2017年11月3日(金)に、夢であった東京ディズニーシー・ホテルミラコスタでの結婚式、披露宴を行い、当日のレポートについても書きあげることができました。
ひと段落したので、ここで「番外編」として、結婚式準備期間中や当日におこったハプニングや失敗談などをレポートしたいと思います。
この記事のもくじ
番外編①~招待状宛名書きにおける失敗談~
第1回目の打ち合わせ時に、招待客が固まっていなかった私たち。招待客のリストアップもぎりぎりまで悩んでいました。なので、宛名書きの筆耕は、ホテルに頼まず、自分たちで行うつもりでいました。
「パソコンとプリンタはあるし楽勝楽勝♪」と、思っていたら大間違い。
特殊な紙質のためか、印刷してもインク漏れの様なシミが点々と……。
この事が分かったのが、招待状の手渡しを予定していた前日の夜。さあ、大変。手渡しをする枚数が少なかったのが幸いですが、これが郵送したい日の前日となるとゾッとします。
皆さまも、このような事がないよう、招待状作成に取りかかる前に、テストを繰り返し行うようにした方がいいと思います。結局、宛名書きを約50枚、全て慣れない筆ペンを使って書き、なんとか間に合いました。
また、テスト印刷で封筒を使いすぎてしまい、封筒が足りなくなり、急遽ブライダルサローネに発注を依頼するお粗末っぷり。
封筒のみ発注するという事は受け付けておらず、追加発注する場合は、ご案内状や付箋を含め、10組単位で発注となり、その分、時間(納品まで約1週間)も費用もかかりますのでご注意を。
番外編②~結婚誓約書の名前の書き方は事前に決めましょう~
署名欄への記載方法(漢字? 英語? フルネーム? 名前のみ? 旧姓? 新姓?)は、第1回目の打ち合わせで、担当のプランナーさんより説明があり、最終打ち合わせ時までに決定しておくのが望ましい、と、宿題事項になっていました。
これを受けて、私たちも両家の親に相談を持ちかけたところ、新婦父より「慣れている漢字がいい」ということで、漢字でフルネームで記載するようにしていました。
当日、介添えさんより「これから、(証人欄に記載いただく)ご両家のお父さまに、結婚誓約書の書き方についてご説明しますが、漢字フルネームでよろしいでしょうか?」と、確認が入り、私は了承しましたが、彼が「え?英語フルネームじゃないの?」と。
お互い婚礼衣装のままで、「言った」「知らない、聞いてない」の水掛け論が勃発。介添えさんも少々呆れていました。
そして、挙式本番。メイヤーより、「結婚誓約書に署名をどうぞ!」と言われ、記載台に進み、ペンを取り、彼が書いたのは漢字で下の名前のみ……。
私「漢字フルネームじゃなかったっけ??」
彼「……あ……」
緊張もあったのでしょうが、どうやら、彼の中ではまだ「結婚誓約書には英語でフルネーム」というのが頭から離れていなかったようで、勢いで書いてしまった様子でした。
後日届いた映像でも、彼の手が止まった瞬間がばっちりと収まっていました。ちなみに、両家の父は事前打ち合わせの通り、漢字フルネームで書いてもらいました。
結婚誓約書は書き直しができないので、私たちは下の名前のみで、証人欄はフルネームという、とてもちぐはぐな結婚誓約書になりました。一生に一度の結婚誓約書なのに……。
番外編③~当日、あまり早く着きすぎるのも……~
残念な話ではありますが、ミラコスタでは、普通のホテルと違って「待合せに使えるようなラウンジ」がありません。
一応、ラウンジとして、ベッラヴィスタ・ラウンジがありますが、ランチやディナータイムは食事を提供しており、プライオリティ・シーティングが必要なほど人気のレストランです。
友人たちには、SNSを通じて「ホテルでお茶をするところはないので、もし早く着き過ぎたら、イクスピアリにあるスターバックスやタリーズで時間をつぶしてほしい」旨、連絡をしていました。
![](https://tdrhack.com/wp-content/uploads/2017/09/B593ABB2-B68C-48A2-9A0F-361EC49BB6D1.jpg)
ですが、職場関係の人には、連絡を忘れてしまい、当日、1時間以上も前に到着していた様です。
