【ディズニーシー】新テーマポート「ファンタジースプリングス」を解説!押さえておくポイントは?

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東京ディズニーシーの8番目の新テーマポートとなる、「ファンタジースプリングス」がついに、2024年6月6日にグランドオープンとなる事が決定!

2001年の開業以来、最大規模となる開発を経て、ついに東京ディズニーシーが大きく進化を遂げ、新たな物語がスタートします。

そんなますます期待が高まるところですが、その新エリアの体験には「注意すべき点」もいくつかあります。今回はそんなところに触れてみたいと思います。

2024年6月6日にグランドオープンが決定!

(画像は公式サイトより引用)

待ちに待った、東京ディズニーシーの8番目のテーマポートのオープン日がついに決定となりました。

新型コロナウイルス感染予防の影響で、延期が繰り返されていた同エリアですが、ここに来てやっと最終的なスタート日が決まりました。

最新のオープン予定は「2024年春」という予定でしたので、東京ディズニーリゾート(ランド)のグランドオープンの4月15日では…と言う予測も多くありましたが、6月6日に決定。

しかしながら、この時期は「梅雨の時期」でもあるので、オープン日前後の天候も気になる所ですね。

入場には「スタンバイパス」や「DPA」が必須

(画像は公式サイトより引用)

この新エリアですが、今回の発表前から懸念されていたように、パスポートチケットを購入しただけでは入場できず、「スタンバイパス」や「ディズニー・プレミアアクセス(DPA)」が必要となりました。

こちらはある程度その予想がされていましたが、今までの他の通常のエリアのように、「パークに入ってから、いつでも好きなときに自由に行き来ができない」と言う形になるようです。

ある程度予想されていたところではありますが、この部分にはかなり注意が必要です。

もちろん、それに併せて確実に入場が可能な「バケーションパッケージ」の販売が行われるのは間違いないですが、一般ゲストとしては「自由に入れる保障がない」と言うところに注意が必要です。

(画像は公式サイトより引用)

例えば、2020年9月にオープンした現在の東京ディズニーランドの「美女と野獣“魔法のものがたり”」のアトラクションも開始当初はエントリー(抽選)などの運用が続きました。

今回の新エリアも落ち着くまでは、しばらく同様のケースで実施されると考えられます。

そのため、オープンしたからと言ってそれを目当てに来場しても、「最悪の場合エリアにも入れない」、「アトラクションも乗れない」と言うケースもありますので充分注意が必要です

「課金する事」を前提に考えた方がいい?

(画像は公式サイトより引用)

お伝えしたように、このエリアに入場するためには、スタンバイパスやDPAを事前に取得する必要があります。

それでなくても、最近は大人のワンデーチケットは高い時は10,000円を超えたディズニーリゾート。できれば、課金等をせずに楽しみたいところですよね。

(画像は公式サイトより引用)

もちろん、スタンバイパスは無料で取得が可能ですが、注意したいのはおそらく「かなり早い段階でなくなってしまう」と言うこと。

これまでの人気のアトラクションのファストパスやスタンバイパスも早い時間になくなることが多かったため、今回も特に注目すべき新エリアですので、かなり速い時間になくなっていく可能性があります。

(画像は公式サイトより引用)

参考までに、筆者が体験した中でご紹介すると、現在ディズニーシーで一番人気と言っていい「ソアリン : ファンタスティック・フライト」のグランドオープン初日(2019年7月23日)のファストパス(当時)は、開園から8分程で無くなりました。

もちろん、今回はアトラクションも分散しているため、そこまでひどくなる事はないと思いますが、「スタンバイパスを取るよりも、課金して確実に入れることを前提」と考えて、予算を用意して行動した方がいいかもしれません。

「体験できないケース」も想定を

(画像は公式サイトより引用)

お伝えした通り、入場するためには、事前の準備と心構えが必要な新エリア。もちろん、朝早くから入園できない場合は、それらが取れないことも想定しておく必要があります。

特に最近の東京ディズニーリゾートはアプリやこうしたシステムを理解していないと現地に行って何もできない…と言うケースもあります。

今回もまだ詳細は発表になっていませんが、新エリアの一度入場したとしてもアトラクションに乗れるとは限らない場合も考えられそうです。また乗れたとしても、複数乗れるのか微妙な状況です。

そのため、オープン当初は体験や入場ができないケースも想定してパークの予定を考えておく必要があるかもしれません。

あえて少し落ち着いてから行く方法も

言うまでもなく、オープンからしばらくは人気が続きそうな新エリア。できれば早く体験したいところですが、確実に混雑が続くものと予想されます。

その混雑期間はおそらく半年から1年程度はあると思われます。逆に言えば、それくらいを過ぎればある程度混雑も落ち着いてくるとも言えます。

そうした事も考え、あえて特に急がずに、その間はむしろ他のエリアは比較的着くと思われますので、そこをじっくり楽しんだり、しばらく落ち着いてからゆっくりじっくり楽しむ…と言うことも1つの方法ですね。

滞留可能エリアは「意外と狭い」?

(画像はGoogle マップより)

こちらの新エリアですが、現在は工事中の様子を外からリゾートラインなどで眺めることができますが、全体の様子は見えにくい部分もあります。

上の写真を見ると、赤枠の部分が新エリア。既存の東京ディズニーシーパークの約3分の1程度を占めているともいえます。

(画像はGoogle マップより)

しかしながら実際にゲストが滞留できるエリアは黄緑の楕円の部分であり、ホテルやアトラクションの建物を除くと、実はそれほど大きなエリアではないとも言えます。

開始当初はほとんどのゲストが一気に集中すると思われ、しばらくは狭き門でもあるとも言えますね。

工事が開始する前、2016年の様子

ちなみに上の写真は、工事が始まる前の2016年に「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」の最上階(12階)から見た様子。

この当時はまだその計画も発表されておらず、ここにまさかの新しいディズニーシーのテーマポートや巨大ホテルができるとは、この時は全く想像していなかったですよね。

2020年8月の様子

東京ディズニーシーの2001年のグランドオープンから初となる、新たなテーマポート「ファンタジースプリングス」の登場。

イメージ的には、これまでのディズニーシーとな少し異なったコンセプトの新たなテーマポートとなりました。

ますます進化と変化を遂げる、東京ディズニーリゾート。オープンまでまだ半年以上ありますが、とても楽しみですね。

ABOUTこの記事を書いた人

DヲタのWEBライター。TDRハックの他に、 個人ブログ「TDRな生活」や「株式会社ぴあ」の「ディズニー特集 -ウレぴあ総研」で多くのTDRにまつわる記事を執筆。7冊のディズニー関連書籍の著者でもある。近著に「ひとりディズニー50の楽しみ方」 (サンクチュアリ出版 )。…慌てず急がず、ゆっくりゆったりとパークを散策しながらお酒を楽しむのが好きです。

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