…は、「まだマスクが必要」と言う事になります。

特に間違いやすいのは、撮影時以外のルールは基本的に変わっていないと言う事。

今回のこの変更は、ネットニュースやSNSなどでも話題になっています。

しかし、しっかり中身も読み込まないと、単純に「撮影する時はもうマスクしなくてもOK!」と受け取られやすいですが、上記に従うならば、確実に会話をする、家族やグループ、カップルでも撮影時や食事以外は基本的にこれまでと変わらないという事でもあります。

自分にとって都合の良い理解をしやすい所ですが、注意したい所ですね。

キャラターグリーティングにも変化が?

これらの緩和ですが、マスクの着用だけでなく、キャラクターグリーティングについても変更が記されています。

こちらでは明確に外してもOKとは書かれていないものの、「※屋外・屋内問わずキャラクターグリーティングにおける写真撮影については、キャストの案内に従ってください。」との記載になっています。

これは臨機応変な対応も含めて、今後は色々と変わってくる可能性もあります。

しかし、これまでのパークではこのキャラクターグリーティングは神経質過ぎるほど、その距離感と接触には厳しいルールで行われてきました。

そう簡単に今までのルールが一気に変わることは難しいと思うので、段階的に変わっていくものと思われます。ルールには従って楽しくグリーティングしたいものですね。

緩和された事で起きる「問題」

このありがたい変更は素直に嬉しい所。特にこれからのハロウィーンの仮装の季節は、こだわりの仮装をされる方も多くなる時期。

特にフル仮装でマスクも無しでOKになると考えると、かなりの進歩と言えます。

しかし、この先に確実に起こると思われるのが、そうしたルールを守らない方が増える事で生じる問題

ディズニー・プレミアアクセスまだ許されている範囲には限りがありますが、例えばそれを逸脱した「喋りながらの動画・写真撮影」や「撮影時、食事時意外でのノーマスク」など。

また、これまでも何度かありましたが、「マスクをしない事を推奨している方々」が「真夏の暑い中をマスクさせるのはおかしい!」と言う事などで話題にもなりました。

あくまで今回も「条件付きの緩和」。そこをしっかり受け止めないとまたトラブルの元になる可能性があります。

定めたルールに従えないのなら「行かない」と言う選択肢

度々繰り返されるマナーやルールの問題。しかし、よく言われる様に、東京ディズニーリゾートは「何でもありの場所」ではありません

その方の信条や思想がどうであれ、パークが定めたルールに従って楽しめないのなら、来園すべきではなく、それが納得できないのなら「行かない」と言う選択肢もあるはずです。

様々な方が様々な主張をするのはわかりますし、それについてはその人の考え方であり、他人が否定する事ではないのかもしれません。

しかし、そうした様々な方が主張をされる事と同じく、「ルールを守って楽しもうとしている方の権利も守られるべき」ですよね。

皆さんご存知の通り、チケット購入時には「パークが定めるルールに従う事」に了承しないと先には進めません。

様々な少しづつ規制は緩んできたとは言え、まだまだ根本的に終わったわけではない、新型コロナウイルスの影響。

その辺りはしっかり守りたい所ですよね。

終わりではない新型コロナウイルスの影響

私たちはこれまで長い時間、我慢の日々を送ってきました。

新型コロナウイルスに関しては色々な意見がありますが、この「大切にしたい場所」があるのは、そうした我慢をしながらルールを守ってきた皆さんのおかげであると言っても良いと思います。

そんなこれまでの我慢と努力を無駄にしない様に、決められた事はしっかり守って楽しみたいですよね。

長い長いコロナウイルスの影響から、今回やっと道筋が見えた大きな一歩。それをこれからも大切にしていきたいものです。

ABOUTこの記事を書いた人

DヲタのWEBライター。TDRハックの他に、 個人ブログ「TDRな生活」や「株式会社ぴあ」の「ディズニー特集 -ウレぴあ総研」で多くのTDRにまつわる記事を執筆。7冊のディズニー関連書籍の著者でもある。近著に「ひとりディズニー50の楽しみ方」 (サンクチュアリ出版 )。…慌てず急がず、ゆっくりゆったりとパークを散策しながらお酒を楽しむのが好きです。

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