アトラクション別傾向&攻略法【プーさんのハニーハント】その2

ライター:

広大なエリアに多彩なテーマランドが広がるディズニーランド。7つのテーマランドに広がるアトラクションにはそのエリアならでは様々なこだわりがあります。

人気アトラクションだけでなく、大小様々なものにも隠されたストーリーやこだわりがたくさん隠れています。

そんな中、知っているとちょっとだけ得するポイントやアトラクションを楽しむ上での攻略法などについてのシリーズ企画。個々のアトラクションを紹介する「アトラクションごとの傾向&攻略法紹介シリーズ」。

今回はファンタジーランドの人気アトラクション、「プーさんのハニーハント」の細かなこだわりについてご紹介します。全体の概要や攻略法などは前回の記事をご覧下さいね。

スポンサーリンク

意外に知らない?アトラクション名に隠れた秘密

前回はアトラクション概要などについて触れましたが、今回は長い待ち時間でも楽しめるこだわりなどをご紹介。いつでも人気のこのプーさんですが、その名称は皆さんご承知のとおり、「プーさんのハニーハント」。

そして、英語の表記は「Pooh’s Hunny Hunt」で、上の写真の様にアトラクション建物の大きな本にもその題名が書かれています。高い位置にあるため、ほとんどの方が気にもしない場所ですが…さて、ここでよくそのスペルを確認してみてください。

すると…あれれ?そうです。「はちみつ」は本来「NEY」のはずなのに、ここでは「NNY」とスペルが間違っているんです。

これは「プーさんの住むこの世界は、主人公であるクリストファーロビンが作り上げたもの」であるためなんです。幼いクリストファーは、まだスペルが上手に書けないからなんですね。

これはアトラクションの英語表記もこの「間違ったスペルが正式なもの」として使われています。ちなみに公式サイトの英語版のプーさん紹介ページはこちら

アトラクションの正式名称をじっくり見る事はあまりないですし、英語表記なのでなかなか気がつかない事ですが、こんなこだわりも面白いですね。

また、このプーさんの物語はイギリス作家、アラン・アレクサンダー・ミルン(A・A・ミルンと称される事が多い)の童話で、物語に登場する息子の「クリストファー・ロビン」は彼の実の息子である「クリストファー・ロビン・ミルン」のために書かれた作品です。

そしてこのプーさんは彼が実際に持っていたくまのぬいぐるみなんですね。そのため、プーさんは「クマ」である事は間違いないのですが、動物ではなく、「ぬいぐるみのクマ」なんです。

そのため、「クマ」なのに「ぬいぐるみ」ですから、濡れてしまうのが嫌なので、自分で川や池には入らないという事なんです。

また、プーさんと言えば赤いシャツがトレードマークとも言えますが、実は原作の中ではこのシャツは着ていません。「クラッシックプー」で画像検索するとその姿が見れます。

さて、このアトラクションですが、スタンバイに並び、列を進んでいくと、入口の絵本の裏側に回り、建物の中に入ります。中に入るとすぐに倉庫の様な場所があります。

乱雑にものが置かれたこの場所にはガーデニングの植物や関係の本が並んでいます。中には様々な花の種や保温の為にガラスケースがかぶされた鉢植えなどが置かれています。

これはプーさんの物語であるイギリスではこうしたガーデニングが盛んである事などから理由です。建物の中に入る前の庭がキレイなガーデニングがされているのもそんな理由なんでしょうね。

また、この場所にはプーさんがハチミツを取ろうとするときに使う青い風船がある事はわかると思いますが、下にはクリストファーロビンの三輪車があります。

また、さらに良く見るとその奥の壁には同じく彼が着ていた黄色い雨合羽がかけられています。これらの物語の様子はこの先に絵本が並んだ場所がありますが、そこで見る事ができます。(下の写真)

