
さて、前回は開園時間前後に発生する首都高葛西インター手前の渋滞についてお話しましたが、今回はその具体的な迂回路についてご紹介します。まずは前回お伝えした通り、この葛西インターの渋滞は見た目がそれほど長く見えなくても、その先の進みが悪いのでなかなか動かないと言う事を頭に入れてください。
もちろん状況により違いはありますが、イメージとして、「葛西インター出口の渋滞が、中央環状線(埼玉方面)から合流する位置までくっついている時」は素直に浦安インターまで行った方が確実に早いと言えます。(前回のこちらの写真の様な状態。)
それでは浦安インターからTDRへの迂回について、写真で具体的にご紹介していきましょう。
葛西インターチェンジ渋滞時の浦安インター経由の迂回路はココ!

前回は中央環状線(埼玉方面)からの写真でしたが今回は湾岸線(東京方面)からの様子です。…東京方面から来ると、中央環状線への分岐と合流がある「葛西ジャンクション」があります。(上の写真)
ひどい混雑の時はこのあたりから既に車の流れが悪くなって、渋滞が発生している場合もありますので追突にご注意を。ここは当然浦安方面へ。

そして、上の写真の様に「進行方向の左上」から中央環状線が合流、その先、左側に葛西インター出口があります。この写真では渋滞していませんが、今回は葛西出口を通過して、直進します。
混雑時は右側車線の方が空いています。そして、間もなく浦安インターの表示が出てきます。結構しつこく表示が出ているので間違える事はありません。

上の写真、左側が葛西インター出口。ここを降りずに直進しますが、この付近では慣れない方が割り込みの様な状態になる事がありますので急ブレーキにご注意を。
浦安インターまではこの葛西インターからは距離にして3.4キロ、時間も2分程度とあっという間です。…葛西インター渋滞時はできるだけ右車線で通過しましょう。

そして、葛西インターを通過し、浦安インター出口の表示が出てきたらすぐ左車線に寄りましょう。ちなみにこの周辺ではもう既にディズニーランドホテルなどが「右側」に見えていますが、インター出口は「左側」下車ですのでご注意を。
そして上の写真、浦安インターで下車。葛西インターが大渋滞時でもほとんど渋滞せずに降りられるはずです。
インター下車後のルート。案内通りに進むと回り道に・・・。

インターを下車し、ゆるやかな坂を下ると、上の写真の様に間もなく国道357号線に合流。上の案内表示には「東京ディズニーリゾート方面はこの先左車線へ」と書かれていますので、その案内に従ってください…と言いたい所ですが、この案内のとおりに進むと、実はかなり遠くまで案内されてしまいます。
本来であれば、こうした誘導案内は周辺の道路事情等を考慮して設置されているものなので、それ以外のルートをご紹介するのは何かと問題もありそうですが、最近は混雑も少なく影響もないと判断しています(あくまで個人的判断ですが・・・)。

話は戻りますが、浦安インターを下車し、国道に合流します。そしてここは案内表示のとおりに直進ではなく、上の写真の様に、すぐ右側にある坂を登ってください。坂の上には信号がありますので、そこを右折します。

そして、その右折して橋を渡り、上の写真の様に、またすぐに右折車線へ。この写真右側にある一方通行表示のある一車線の細い道を右折します。高速道路を橋で越えて戻るような形です。
ちなみにもうひとつ細かいお話をすると、混雑時は橋へ向かう坂(2つ上のトラックが写っている写真)も渋滞している事が多くあります。浦安インターを降りて、すぐにこの坂が右側に見えてきますが、ここが坂の下まで車が並んでいるくらいの渋滞であれば、坂には登らずに、左側にあるガソリンスタンド手前を左折して、左側からこの橋を渡る…という方法もあります。
ただ、このあたりは地域住民の方の生活道路でもあり、学校もありますのであまりおすすめできませんが、どうしても通行する際は十分注意してください。

再び話は戻りますが、先ほどの細い一方通行の道を右折すると、上の写真の様に、緩やかな下り坂になります。そしてそのまま国道357号線(上り)に合流します。

しばらく走ると、「舞浜」という大きな信号の交差点があります。上の写真の様に、ほぼ正面にディズニーランドホテルやJR舞浜駅、ボンボヤージュの赤い建物などが見えてきます。ここは右折レーンに入ってください。

この交差点を右折し、直進すると、上の写真の様に、いつものT字路、「舞浜ローズタウン前」に突き当たります。後は左折でリゾート方向へ。…といった感じです。
…以上の様な感じで迂回すればかなり効率的に進めると思います。ただ、こちらにつきましては前述したとおり、公式の案内ルートではありませんので、慣れない方、運転に自信のない方は避けるようにしてください。
何より効果的なのは、この開園前後の一番混雑する時間帯を避けることだと思います。…余裕のあるプランと早めの行動、そして何より安全運転で!