東京ディズニーランドにオープンした「新ファンタジーランドエリア」。美女と野獣の城を中心とした、映画の世界観が見事に再現されています。
そんなこのエリアにあるショップ、「ビレッジショップス」。エリア唯一のショップとして、様々なグッズが並び、眺めるだけでも楽しい場所になっています。
そんなこのショップ内外に隠されたトリビアや眺めるだけでも楽しい、映画の世界についてご紹介します。
この記事のもくじ
映画の世界が綿密に再現されたショップ
こちらは公式のショップとしては「ビレッジショップス」と言う1つの大きなショップです。しかし、内部は3つ大きくに分かれており、それぞれ名前がついています。
”ラ・ベル・リブレリー”
”リトルタウントレーダー”
” ボンジュールギフト”
このショップには、ベルが訪れた本屋をはじめ『美女と野獣』の映画の世界に浸れる装飾がたくさん隠れています。
ベルと野獣と仲間たちのたくさんのグッズ以外にも、たくさんの魅力が隠れたこのショップ。様々なこだわりを紹介していきます。
もちろん商品を買わなくても楽しめるものがたくさん!新エリアに来たなら、ぜひ立ち寄ってみてください。
ベルが通っていた本屋が再現!
こちらのショップには複数の入り口がありますが、まずはトゥーンタウン側の入り口から。ここから入ると、沢山の本が並んでいることがわかります。
ここはベルが通っていた本屋。奥の棚にはたくさんの本が並んでいます。
そして入り口から入って左側にある「ドア」や「のぞき窓」ですが、実はこちらは「映画の中で登場した建物と全く一緒」なのです。
映画のシーンと比較してみないとわからないくらい、非常に細かく再現されています。
特にこのベルが顔を出す、「半円型の窓」や「上半分が開く扉」などは映画のシーン全くそのまま。
よく見ると、半円形の窓の上部の模様など、映画に登場したデザインも細かく再現されていますので、ぜひじっくり見比てください。
本屋の主人が忘れていった「メガネ」
また、同じくこの場所から店内に入って左側の壁にご注目。ここには「本屋の主人の顔」が額縁に入って飾られています。
こちらももちろん映画に登場した人物。そんなこの絵ですが、よく見るとその絵の上にある本の上には「メガネ」が置かれています。
こちらはなんと、「店の主人が忘れていってしまったもの」なのですね。今頃はメガネが無くて、迷っていなければ良いのですが…。
もし見つけたら近くのキャストさんに知らせてくださいね。
ベルが持っていた「かじられた本」が
そしてお店の中に入って進むと、中央付近にはレジカウンターがあります。そしてその右上に飾られた「本」にご注目。
こちらは映画をご覧になった方ならもうおわかりですよね。
そうです。こちらは「美女と野獣」の映画の中で登場した、「ベルが本を読んでいるシーン」で、本の端をつまんで食べてしまった羊がかじった本。
その本がこんなところに飾られているのですね。
近づいて見てみないとわからないのですが、左上の角がかじられて破れているのがわかります。
このかじられた本は近づかないとよく見えないくらい、小さなもの。ぜひそんなところにも注目してみてくださいね。
本人?ルミエールとコグスワースの姿も…
そして、そのレジカウンターの後方、上には様々な本が並んでいます。そしてその棚をよく見ると…?
何やら見覚えのあるものが…。左側には「ろうそくを置く燭台」、そして右側には「時計」が飾られています。
こちらもご存じの方には説明の必要はありませんね。これは、よく見るとろうそくの燭台のキャラクター、「ルミエール」と、時計の「コグスワース」に似ていませんか?
物語上ではこのショップは映画の前の世界だと思われるので、こちらが本物の2人なのかはわかりませんが、こんなところも興味深いですね。
ベルが映画の中で登っていた「ハシゴ」
こちらも映画をご覧になった方ならご存知だと思いますが、店内には映画の中でベルが本を取るために登っていたはしごがあります。
レジカウンターの後方にあるため、気にしていないと気が付かないような場所。こうしたさりげない再現が楽しいですね。
こちらが映画の中のワンシーン。映画を見た方ももう一度見てみると新たな発見や楽しみが増えるかもしれませんね。
よく読むと面白い!やることリスト
続いて隣の部屋。ここはレジカウンターの後には様々なあやつり人形などが置かれています。
そして、そのレジカウンターの右側後方の壁に貼られた「黒い黒板」の文字にご注目。
Candle for Belle(extra long…molded for reading!)
ベル用のキャンドル(本を読む為の長いものを!)
Make a pull toy for Le Fou(the simpler the better)
ル・フウのためのおもちゃ(シンプルなもので)
…などのTo Do リストが書かれているのです。
また、カウンター向かって左側には、作りかけのたくさんのろうそくがあります。
ちゃんとこうした所も物語につながっているのが面白いですね。
隣の棚の上にはもっと太いろうそくや作りかけのものもありますのでじっくり探してみてください。
あの「3人娘」の姿もしっかり
さらに店内を進み、「美女と野獣」の城側のショップ店内へ。ここには様々な帽子(ボンネット)やその装飾品などが飾られています。
そして、レジカウンターの後方にはカラフルな帽子が置かれていますが、そこをよく見ると…?
映画の中に登場する、ガストンの事が大好きな3人娘の写真と帽子が飾られているのがわかります。
また、更によく見ると、カウンターの右上にある棚の一番奥には、「ポット夫人」のようなポットが…?こんなところも楽しいですよね
ピカピカに磨かれた「あのフライパン」も
そして、真ん中の部屋の外に出る出口の右側の壁には、食器類が飾られています。そこにある、「ピカピカにきれいに磨かれた大きな鍋」。
こちらも映画の中で登場した、ガストンが自分の顔を見てうっとりするシーンに使われた鍋と同じものがあるのです。
映画の中では一瞬しか登場しないそんな場面までの細かく再現されているのですね。
…いかがでしたか?ご紹介したとおり、「ビレッジショップス」は単なるショップだけではなく、細かな所にも映画の世界が再現されたこちらのショップなのです。
魅力的な個性豊かなグッズもきになりますが、こうした細かなところにもぜひ注目してみると、エリアやアトラクション、そして散策が楽しくなるかしれませんね。