アトラクションやショーだけでなく、様々な細かな要素でも私たちを楽しませてくれる東京ディズニーリゾート。
細かな物語や美しい風景、いろいろなトリビア探しも楽しみのひとつですよね。そんな中、意外に気がつかないのですが、こんな楽しみ方もあります。
それはパークの中で見られる風向きを知るための「風見(鶏)」。今回は個性的な東京ディズニーランドの風見鶏をご紹介します。
この記事のもくじ
その名の通り「風向き」を知るための目印
こちらの「風見鶏」ですが、言い方によっては「風見」とだけで表現されることもあります。
その名前の通り、風向きを知るための屋根などの上部についてるもの。これらは実際にパークの風向きがわかるように設置されています。
ただ、かなり高いところにある風見はあまり見ることもないですよね。今回はそんな「エリアに合わせたこだわり」をもった風見を紹介します。
アトラクションの雰囲気そのまま「ホーンテッドマンション」
最初にご紹介するのは、ファンタジーランドのアトラクション「ホーンテッドマンション」。
ご存じ、不気味な洋館が舞台のこちらはアトラクションでは、建物の内外で「コウモリ」がモチーフになっています。
そんな中、実はこの「ホーンテッドマンション」の屋根の一番高いところにある風見も「コウモリの形」をしているのです。
風向きによっては正面を向いていない時があり、意外と見つけにくい場合もあります。
かなり高い位置にあり、実際はかなり小さめにしか見えないので普段はなかなか気にしない場所でもあります。
ちなみにアトラクション内部、出るときのベルトコンベアーにもコウモリのマークがあるので、ぜひ見つけてみて下さいね。
帆船の形をしたピーターパン空の旅
続いては同じくファンタジーランドにあるアトラクション、「ピーターパン空の旅」。
こちらは比較的大きな風見なのでわかりやすいと思いますが、入り口の真ん中、上部を見てください。
ご覧の通り、大きな「帆船の形をした風見」が見えます。言うまでもなく物語にもたびたび登場する帆船の姿をしているのですね。
しかも、「黄金に輝く船」。まだピーターパンをご覧になったことがない方はぜひ見てみてくださいね。
「ミニーの家」はハートを撃ち抜いた形
続いてはトゥーンタウンへ。この奥にある、「ミッキーの家とミートミッキー」。その隣には仲良く並んだ、「ミニーの家」があります。
全体的に可愛らしいピンクの建物が目を引きますか、こちらの屋根の一番高いのところにご注目。
ここにはなんと、「ハート型の風見」が。さらに矢でハートを撃ち抜いている形になっています。もちろんハート見抜いたその相手は…皆さんご存じですよね。
なかなか上を見ることが少ないですが、こんなところにも注目してみてください。
ガジェットのゴーコースターは「まさかのあの人」
続いてもトゥーンタウン。一番奥にあるのは、「ガジェットのゴーコースター」。
この乗降場の建物上にある風見の形はちょっと見慣れない方も多いのではないでしょうか。これは、このコースターを作ったキャラクター、「ガジェット」の姿です。
現在のパークではチップとデール、そしてクラリスが人気ですが、珍しいガジェットの姿がこんなところで見られます。
この風見、アトラクションに乗るときは手前で曲がってしまうことや、降りた後も後ろを見ないとわからないので気がつく方は少ないかもしれませんね。
難易度高い?「グランマ・サラのキッチン」
こちらはクリッターカントリーにあるレストラン、「グランマ・サラのキッチン」。
エリアに入り、緩やかな坂をあがっていくと、入り口上部のかなり高いところにある風見です。
ここは独特のデザインなので、かなりわかりにくいかもしれませんが、こちらのキャラクターは「ビーバーブラザーズ」の2人。
彼らはこの「グランマ・サラのキッチン」を建設した二人。ディズニーランドの風見の中ではかなり見つけにくいので、ぜひ探してみてくださいね。
知らない方がほとんど?スプラッシュ・マウンテン
こちらもクリッターカントリーのアトラクション、ご存じ、「スプラッシュ・マウンテン」。
恐らくこちらはパークに詳しい方でもあまり見たことがないという方が多いかもしれません。
ここはアトラクションに乗り終え、出口から外に出る建物の上、岩陰になりやすい位置にあるのですね。
デザインはもちろん、ブレアラビット(うさぎどん)を追うブレアフォックスとブレアベアです。
蒸気船マークトウェイン号はヨット
続いてはウエスタンランドの「蒸気船マークトウェイン号」の乗り場の建物。ここは目立つのですぐわかると思います。
こちらは船着き場らしく、帆船の様な風見になっています。
…以上、パーク内で見られる風見鶏についてご紹介しました。今回は代表的なものを7つ紹介させていただきましたが、パーク内にはまだまだたくさんのこうした風見鶏があります。
もちろんほとんどのものは飾りだけでなく、実際に風の方向を教えてくれるもの。場合によっては上手く見えない時があるかもしれません。
ただ、ちょっといつもとは違う視線で、上を見上げるだけで比較的簡単に見つかりますので、散策の合間の休憩の時にでもちょっと見上げてみてくださいね。