アメリカのフロリダ州にある世界最大のディズニーパーク、ウォルト・ディズニー・ワールド(以下WDW)。
WDWでしか見ることができないショー・パレードや、海外のディズニーパークならではのキャラクターグリーティングもとても楽しみですよね!東京ディズニーリゾートと同じディズニーパークとは言え、やはりルールや文化には違いがあります。
本記事では、現地のショー・パレード鑑賞とキャラクターグリーティングの待ち時間や、おすすめのショー鑑賞場所などについて解説いたします。
この記事のもくじ
日中のマジックキングダムでは頻繁に屋外ショーがある
WDWには全部で4つのテーマパークがあります。
その内の「マジックキングダム」は、日本でもお馴染みのシンデレラ城があるパークです。
このマジックキングダムでは、朝から晩までキャッスルショー・パレード・ミニパレードがひっきりなしに公演されており、その頻度の高さに驚きました。シンデレラ城の周辺にいると、常にショー・パレードの音楽や花火が打ち上がる音が聞こえ、とても賑やかです。
マジックキングダムで公演されている日中のエンターテインメントには、主に下記のものがあります(2023年6月時点)。
・Let the Magic Begin(朝1回/キャッスルショー)
・Mickey’s Magical Friendship Fare(1日5回/キャッスルショー)
・Festival of Fantasy Parade(1日2回/パレード)
・Disney Adventure Friends Cavalcade(夕方2回/ミニパレード)
その代わりWDWのマジックキングダムには、東京ディズニーランドの「ミッキーのマジカルミュージックワールド」や「クラブマウスビート」のような屋根下シアタータイプのショーはありません。
WDWでは日中公演のレギュラーエンターテインメントの鑑賞のために長時間場所取りをするゲストはいません。
実際に上記4種類のエンターテインメントは全て鑑賞しましたが、一番早くても30分前、ミニパレードのCavalcadeに関しては音楽が流れ始めてからでも十分に鑑賞することができました。
またWDWでは、パレードの際に腰を下ろした状態での鑑賞となるのは、基本的に最前列のゲストのみです。2列目以降の人は、子供も大人もほぼ全員が立ったままで鑑賞をしていました。
夜のショーは大人気!スケールの大きさにビックリ
WDWの夜のショーの特徴の1つが、スケールの大きさです。
どのようにスケールが大きいのかと言うと、打ち上がる花火の大きさと量が東京ディズニーリゾートの何倍もあります。パークの周囲に住宅地などが無い分、フィナーレ級の大きな花火が何発も立て続けに打ち上がるので、初見時は圧倒されてしまいました。
WDWでのナイトショーでメインとなるのは
・Happily Ever After(マジックキングダム)
・Fantasmic!(ハリウッドスタジオ)
・EPCOT Forever(エプコット)
の3つです。
以下では、滞在中に合計3回も鑑賞した「Happily Ever After」について、詳しく解説いたします。
「Happily Ever After」とは
マジックキングダムで毎晩公演されているナイトショーです。シンデレラ城とメインストリートUSAの建物にディズニー映画の様々な場面がプロジェクションマッピングで投影され、音楽に合わせて大きな花火が次々に打ち上がります。
先述の通りWDWでは、日中に長時間ショー・パレードの場所取りをするゲストは全くと言っていいほど見かけません。
しかし、特に「Happily Ever After」に関してはどうやら別格のようで、2時間以上前から場所取りをしないと、良いポジションで鑑賞することができませんでした。
おすすめ鑑賞場所と注意点
このショーは、全員が立ち見での鑑賞となります。
アメリカでは日本と比べて背が高い方が多くいらっしゃいますし、子供を肩車する方がかなり多いです。
そこで狙い目となるオススメの鑑賞場所が、「花壇のすぐ後ろ」です!
シンデレラ城の前の広場にはいくつかの花壇があります。花壇のすぐ後ろに立つことで視界がかなり開けるので、シンデレラ城のプロジェクションマッピングをバッチリ見ることができます。
ただし、この「花壇のすぐ後ろ」というベストポジションで見るためには、約2時間前からの場所取りが必要となります。筆者も実際に、『Happily Ever After』は2時間前から場所取りをしました。
2時間前の時点でも、既にショー待ちをしている現地のファンの方々が沢山いらっしゃったので、繁忙期はもっと前から待つ必要があるかもしれません。
一度だけシンデレラ城から離れた場所から鑑賞してみようと思い、上の写真のようにエントランス付近の花壇の正面で場所取りをしました。ショー開始前はご覧のように視界が開けていましたが、この後続々と抱っこ・肩車をするゲストが出始め、背が低い筆者にとってはかなり鑑賞しにくかったです。
また、ショー終了後は大勢のゲストが一気に動き出すので、しばらくの間はほとんど身動きが取れませんでした。東京ディズニーリゾートのようなキャストさんによる道誘導は基本的に「ほぼ無い」状態です。
アトラクションのライトニングレーンやホテルに帰る時間など、余裕を持ったスケジュールを組むようにしましょう。
ミッキーのグリーティング施設は現地でも人気!
WDWでは、東京ディズニーリゾートのような”フリーグリーティング”は無く、どのキャラクターも場所・時間が決まっている整列式です。場所と時間は、アプリで確認することができます。
そして、ミッキーやミニー・プーさん・プリンセスといった人気度の高いキャラクターたちは、それぞれグリーティング施設が設けられています。
中でもやはり、ミッキーに会えるグリーティング施設は現地でもとても人気でした!列に並んでいるのは、小さい子供がいるファミリーの割合がかなり高かったです。
WDW内にあるミッキーのグリーティング施設は、以下の3箇所です。
・Town Square Theater(マジックキングダム/ミッキーのみ)
・Adventure Outpost(アニマルキングダム/ミッキー&ミニーのペア)
・Red Carpet Dreams(ハリウッドスタジオ/ミニー→ミッキーの順)
この中でも最もオススメなのは、ミッキー&ミニーのペアグリ施設となっているアニマルキングダムの「Adventure Outpost」です。
東京ディズニーリゾートにはミッキー&ミニーのペアグリ施設は無いので、WDWへ行く際は是非行って欲しい場所です。サファリルックなのもアニマルキングダムならではなので、記念になること間違いなし!
また、この「Adventure Outpost」と、マジックキングダムの「Town Square Theater」はライトニング・レーンの対象施設になっています。
どちらのグリーティング施設も日中は待ち時間が50分あたりまで伸びる場合があるので、ジーニー+を購入している場合はLLの取得がオススメです。
通常のスタンバイで並ぶ場合は、朝一が最も空いている印象でした。
以上、WDWでのショー・キャラクターグリーティングについて、おすすめ鑑賞場所や待ち時間などを中心にお届けいたしました。