東京ディズニーシーホテルミラコスタ。言わずと知れた、東京ディズニーシーに隣接した豪華な海を望むホテル。
ハーバー側(海側)に泊まった場合、深夜や早朝にパークの中の様々な作業の風景などを見ることができます。
今回は筆者がこれまで泊まって見かけた「ミラコスタからの風景」をご紹介したいと思います。ただ、「パークの裏側の現実的な部分」ですので、イメージを大切にしたい方はご注意くださいね。
この記事のもくじ
深夜に行われるホースを使った清掃
東京ディズニーリゾートの両パークでは、すべてのゲストが退園し、閉園時間を過ぎてしばらくしてから深夜に清掃作業が始まります。
「清掃」と言うと、ほうきやちりとりなどでパーク内を掃く姿を想像しますが、このディズニーリゾートはちょっと変わった清掃の仕方が行われています。
それは「ホースと水を使って水圧でほこりやゴミを片付ける」事。ゲストが歩くほとんどの通路はこのホースによって清掃が行われます。
確かにほうきなどを使うより、効率的でなおかつ衛生的な方法ですよね。
各種の不具合等の点検
そして閉園時間内には様々な作業も行われます。これはタイミングにもよりますが、例えば園内の電球であったり、大小様々な不具合等も基本的にはこの短い閉園時間の間に全て直されます。
例えば上の写真、「ホテルミラコスタの電球の表示」を高所作業者で補修や交換、点検する場面。
もちろん低い所だけでなく、こうした高所作業車を使って行う部分もあるのですね。
細かなところまで行われる清掃
「清掃の行き届いたパーク内の綺麗さ」には定評がある東京ディズニーリゾート。基本的にゲストが触れる部分に関しては、特に丁寧に清掃が行われています。
写真は階段の脇の手すりを拭き上げるキャスト。しかも屋外部分は夜露で濡れている事も多い為、開園が近い時間帯に行われる、と言うこだわりがあります。
特に現在はコロナウイルス感染予防の為に、清掃だけでなく、消毒も必要なため、非常に手間のかかる作業を行ってくれているのですね。
植木等を入れ替えるキャスト
パーク内は行き届いた清掃だけではなく、美しい木々や花々も特徴です。ただ、こうしたものももちろんキャストの手によって植え替えられたり、きっちり管理がされています。
ご覧の様に、こちらはトラックを使って花の植え替え作業を行う様子。こうした方々のおかげで美しい木々や花々をパーク内でも楽しむことができるのですね。
ショーウインドウを入れ替える作業
続いては、各ショップなどにあるショーウインドーを入れ替えると言う、ちょっとレアな作業。
ご覧の場所はメディテレーニアンハーバーにある、「イル・ポスティーノ・ステーショナリー」。
ちょっと地味な場所なので気がつかない方も多いと思いますが、ここも季節のイベント等に合わせてディスプレイが変わっています。
また、ここには季節のものが置かれない演出のディスプレイもありますが、これらも位置が変わっていたりすることもあるので、前回から時間が空いてきた時はぜひまた覗いてみてくださいね。
「非現実の世界」を走るトラック
ご覧の通り、開園時間前はパーク内のゲストが歩く通路をトラックや自家用車の作業者が通行することもあります。
もちろんこれはお仕事をされている方ですが、パーク内を車で走れるなんて、なんだかちょっとなかなかできない経験ですよね。
ちなみに上の写真のトラックが走っている場所は、ソアリンがまだない時のもの。またこれは別の意味でレアな画像かもしれません。
この様にパーク内は様々な自動車が走ったりしています。普段は人が歩く状態しか見ていないため、こうしてみると、かなり道幅も広い場所と言うことがよくわかりますね。
もちろん現実的には絶対に無理ですが、「パークの中を車で走れるバケーションパッケージ」なんて言うプランがあったら最高ですよね。
普段目にしない所にまで行き届いた細かな配慮
続いてはこちらはハーバー拡張前の様子ですが、何やら自転車のキャストが船のプロップス(小物)を確認している様子。
ただパーク内を走っているだけではなく、こうした細部にまで行き届いたチェックはさすがですね。
パークには様々な状況が起こりえます。例えば上の写真、「何気ない作業の光景」に見えますが、よく見ると左側のショップの屋根部分がわずかにめくれてしまっているのがわかります。
こんな細かな部分までも、しっかり見つけて開園前に全てチェック、修正するその姿勢はすばらしいですよね。
…以上、ホテルミラコスタに泊まった時に見えるパークの開園前の様々な作業の様子をお伝えしました。
前述した通り、本来こうしたものは公開するべきでは無いのかもしれませんが、そうした様々なチェックや修正をしていると言うことを知ることで、「より非現実的なパークの様子を楽しむことができる」のではないかと思っています。
今回は非常に長くなってしまったので、引き続き【その2】で記事を分けてみたいと思います。ぜひそちらもご覧ください。