2016年6月16日、数回の開園延期を経てついにグランドオープニングを迎えた上海ディズニーランド。グランドオープニング当日の様子を写真と共にお伝え致します。
※本記事の内容は2016年6月16日時点での情報です。
この記事のもくじ
上海ディズニーランドがついにオープン!
度重なる延期を乗り越え、2016年6月16日 上海ディズニーランドがついにオープンしました。
当日の天気はあいにくの小雨、午前中にグランドオープニングセレモニーを行っている為、営業時間は通常よりも短い12:00から22:00まで。筆者は朝8時に現地入りしましたが既にセキュリティゲート前には気合の入ったゲストが多数並んでいました。
9時を過ぎた頃セキュリティゲートが開き、待機していたゲストが徐々にエントランス内へと入場、エントランス両側にあるチケットブースへと案内されます。
チケットブースにはチケット価格が提示されていました。年齢ではなく身長で子供料金が適用されるところに注意ですね。
チケットブースにてチケットを発券後、ゲストは待機エリアへと誘導されます。運良く先頭ブロックに入れました。
グランドオープニング日のゲストに配布されたポストカードとボタン。
入園開始と共にゲストの興奮は最高潮に!
予定の12時よりも早い11時30分頃に入園が開始、通常のゲートとは異なる門から入場しました。恐らくチケットブースで発券と同時に既に入園処理を行っていた模様。
TDLで言うところのワールドバザールに当たるミッキーアベニューの両サイドでは大勢のキャストによる出迎えがあり、手を振ったりキャストとハイタッチをしながら歩くゲストもちらほら。
否が応でもテンションが上がります。
走るようなゲストはほぼ皆無、どこかのパークとは違い平和な開園ですね。
キャストさん曰く赤色の幕が張られているのは午前中のオープニングセレモニーで使用したセットとの事。
オープン初日の混雑度は?
オープン初日という事もあり混雑しているのではと心配でしたが、実際はそこまで混んでいませんでした。パーク内の主要な通路は広く作られていて快適に歩けます。
またパレードルート沿いには小道が充実しており、パレード中でも移動が出来るように配慮がされていました。
人気アトラクションのスタンバイ時間は最大でも2時間程度。感覚的には土日のTDRとさほど変わりません。
充実のグランドオープニング限定グッズ
グランドオープニングのロゴが入った限定グッズがこちら。多くのグッズはディズニータウンのWorld of Disneyでも販売されていましたが、パーク内にしか売っていない一部のリミテッドピン等は、即完売な物もあったとか、ほとんどのグッズは在庫が潤沢な印象です。
ここでは全てのグッズを紹介出来ない位、沢山の種類が販売されていましたよ。


こちらはグランドオープニングを記念したピンです。Limited Edition of 800の文字が所有欲をそそりますね。
上海ディズニーの料理は美味でした!
実は香港ディズニーの料理が口には合わない筆者、上海ディズニーの料理もそうなのではないかと心配してました。写真の料理はMickey & Pals Market Cafe にて、ボリューミーなチキンと麺の味付けがベストマッチ、とても美味しかったです。
中国ならではのしっかり肉汁が溢れる小籠包は必食
ドリンクの入れ物もグランドオープニング仕様。
上海ディズニーランドは行くべき??
開園前より、上海ディズニーランドに関する多くの報道がありました。が、悲しい事にそのほとんどがゲストの非常識行為やパークの不清潔さを取り上げる内容。
しかし、ゲストのマナーだけで言えば香港ディズニーランドと大して変わらないと感じます。花壇に立ち入ったり野外で用を足す光景も見る事なく、強いて言うならばショーやパレードではスマホが後ろから伸びてきたり目の前で肩車をされる程度、TDRでも無いとは言い切れない事ばかり。
心配していたトイレも他のパークと何ら変わりなく、洋式便座も完備でした。パーク内は清潔が保たれており、恐らくキャストへの教育も行き届いているのでしょう。

上海ディズニーランドの成否を判断するには早計ですが、少なくとも現時点ではとても素晴らしいパークであることは間違いありません。
最新技術が詰め込まれたアトラクションに感動的なショー、世界初のエリア。ウォルト・ディズニー・カンパニーの本気をこれでもかと見せつけられる体験が出来ました。
粗探しばかりのメディアに惑わされる事無く、ディズニーが社運を掛けて挑む一大プロジェクトの行方を是非ともその目で確かめて頂きたいと思います。