我が家はこうしてディズニー・バケーション・クラブ(DVC)メンバーになった (2)【ディズニーのタイムシェア・リゾート】

ライター:
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わかけんです。

先日の「ディズニーのタイムシェア・リゾート!我が家はこうしてディズニー・バケーション・クラブ(DVC)メンバーになった (1)」に引き続き今日はパート2をご紹介します。

今回はイクスピアリにある「ディズニー・バケーション・クラブ」(以下、DVC)の内覧会に行くところからのスタートです。

待ち受けていたのは強烈なまでの洗脳ムービー!

事前に電話予約をしておりましたので、時間通りにオフィスに伺いました。

1Fで受付を済ませ、螺旋階段を登ると2Fは広々とした商談スペースが。子供が遊べるようなスペースもあり若いご両親は子供に気を取られること無く話を聞けるような作りになっているところはさすがだなと思いました。

受付の方に最初に通されたのは小さなシアター。

そこで約3分位ですか、DVCのPRムービーを観たわけであります。洗脳工作にまんまとハマったというやつです(笑)。

個人的にグッと来たのはディズニークルーズラインのアクアダック!

 

 

もう、「こんなのに乗れるのか!スゲー!」と単細胞というか直情的というか、とにかく興奮してしまい(笑)、この時点でヒルトン・グランド・バケーション・クラブ(以下、HGVC)のことなんてすっかり頭の中から駆逐されてしまったような感じになってしまいました。

この映像による洗脳を受けた後は女性のセールスパーソンであるSさんという方から色々とお話しを受けることになりました。

聞けば、Sさん、元々はHGVCのセールスだったとかで。

転職した理由も少し伺ったのですが、やはりディズニーの魅力は凄く、売る側としてその魅力に抗えなかったとか。また結構積極的に人材の引き抜きもあるようでした。そこは外資系ならではの情景が目に浮かんでしまいました。ディズニーって外資系企業ですからね。

Sさんはアナハイムやオーランドで実地研修(羨ましい!)を受けて現在は内覧会に来る目がキラキラ輝いてしまったお客さんを相手にDVCの魅力を伝えるお仕事をされているわけです。

2011.8にオープンするアウラニの完成予想模型をうっとり眺めながら我が家はSさんの話しを伺うこととなりました。

 

アウラニを我が家のホームリゾートに!

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DVCにはホームリゾートという概念があります。メンバーが施設利用権を購入したリゾートがホームリゾートとなります。
これは例えばアウラニをホームリゾートにするならば、アウラニにステイする11ヶ月前から部屋をおさえることが出来ます。

しかし、アウラニがホームリゾートのご家族で、WDWがあるフロリダのグランドフロリディアンに我が家がステイすると計画した場合、予約が可能になるのは実際に訪れる7ヶ月前からになります。

したがってホームリゾートに指定した先は11ヶ月前からの予約なので他のDVCメンバーよりも早く予約が可能となります。

我が家は当時絶賛発売中だったアウラニをホームリゾートとした物件をまさに買おうとしているというシチュエーションになります。

広い商談スペースでDVCの概略を聞き、さらに実際のお部屋のモデルルームをいくつか観た後、個室に通されてダメを押すように先ほどご紹介したディズニークルーズラインの映像も含めたプロモーション映像もまたまた観させられ、Sさんのさらなるプッシュは続きます。

もう、この辺になるとお金のことなんてすっかり頭の片隅に追いやられてしまいました。

物心ついた時からミキヲタだった妻は完璧に出来上がってしまったというか買う気満々になっておりました(苦笑)。

ハワイの青く美しい海を眺めながらミッキーたちとともに過ごす素敵なバケーション。プールサイドでくつろいでいると同じようにバケーションを楽しんでいるアロハシャツ姿のミッキーがプールサイドに突然ふらりと現れて、皆と仲良く楽しくMeet & Greet!

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ああ、なんて素敵なことなんでしょう。もう我慢できませんっ!だって毎日こんなミッキーに会えてハグしてチューしてもらえるんだよ!

