【30年の歴史に幕】WDWでスプラッシュ・マウンテンが永久クローズ。運営最終日のラストライドを勝ち取ったのは…

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WDW(ウォルト・ディズニー・ワールド)で予定されていたスプラッシュマウンテンが1月23日(現地22日)にクローズ。1992年オープンの30年の歴史を誇る人気アトラクションで、運営最終日は多くのファンが別れを惜しんでいました。特別な日でしたが、とてもビックリすることも。

最終日のラストライドをめぐってキューラインが複雑化

1月23日は運営ラスト日ということで、最終のライド番をめぐってキューライン(待機列)が混乱する状況が発生。

多くのファンが、自分が最後の丸太ボートに乗ることになるように、列の最後尾の横に待機するという事態に。正確に言えば、列に並ぼうとしているが、後から来た人に「先に行って」と促し続けるという状況です。

以下は夜11時の最後尾の様子。

セキュリティ、キャスト、マネージャー登場で、うまく対処していた模様です。ロープが貼られた後も、一部のファンが感情的になって乗せてと懇願するも、それは当然NG。

長いラストライドの順番取り合戦の意外な勝者は…

ゲストによるラストライドの順番取り合戦でしたが、30年以上の歴史の最後となる丸太ボートの大冒険のメンバーに選ばれたのは…

なんとキャストさんたち。

この結末には大納得。他のアトラクションでもぜひこの流れができてほしいですね。

スプラッシュマウンテンの周りでは、多くのファンが集まり、「ジッパ・ディー・ドゥー・ダー」の大合唱が自然に起こったり、やはり多くの人に愛されていた歴史的なアトラクションだったのだということを改めて思い知る出来事となりました。

キャストさんたちによる記念撮影。

そんな中、「えっ」と驚くようなことも。

スプラッシュマウンテン運営最終日の水がフリマサイトで個人売買されているのです…

フリマサイトで売られるスプラッシュマウンテンの水。

それだけ、熱狂的な人気のあるライドであったということでしょうか(汗)

後継ライドは「ティアナのバイユー・アドベンチャー」。2024年にオープン予定

(c)Disney

WDWでスプラッシュマウンテンは運営終了となりましたが、その跡地に造られるのは、「ティアナのバイユー・アドベンチャー」。

2024年後半にオープン予定のアトラクションで、「プリンセスと魔法のキス」が物語のテーマとなっています。

コンセプトアートからもわかる通り、最後の「急降下ドロップ」の特徴はスプラッシュ・マウンテンから引き継がれています。

以上、スプラッシュマウンテンの丸太ボートによる大冒険、30年の歴史を締めくくる最終日の様子をお届けいたしました。

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ディズニーブログ「TDRハック」のファウンダー&ディレクターです(2012月5月〜)。ディズニーリゾート、ディズニーの世界の魅力を伝える記事を執筆しています。

2 件のコメント

  • 新婚旅行で行ったなぁー。
    日本の何十倍びしょ濡れになったっけ。
    列に並ぶとここだけのジップロックが貰えるんですよ!
    うさぎどんと仲間達がプリントされたものです。
    アトラクションでも傑作の1つではないでしょうか?
    次のアトラクションも素晴らしいのでしょうけど、勿体なく残念に思います。。
    東京は変わりませんように!

  • 日本もこうならないことをただただ祈ってる
    素晴らしいアトラクションになりはするんだろうけど、あの音楽、あのオーディオアニマトロニクス、あの風景は何ものにも変え難い

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