アトラクションごとの傾向&攻略法【ヴェネツィアン・ゴンドラ】

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様々な種類のアトラクションが存在するディズニーシー。そのタイプは様々で、人気のコースターからシアター型、のんびり周遊するライド型など様々で、幅広い年齢層の方が楽しめる様に工夫されているものも多くあります。

そんな中、知っていると少しだけ得するポイントやアトラクションを楽しむ上での攻略法などについてのシリーズ企画。個々のアトラクションを紹介する「アトラクションごとの傾向&攻略法紹介シリーズ」。

今回はメディテレーニアンハーバーにあるアトラクション、「ヴェネツィアン・ゴンドラ」をご紹介します。

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美しい風景をじっくり堪能できるディズニーシーの代表的アトラクション。

数あるディズニーリゾートのアトラクション。やはり人気なのはコースターなどのスリルライド系ですが、今回ご紹介するのはディズニーシーの「ヴェネツィアン・ゴンドラ」。

こちらはその名のとおり、水の都「ヴェネツィア」のゴンドラを模した乗り物。ゲストは いくつかの橋をくぐり、イタリアの港や美しい運河を巡ります。

陽気なゴンドリエたちの話を聞きながら、ゆっくりと運河を進んで行きます。派手さやスリルはないものの、ディズニーシーの代表的アトラクションとして有名です。

船を操舵するゴンドリエは、細長い櫂(かい)を操りながら、巧みに運河を行き交います。明るく賑やかなイメージのあるディズニーテーマパークですが、ここではちょっと優雅でロマンティックなひとときが楽しめます。

水上ショー前後は運休。…運営時間や変動しやすい待ち時間に注意。

美しい風景が魅力のこのアトラクションは幅広い年齢層のゲストが楽しめます。しかしながら、運河やハーバーを進むため、水上ショーの開催される前後には運休になる事が多くあります。

また、その水上ショーが終了した直後には一時的にゲストが流れ込んだりする事も稀にあります。特に季節のスペシャルイベントで水上ショーが多く開催される場合は、一日の運行時間がかなり制限されます。

運行休止の時間は「単にショーの開催時間」だけでなく、その前後もしばらく休止になります。ショーによって若干の違いはありますが、乗る予定がある場合は、そのタイミングに注意してください。

全体的な待ち時間は他のアトラクションに比較すると、長くも短くも無い中堅クラス。通常の週末ならば3~50分前後。入園制限クラスの大混雑時には60分を超える事もありますが、それ以上になる事はほとんどありません。

混雑状況によってゴンドラの数も調整されるので、「季節で待ち時間の変動は少ない」ですが、「一日の中では待ち時間が変動しやすい」アトラクションとなっています。

その他の細かなトリビア・攻略法など

このアトラクションのモデルとなっている実際のヴェネツィアの運河では、車はもちろん、自転車の運行さえも禁止されています。このゴンドラが住民の足代わりなんですね。

所要時間は約12分、定員16名のゴンドラは、ゆっくりと運河を進みますが、この乗り場周辺は「パラッツォ・カナル(宮殿の運河)」と呼ばれています。文字通り宮殿の様な美しい街並みが広がります。

そしてこの街並みの東西を流れる運河は「カナーレ・デッラ・モーレ(愛の運河)」呼ばれ、乗り場近くの建物にはその名が刻まれたプレートも貼られています。

そして運河を進み、港に出るまでの短い水路は「カナーレ・デル・リド(リド運河)」という名で、この「2つの運河」と途中にくぐる「5つの橋」で構成されています。橋の名前と位置は以下の通り。

(1)「イソラ・デル・ゴンドリエーレ」(ゴンドリエの橋(島))
ゴンドラが最初にくぐる橋。ゴンドラが出発する建物へ渡る橋で、本来は「ゴンドリエの島」という意味がそのまま橋の名前になったもの。基本的にゴンドラが休止中は橋も渡れませんが、写真などを撮りたい場合はキャストに言えば渡らせてくれます。

(2)「ポンテ・デッラルティスタ」(芸術家の橋)
「リストランテ・ディ・カナレット」の店舗左側にかかる橋。通常はあまりわかる事の少ない橋ですが、この橋の上から見る運河の風景は格別です。特に夜の風景はここからがオススメです。

(3)「ポンテ・デイ・ベンヴェヌーティー」(歓迎の橋)
パークに来たゲストがハーバー正面を通ってアメリカンウォーターフロント方面に向かう時に必ず渡る橋。リドアイルの近くにある大きな橋ですが、橋のつもりで渡っているゲストは少ないかも。

(4)「ポンテ・デル・リド」(リド橋)

リドアイルに向かう短い橋。水上ショーが開催される時はこの先は入場規制になる場合もよくあります。

(5)「ラ・ドルチェ・ヴィスタ」(美しい景色の橋)
リドアイルにある2つの橋のうち、ミラコスタに近い側の橋。ここから見るプロメテウス火山がオススメ。橋を渡らずに、橋の欄干の間から火山を見るのもポイントです。(下の写真)

このゴンドラは結婚式のプログラムとして新郎新婦乗せて運行する場合もあります。また橋の下で願い事をすると叶うという場所(「ポンテ・デイ・ベンヴェヌーティー」の下)があり、ゴンドリエの話の中に登場します。

ショーの時間に影響される事が多いこのゴンドラですが、夜間も行われており、昼間とはまた違った風景が楽しめます。ちなみにハーバーに出る直前、右側の石垣には隠れミッキーもありますのでお見逃しなく。

また、この運河周囲に立ち並ぶ建物にはよく見ると、運河に面した部分には階段が付いています。これは各建物からゴンドラが発着する場所(という設定。実際に出るわけではありません)。

しかし、ここは単なる船着場ではなく、建物の玄関でもあります。これは「ファサード」と言われ、建築物などの「正面」を意味する言葉です。フランス語に由来し、英語の「face」と同様の意味があります。

ヴェネチィアでは船で移動するので、このファサードは必ずこの運河沿いにあり、階段を上がって家に入ります。使わない時は階段の両脇にある柱に係留してあります。

気にしていないとわかりにくいですが、この様子は運河沿いにはいくつも見られます。こうした細かな部分まではなかなか気にする事は少ないですが、美しい風景の隅にはこんなリアルな部分も隠されているんですね。

クラシカルな建物が並ぶ、古き良きイタリア。この運河周辺の建物には、かつてこの町を襲った洪水の跡(下の写真)を見る事もできます。

…陽気なゴンドリエはブルーア(船首)とポッパ(船尾)の2人組。カンツォーネを聞きながら、ヴェネツィアをゆっくり巡ると、本当にヴェネツィアにいるような錯覚を起こすかもしれませんね。