ホテル内にあるベッラヴィスタ・ラウンジに行こうとしたら、混んでおり、もちろん、パーク内に行くこともできず、ロビーで待ちぼうけ状態。
「ホテルならコーヒーが飲めるラウンジみたいなものがあると思った」と、後からチクリと言われてしまいました。事前にイクスピアリにあるコーヒーショップ等を案内しておくべきでした。反省。
番外編④~朝のヴェネツィアン・ゴンドラにて~
当日、とても緊張していた私は、美容室入りの時間よりも2時間以上前にホテルに到着し、すぐに使わない荷物をクロークに預け、イメージトレーニングを兼ねて、朝のヴェネツィアン・ゴンドラに乗りました。
ちょうど、この日は、私たちを含め2組のセレナータ・イン・ヴェネツィアン・ゴンドラが予定されていた様で、私たちが並んでいるとき、ミラコスタのキャストの方が、ゴンドラの装飾に取りかかるところを見ることができました。
私たちの後ろに並んでいたご夫婦も、このゴンドラが何を意味するのかご存知だったようで、「あら。結婚式があるのね。今日は天気が良くて良かったわね」と話していたので、いてもたってもいられず、思わず、「実は……」と話しかけてしまいました。
大変驚いていらっしゃいましたが、「ゴンドラ乗っている時は、残念ながら、ファストパスの時間と重なってて見学できないけれど、ぜひ素敵な結婚式を」と、言われ、少しだけ緊張が和らぎました。
番外編⑤~ゴンドリエさんの粋な計らいに感動~
挙式披露宴が終わり、ホテルの部屋でファンタズミック!を見ていると、お腹が空いたのですが、ホテル内のレストランは混雑しているだろうし、プライオリティ・シーティングをしている人が優先されるため、いつ食事ができるか分からなかったので、パーク内のレストランで夜食でも食べようと思い、パークに向かいました。
ファンタズミック!が終わり、あと数分でヴェネツィアン・ゴンドラが動くと、乗り場付近のキャストさんが呼びかけており、ん?どこかで見たことあるお顔……まさか……と、思い、
「あの時の……(ゴンドラを船首で漕いでくださったゴンドリエさん?)」「ああ! あの時の!? また乗りに来てくれたんですか!?」と、驚いていました。もちろん、こちらも驚きましたが。
私たちのウエディングゴンドラの船尾を漕いでくれたキャストさんも、ちょうど、ゴンドラを運転中とのことで、同じゴンドリエさんの組み合わせで、また乗せて下さったのです。
それも、一般のゲストと同じ乗り場からではなく、ウエディングゴンドラの時と同じ乗り場から!
そして、下船後は、一緒に写真も撮ってくださいました。ゴンドリエさんの粋な計らい。本当に感動しました。
番外編⑥~荷物がこんなに!?盲点だった宅急便代~
私たちは、ウエルカムボードや、控室の飾りなど、俗にいう「花嫁D.I.Y」と呼ばれるものは、すべて彼の仕事でした。
勢いでウエルカムボードを2枚も作成してしまったり、担当のプランナーさんから「せっかく全身仮装でナイトメア・ビフォア・クリスマスのゼロを手作りなさっているのでしたら、それも飾りましょう」と、言ってくださり、飾る物は増える一方。
搬入は2回(1週間前と前日)に分けて行いましたが、搬出はそういうわけにはいきません。
ホテル内に配送カウンターがあり、段ボール等は購入できるので助かりましたが、ウエルカムグッズ以外にも、ミラコスタからいただいた記念品等もあったため、段ボールは計3箱となり、手数料等を含めて配送費が約7,000円かかりました。盲点でした。
ホテルで取扱いがある段ボールの組み立ては、ワンタッチでできるタイプの物ですが、強度を考え、余裕があればガムテームや緩衝材を持って行った方がベターです。
今回は、「番外編」として、私が実際に体験したハプニングなどをまとめました。
失敗話は、ミラコスタでの結婚式に限った話ではありませんが、ヴェネツィアン・ゴンドラでの出来事は、まさに、東京ディズニーシーならでは。
結婚式、となると、どんなにしっかり者の方でも浮足立ってしまうもの。
個人的には、「もっと○○しておけばよかった」と後悔する点もありますが、未来の花婿、花嫁さんには、後悔する事のないよう、しっかりとお互い相談して、素敵な1日になるといいですね。