様々なコンテンツでゲストを楽しませてくれる東京ディズニーリゾート。
賑やかなショーやこだわりのアトラクションが魅力ですが、実は「ちょっと不思議なスポット」もあるのです。
今回ご紹介するのは、珍しい「キャストが突然消える場所がある」と言うお話。ミステリー?それとも都市伝説…?今回はそんな摩訶不思議な場所をご紹介します。
この記事のもくじ
場所はアメリカンウォーターフロントのSSコロンビア号
今回ご紹介する、そんな不思議な場所があるのは、アメリカンウォーターフロントにある豪華客船、SSコロンビア号。
この豪華客船は、この時代(1912年頃)に実際に出航していた大型客船がリアルに再現されています。
有名なあの「タイタニック号」の建造や処女航海の年とほぼ同じ設定になっていたりと、豪華客船の旅にあまり馴染みのない日本人にとってもイメージしやすい設定になっているのかもしれません。
そんなこちらのSSコロンビア号の1階部分にそんな「不思議な空間」が存在します。
船に入ってすぐの場所、ここでキャストが消える?
そんなこのコロンビア号には1階からまっすぐ船に入れる場所があります。
ここには受付カウンターが左側にあり、右側には上に行く階段やエレベーターがあります。
それ以外はこの場所には特に何もない場所なのですが…ここが実は「キャストが突然消える不思議な場所」なのです。
それは、一見すると何もない、そのカウンターの「奥の壁」の周辺。
一見すると何もないただの壁ですが…?
ご注目いただきたいのは、左側のそのカウンターがある、さらに奥の「突き当たりにある空間」。
一見すると何もない場所で、特に変わったようには見えないのですが…?
お時間のある方は、ここでしばらく待っていてみて下さい。…しばらくするとここに外から向かってきたキャストさんを見ることができます。
そしてそのまま持っていると…?!…なんと、「キャストさんが突然ここで消えてしまった」のです。
実は「ただの壁」のように見える「扉」
…と、かなり大袈裟にお話してしまいましたが、そんなこちらの壁、一見「ただの壁」のように見えますが、実は「キャストさんの専用出入り口」。
ここ以外にも、パークの中ではいろいろな場所で「キャスト専用出入り口」があるのですが、ここ以外の場所には「それなりの表示」やプレートの表示がしてあります。
しかし、ここはこのSSコロンビア号1階部分の豪華な雰囲気を保つためなのか、そうした表示が一切なく、こちらの壁を押すことで中に入ることができる仕組みになっているのです。
それを知らずにこの付近にいると、「突然キャストさんが何もない空間から登場」したり、逆に「いきなり消えたりする」といった、ちょっと不思議な体験をする事ができます。
上の写真をよく見ると、表示は何もないですが、確かにキャストさんが出入りしている跡が見られます。
こうした関係者出入口ひとつをとっても非常に細かいこだわりが隠れている東京ディズニーリゾート。
特にこれを知ったからといって、何か得する訳はありませんが、何も知らないお友達を連れて、あえてそんな演出をしてみるのもちょっと面白いかもしれませんね。
パーク内にはこれ以外にも非常に多くのキャスト専用の出入口が存在します。その表示も個性的で面白いので、ぜひ探してみてくださいね。