また、この部屋の右側の壁に貼られた地図にご注目、これからゲストが冒険する「100エーカーの森」の地図がありますが、この地図の方角を示すところを見てください。

ここには本来、「N(北)・E(東)・W(西)・S(南)」の表記であるはずなのに、良く見ると、なんと 「P・O・O・H」となっています。なかなかこんなところは見ないと思いますが、ぜひチェックしてみてください。

さて、それではアトラクションの中へ入ります。(このアトラクションは写真撮影が禁止なのでアトラクションシーンの画像はありません)ちなみにポット通る部分の色は薄い青緑っぽい色になっていますが、これは「川」の設定で、ポットは100エーカーの川を流れていくという事です。

そして、最初にライドに乗ってスタートするとすぐに「絵本に書かれた絵が動くシーン」を通り、扉が開くと物語の中に入っていきます。

プーさんが風船に捕まって空を飛んでいる下を通りながら、その先進行方向、向かって左側には強風で飛ばされそうになっているうさぎがいます。このうさぎが捕まっているロープには洗濯物が干されています。

その洗濯物にトランクス型のピンクのブリーフがあるのですが、実はここにミッキーのマークが隠れています。しかしながらここでは3台のポットは別々の動きをしますので近くを通るポッドでないと確認は難しいかもしれません。

そしてライドは進んで行きますが、プーさんが眠って夢の中にあるシーンがあります。(周りが星の様にキラキラして、正面のプーさんが浮かんでいく所)ここでプーさんは「ハチミツ泥棒~、ハチミツ泥棒…」とつぶやいています。

これはプーさんがティガーから聞いた「得体のしれないもの」(実際は象とイタチ)からハチミツを守ろうとしているシーンです。よく見るとこのシーンではプーさんの前には鉄砲(おもちゃですが)が置いてあります

ちなみに先ほどの英語版紹介ページの変わっていく画像にはそのワンシーンを見る事ができますのでご覧下さい。…可愛らしいプーさんが必至ではちみつを守ろうとする、数少ない男らしい?シーンですね。

その先、夢の中のシーンでは、「ズオウ」と「ヒイタチ」が出てきます。これは簡単に言うと、ティガーがプーさんに「象」と「イタチ」と教えるつもりが、うまく発音が伝えられなくて、プーさんが「ズオウとヒイタチ」で理解してしまった…という背景があります。

原作では異なる言葉の様ですが、英語発音を日本語に訳したものであると思われます。…ちなみこの夢の中のシーン、上に飛んでいる気球の様なものにプーさんもくっついて一緒に飛んでいます。

また、アトラクションの一番最後、降り場手前にある、「大きな絵本」は開いた状態になっており、ゲストのポッドが近づくと、「物語は終わり」という意味で本が閉じます。

ただ、目の前にライドが止まっている(前のポットが降り場で詰まっている状態)時には、安全装置が働いて本は開きません。

タイミングよく本が開いている所がみれたらラッキー。現実的にはかなり空いている時や、タイミングが合わないとなかなか見れないのですが、出会えたらちょっとレアなケースです。

また、アトラクションを降車すると、隣のショップ「プーさんコーナー」に入るような順路になります。ちなみにこのショップ名はA・A・ミルンの書いたこの原作の続編である、「The House at Pooh Corner(プー横丁にたった家))から名付けられています

また、このショップに入らずに、すぐ左側の通路に行くと外に出る事ができます。その途中には主人公の一人である、クリストファーロビンの机やベッドがあり、おもちゃなどが置かれています。

その中に無造作に積み木などが散乱していますが、ここをよく見るとアルファベットの積み木が並んでいます。これ、よく見ると文字遊びの様に、プーさんに登場するキャラクター等の名前に並んでいるんですね。

…以上の様に、その人気だけでなく、細部まで非常に凝ったアトラクション。どうしても長い待ち時間が発生しやすいアトラクションですが、こんな細かなところもじっくり見てみるとなかなか楽しいです。