【東京ベイ舞浜ホテル】オフィシャルホテル徹底紹介シリーズ【2】

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個性的な魅力が満載で、もちろん日帰りでも十分楽しめるディズニーリゾート。しかしながら広大なパークはとても一日で回りきれるものではなく、やっぱりできればじっくり泊まって楽しみたいものです。

そんな中、パーク直営と言ってもいいディズニーホテルからオフィシャルホテル、グッドネイバーホテルやパートナーホテル…と、数あるホテル。

やはり自分の目的や用途に合わせてホテルを選びたいものです。今回はシリーズ記事として、ディズニーリゾートのオフィシャルホテルを個別に紹介する記事の2回目、6つのオフィシャルホテルの中では一番新しい「東京ベイ舞浜ホテル」をご紹介します。

規模や施設は小さいけれど…居心地のいい「東京ベイ舞浜ホテル」

さて、それではディズニーランドから二番目に近い位置にあるオフィシャルホテル、「東京ベイ舞浜ホテル」のご紹介。(公式サイトはこちら。)。

こちらはさらにお隣の「ベイ舞浜クラブリゾート」(2010年10月からリブランドして名称変更)と名前が似ているので混同される方がいるかもしれませんが、リゾートラインから見えるオレンジ色の円すい形が特徴のホテルです。

【概要】
●開業日:2007年(平成19年)3月3日
●客室数:428室
●駐車場:264台
●階数:1階-11階

こちらは2007年にできた比較的新しいホテル。ディズニーリゾートの6つのオフィシャルホテルの中では、一番新しいホテルです。新しいだけあって、現代人に併せた細かな配慮や使い勝手が行き届いたホテルです。

コンパクトながらも落ち着いた雰囲気が特徴のこのホテルは、建物自体の規模はオフィシャルホテルの中では一番小さいといってもいい感じで、館内施設も実質的にはレストランもひとつしか無い様な配置です。

上の写真は館内エレベーターから一階フロアを見た様子。レストランやラウンジは複数あるのですが、実際には一階吹き抜けのフロアを仕切って使われているため、朝食時などはご覧の様にこのフロアのレストランがひとつの会場になります。

レストランではパークで遊んで遅く帰ってきたゲスト用に「ナイトミールビュッフェ」(21時~23時)があり、パスタ、ピザ、カレーやデザートなど25種類程度のブッフェ料理があります。

料金も大人(13才以上)で2,400円、7~12才で1,400円と安価ですので、パーク内レストランが混雑している時などはお腹が空いたらスナック類などでとりあえず空腹を満たしておいて、後からこのブッフェを利用…というのも時間的に有効です。

上の写真は夜の様子で、さらにエレベーターが上がった状態ですが、写真上にコンビニエンスストアやショップ、中央がレストラン、下方の白い円形の部分がラウンジ…といった感じで、このフロアに必要な施設がコンパクトにまとまっています。(下の写真はクリスマスの時のデコレーション。)

このように建物の規模からもわかるとおり、非常にシンプルでわかりやすい印象です。しかしながら、反面、館内のレジャー施設や散策できるエリア等はほとんど無く、正直申し上げて施設が充実しているとは言えません。

しかしながら、このホテルの特徴としてはホテルの従業員の方の対応が非常に良い事。例えば他の一般的なホテルでは二回目以降のリピートの場合、データ上に残っていても宿泊台帳には再度記載する必要が多くあります。

しかしながらこのホテルの場合、チェックイン時の宿泊者カードなどにも名前や住所が記載されており、それを確認してサインでOKであるなど、細かなサービスが行き届いている部分です。(旅行会社経由等の場合は異なる事もあります。)

また、部屋の特徴としてはハリウッドスタイル(最初からベッドがくっついている状態)であるため、小さなお子さんがいるファミリーや、カップルにもおすすめです。

また、小さいながらも施設内のコンビニの品揃えは豊富で、アルコール類やおつまみ、スナックも種類が多くあります。小さいながらも隣のパン屋「ベーカリー ハニービー」もおすすめです。

チェックイン&アウトもゲストを極力待たせない配慮がされており、車で到着時にはベルボーイがインカム(無線)で速やかにフロントに連絡し、あまり並ばせない配慮が嬉しいです。

他にも混雑する朝食時には並び列でドリンクが飲めるようになっていたりと細かなサービスが様々です。また、これは全てのゲストが対象ではないので参考程度にしていただきたいのですが、結婚式用の大型リムジンでTDR周辺を回ってくれるサービスをしてくれる場合があったりと様々です。

もうひとつの変わった特徴としては、ホテル自体の形状が円形であるため、他のオフィシャルホテルの様に明確に「パーク側」や「海側」という景観の区分では無く、「ハーモニールーム(パーク側)」と「シンフォニールーム(海側)」に分かれます。

そのため、部屋によっては海側でもパーク側でもない、中途半端な景観になる事が多くあります。また、建物の外観からはわかりませんが、「ハーモニールーム(パーク側)32㎡」よりも「シンフォニールーム(海側)35㎡」の方が部屋が若干広いのも特徴です。利用人数で調整してみてください。

ただ、ホテルの立地上、パーク側でも実質的にはスペースマウンテンが見える程度なので、景観についてはさほど重要視しなくてもいいと思います。

また、ワンランク上のカテゴリーである「ハースフロア (10階~11階)」の場合は専用のベッドや部屋アメニティ、ミネラルウォーターのサービス、空気清浄機・加湿器などの特典があります。(特典は時期で異なる場合もありますので要確認。)

空き室がある場合はホテル側からの提案で安価なプラス料金でアップグレードしてくれる場合もありますのでぜひ利用してみてください。

私個人的なこのホテルのトータル的なイメージとしては、「コンパクトながらもそれを補う従業員の対応が心地良いホテル」で、どちらかというと「パーク滞在を重視型」のプランに併せたいホテル…というイメージです。ご自身のプランや目的に併せて利用してみてください。

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※この紹介記事は筆者の宿泊時現在の情報を基にしています。施設や料金・サービス内容等は変更又は中止になる場合があります。参考記事としてご利用ください。