ディズニー公式ホテルの当日空室状況がネットでかんたんに確認できるようになりました。便利なサービスですが、ディズニーファンからは賛否両論の声が上がっています。
使い勝手や現実的な問題についてまとめました。
4月から当日空室状況がネットで確認可能に
4月の下旬から、ディズニー公式ホテルの当日の予約状況がネットに可能となりました。それ以前は、当日の状況を確認するためには、電話をする必要がありましたが、今回の変更で気軽にチェックができますね。
ディズニーホテルの当日の空室情報がウェブ上で確認できるようになりました!「今日の東京ディズニーランド」、「今日の東京ディズニーシー」ページ内の「ディズニーホテル当日予約」で確認できます♪ディズニーホテルで夢の続きを楽しんでみては☆ https://t.co/oGzgGlrZis pic.twitter.com/BOsMgdz8od
— 東京ディズニーリゾートPR【公式】 (@TDR_PR) 2017年5月26日
ただしネットでかんたんに確認できるようになったとはいえ、確認できるのは、各公式ホテルに空室の有無だけ。
以上の画像から分かるように、「空室あり、なし、残りわずか」の三段階の情報しかなく、使い勝手としては、痒いところに手がとどくというところまでは行きません。
現実問題、宿泊を考えているゲストが本当に欲しい情報は、どの価格帯、どの部屋が空いているかということです。
丸がついているけど、空室なのはグレードの高い部屋のみ、ということが容易に想像できます。
実際に以下の画像からも分かるように、バリューホテルであるセレブレーションホテルは埋まっているが、その他のランドホテル、ミラコスタ、アンバサダーは空室あり、という傾向も確認されています。
結局のところ、価格が宿泊の決め手となっているということで、空いている部屋はなかなか気軽には手を出しにくいグレードの部屋であるということなのではないでしょうか。
つまり、ネットで空室ありなしを確認できたとしても、電話確認でどの部屋が空いているかを確認することが必須ですね。
「今日は空いているから泊まっちゃおう」とはネットでの情報を見ただけでは、難しそうです。
しかしながら、おおざっぱな状況しか分からないとはいえ、ないよりはずっといいですね。
今までは最初から電話で確認ということで、決定までのワンクッションが入ったということになり、特にホテルの電話オペレーターの作業効率化ということもあるのでしょうか。
あるいは、当日予約状況が分からなかった頃には電話すらせず、当日宿泊を最初から諦めていた層が、今回の変更で、電話をするようになった、といういわゆる「潜在顧客」を開拓する意向もあるのでしょうか。
「あ、今日空室ありだよ。一応電話してみる? このグレードが空いてたら泊まっちゃおう」というようになるのを狙っているような気もしますね。
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