日本国内では最大規模のテーマパークである東京ディズニーランド&ディズニーシー。高校生くらいになると、「初めて友達同士・恋人同士で行く!」という方が増えてくると思います。
しかし”夢と魔法の王国”と言えど、行くためにはそれなりにお金がかかるというのが現実です。
では、お小遣いやアルバイト代をいくら用意すればパークを1日楽しめるのでしょうか?
本記事では最低限必要になるお金と、その内訳について解説いたします。
この記事のもくじ
パーク内で1日過ごすために必要な金額
東京ディズニーランド、ディズニーシーに行くために必要になる金額は、「入園パスポート代+交通費+パーク内で必要なお金1万円」です。人によっては、宿泊費も必要になります。
まず、一番大事なのが入園パスポートです。中学生・高校生は「中人」の料金で入園することができます。
・パスポート(中人・ワンデー):¥6,600~¥7,800
高校3年生の方も、高校を卒業する年の3月末までは中人料金が適用されます。
次に必要なのが、パークまでの交通費です。
交通費は当然ですが、住んでいる場所・利用する交通手段によって大きく差が出てしまうところなので、具体的な金額の例は割愛させて頂きます。
それでは次章より、「パーク内で必要なお金1万円」の内訳を説明していきます。
ごはん代:¥3,000~
パークフードをメインで楽しみたい方がいる一方で、ごはんは後回しでいいという方もいらっしゃると思いますが、今回は下記のパターンを例に説明を進めて参ります。
・朝ごはん:自宅や東京までの移動中に食べるとする
・昼ごはん:ワンハンド(食べ歩き)メニュー
・おやつ1品
・夜ごはん:リーズナブルなレストラン
・上記に、+ドリンク代
この場合は、ご飯代として¥3,000が必要となります。
ワンハンドメニューの相場
ワンハンドメニューの相場は1つ「〜¥600」です。
〈¥500で買えるメニューの例〉
・うきわまん(シー)
・ギョウザドッグ(シー)
・ホットドッグ(両パーク)
・チキンレッグ類(両パーク/※ターキーレッグの場合は¥800)
〈¥600で買えるメニューの例〉
・ミッキーワッフル(ランド)
・グローブシェイブパオ(ランド)
・ポークライスロール(ランド)
中でも「うきわまん」と「グローブシェイブパオ」はそれなりにボリュームがあり、見た目も可愛いのでオススメです!
おやつ系メニューの相場
チュロスやアイスなどのおやつ系メニューは、1つ「~¥400」が相場です。
ポップコーンも、紙製のレギュラーボックスで買えば、1つ¥400で購入することができます。(※ただし、ランドの『ビッグポップ』の場合は¥500です。)
スーベニアカップ・スーベニアプレートがセットになっているようなデザートメニューの場合は、¥900くらい必要になるのでご注意ください。
リーズナブルなレストランの相場
リーズナブルなレストランで食べる場合は、一食あたり「~¥1,500」が相場です。
〈ランドのおすすめレストラン〉
・チャイナボイジャー(中華料理)
・グランマ・サラのキッチン(オムライスなど)
・ハングリーベア・レストラン(カレーライス)
・ラ・タベルヌ・ド・ガストン(惣菜パンやポテトなど)
・プラズマ・レイズ・ダイナー(ライスボウルなど)
〈シーのおすすめレストラン〉
・カフェ・ポルトフィーノ(イタリアン)
・ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ(イタリアン)
・ドックサイドダイナー(サンドイッチやチキンなど)
・ユカタン・ベースキャンプ・グリル(お肉料理)
・カスバ・フードコート(カレーライス、ナン付き)
ランド・シー共に、カレー屋さんはかなりオススメ!メニューによっては単品で1,000円以下で食べることができ、席数も多めであることがポイントです。
夜ごはんで利用する場合は、遅くとも18:00よりも前にお店に入っておくと比較的スムーズに注文~食事までを終えられる可能性が高いです。
ドリンク
暑い日には確実に必要になるドリンク代は、最低でも「¥500」は確保しておきたいところです。
パーク内で飲み物を購入する場合は、下記が相場となります。
・自販機:¥200
・レストラン内のソフトドリンク:Sサイズ¥300~
・シーズンものドリンクやタピオカ:¥600前後
<番外編>イクスピアリを利用する
ご飯代を節約する方法として、イクスピアリを利用するという方法もあります。
イクスピアリの敷地内には、マクドナルドやサイゼリヤなどのチェーン店が多く入っており、パーク内のレストランよりもリーズナブルにご飯を食べることが可能です。
スターバックスやタリーズコーヒーと言ったコーヒーショップも入っています。
ただし、一旦パークを出てJR舞浜駅の方まで移動しなければなりません。節約を優先するか、パーク内で過ごす時間を優先するか、予めグループ内で相談しておきましょう。
お土産代:¥5,000~
お土産代は人によって差が出やすい項目ですが、目安として¥5,000は用意しておくのがオススメです。
今回は一例として、被りもの1つ・お菓子1つ・小物アイテム2つを購入した場合の相場を説明いたします。
被りものの相場
被りものと言っても、カチューシャ・ヘアバンドか、ファンキャップかによって予算が変わってきます。
・カチューシャ、ヘアバンドの場合:¥1,500~¥1,900
・ファンキャップの場合:¥3,000前後
一時期、被りもの全般が深刻な品薄状態になっていたことがありましたが、最近はその当時と比べれば在庫が安定しています。(※2022年8月時点)
ダッフィー&フレンズのカチューシャはディズニーシーでしか買えないので、ご注意下さい。
お菓子の相場
家族で分け合ったり、学校で配れるようなお菓子は、だいたい¥800~¥1,500くらいで買うことができます。
外装の材質(紙箱か缶か)や数量によって、値段は様々です。
お菓子を売っているショップは閉園時間が近付くにつれてどんどん混雑していくので、ゆっくり選びたい方はなるべく早めに買ってしまいましょう!
小物アイテムの相場
小物アイテムはかなり沢山の種類がありますので、今回は代表的な商品の相場を紹介いたします。
・手持ちバルーン:¥400~¥500
・ぬいぐるみバッジ、ぬいぐるみストラップ:¥2,000前後
・首から下げられるパスケース(コインケース付):¥1,800~¥1,900
・ペン類:4~5本セットで¥1,800くらい(だいたい1本¥400くらい)
・クリアファイル:4枚セットで¥1,200くらい(1枚¥300くらい)
以上を踏まえてお土産購入の具体例をあげてみると、
・カチューシャ:¥1,800
・お菓子:¥1,000
・手持ちバルーン:¥400
・ダッフィーのぬいぐるみバッジ:(レギュラー商品の場合)¥1,600
で、合計¥4,800となります。
まとめ:パーク内で必要なお金の目安は1万円~
東京ディズニーリゾートで1日遊ぶために必要な金額は「入園パスポート代+交通費+パーク内で必要なお金1万円(+宿泊費)」。
そしてパーク内で必要になる「1万円」の内訳は、
・フード&ドリンク代:¥3,000~
・お土産代:目安¥5,000~
・予備として:¥2,000
となります。
遠方からいらっしゃる場合は特に、万が一のトラブルがあった時(交通機関が止まって急遽地元へ帰れなくなった!等)のために、予備のお金を多めに確保しておくことを推奨いたします。
パーク内にもランド・シーそれぞれに三井住友銀行のATMがあるので、必要な場合はご利用下さい。
本記事で紹介した相場を目安にして、「もっとお土産を沢山買いたい!」「フードを食べ尽くしたい!」など、各々のパークの楽しみ方に合わせて予算を組んでみて下さい。