って顔している妻を尻目に私はお金のことばかり考えてしまい、いきなりその場で買います!とか言い出すんじゃないかと本気で恐れてしまいました(苦笑)。

そしていよいよ金額の話にさしかかります。

「えっ?この金額でいいんですか???」

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DVCではポイント制を敷いております。これをバケーションポイントといいます。

DVCが取り扱うアウラニのような物件=施設利用権を購入すると、購入した施設利用権の範囲分のバケーションポイントが毎年付与されます。1週間分の施設利用権ならば1週間分のバケーションポイントが付与される仕組みになっております。

現在のルールは1ポイント$150という値付がされており、そして最低でも160ポイントからの購入が必須ということになります。

今のレートですと、おおよそ1$=102円程度ですので、ざっくり計算すると160ポイントの購入で約250万円!

事務費もある程度かかるのでもうちょっと初期費用ではかかるはずです。初期費用として160ポイント分の金額と事務手数料、プラス税金を支払います。必要に応じてポイントの買い足しも出来ますし、ポイントの繰越も可能です。

そして毎年1月に管理費の支払いが発生します。この管理費も毎年変動があります。ドル建ての支払いになりますので為替相場の影響は大きく受けます。もちろん、米国の経済状況(物価上昇率)にも左右されますし会員の多い少ないや建物が出来てからの年数なども加味されて毎年請求書がやってきます。(契約2年目から管理費が発生します)

マンション管理費みたいなものと捉えて頂けるとわかりやすいかと思います。みんなで管理費を積み立てます。主だった利用用途は修繕費用です。

これが実は馬鹿にならなくて手放す人も多いんだそうです。我が家は初期の購入なのでそんなに管理費はかかっておりませんが、今から買う方は我々よりも高い管理費を払っているようです。

もう1つ重要なことですが、DVCの施設利用権は期限付き会員権であります。永年ではありません。

権利の期間は50年です。建て替えや場合によっては場所そのもののスクラップもあり得るとかで、期間を決めているそうです。

この施設利用権は不動産物件でありますのでお子様などに相続をすることも可能なのです。

とはいえ、買った時からカウントして50年もすれば建物は老朽化が進んでいることでしょう。古くなった家をそのまま渡すよりは一旦その家を売却して新しい物件を買う、くらいの感覚でDVCも販売しているような印象を私は持ちました。

50年ディズニーで遊ぶためのリゾート会員権、って考えるようにして金額のオファーを待ちました。

そして我が家に出された金額は・・・・・。

ここでは敢えて書きませんが、今のレートで買う人からすると驚くくらい安いと思います。当時は円高でしたのでそれも我が家的にはラッキーな状況でありました。

勿論HGVCよりもはるかに安かった。

「え?こんなに安いの?」って感じです。感覚でいうとカローラを新車で値切って買うレベルです。

Sさんは信販会社のクレジットもご丁寧に薦めてくれました。

また、1週間以内に即決するともう幾らかディスカウントしてくれるというダメ押しもありました。(ディスカウントとは言わずミッキーからのプレゼントという表現でしたね)

帰り道、私たち夫婦は頭を冷やすことで精一杯でした。失われた理性を取り戻すのに必死でした(笑)。

そして自宅で妻とよくよくよーくよく相談してから、頑張って現金一括で購入を決めました。

我が家が何ポイント所有しているかどうかはご想像にお任せしますが、2010年と2014年ではやはり購入ルールも多少は変わっておりますので実際に内覧会に行かれた際に担当してくれる営業の方からしっかりとお話を伺って下さいね!

長くなってしまいましたので今日はこのへんで。お読み頂きありがとうございました。次回はどうしてDVCに決めたのかというお話しをしてみようと思います。

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ABOUTこの記事を書いた人

2010年より夫婦でディズニー・バケーション・クラブのメンバーになりました。アウラニをホームリゾートとして、海外ディズニー、ファミリーで過ごすバケーションスタイルを中心に国内の話題もご紹介できればと考えております。

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