我が家はこうしてディズニー・バケーション・クラブ(DVC)メンバーになった (1) 【ディズニーのタイムシェア・リゾート】

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みなさんはじめまして、わかけんと申します。
今回はじめてTDRハックさんにて記事を投稿することになりました。

みなさんにとって楽しく読んで頂けるような記事を書いていこうと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

今回のお話しは、「ディズニー・バケーション・クラブ」(以下、DVC)についてです。

東京ディズニーリゾートやイクスピアリ、直営ホテルの中でもブースが出ているのでご存じの方も多いかと存じます。アメリカ本国にあるウォルト・ディズニー・カンパニーの子会社にあたるディズニー・バケーション・クラブ社によって運営される会員制リゾートホテルグループがDVC。

実は、我が家はこのDVCのメンバーです。

正式にメンバーになったのは2010年の12月。当時はイクスピアリにDVCの拠点が出来て日が浅く、2011年8月にオープンする「ディズニーリゾートアンドスパ “アウラニ”」の会員を募っていたところでした。

ということで、本日から複数回に分けてこのDVCについて、とりわけ私たち夫婦がどうやってDVCメンバーになったのか、ということを書いていこうと思います。

今後購入を検討される方々の参考になれば幸いです。

「タイムシェア・リゾート」ってなんだ?

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「タイムシェア・リゾート」について簡単に説明します。

我が家がこの「タイムシェア・リゾート」の存在を知ったのは新婚旅行先で訪れたハワイ島のヒルトンでのこと。ここではじめて「タイムシェア・リゾート」というものを知ることになりました。

では、「タイムシェア・リゾート」って一体どういうものなのでしょうか。

簡潔かつ大雑把に言うと、リゾート会員権の一種です。

コンドミニアム(日本でいうリゾートマンション)タイプの1部屋の所有権を52口(1年を52週:365日÷7日≒52.14)に分割し、1週間単位を1口として小口分譲された所有権を購入する権利形態です。小口分譲とはいえ州に不動産登記がなされるため資産の保全という面で安心です。この権利はお子様に相続、あるいは第三者に譲渡することも可能です。

また、利用については、購入したシーズンの特定の週を固定(指定)し、その週は毎年必ず予約保証される固定(フィックス)タイプと、週を固定しない(フロート)タイプがあります。固定(フィックス)タイプの方が購入価格は高めです。

引用元URL 「タイムシェアリゾートとは?」

http://www.e-resort.jp/outline/abouttimeshare.html

上記の引用をもう少し噛み砕いて説明すると・・・。

1部屋を1年52週という単位で分割。1週間=1口という単位でその物件の権利を会員に販売するのです。したがって計算上、1部屋あたり52組のオーナーが存在するということになります。

客室が100室あるホテルならば単純計算で5,200組のオーナーがいるという計算になります。

こうして皆で部屋を1週間単位で部屋をシェアしてバケーションを楽しむ。これが「タイムシェア・リゾート」の基本的なコンセプトになります。

我が家はこのディズニー版の「タイムシェア・リゾート」にあたるディズニー・バケーション・クラブのメンバーとして「ディズニーリゾートアンドスパ “アウラニ”」のメンバーとして今までに2回、アウラニに出かけてはのんびりとしたバケーションを夫婦で楽しんでいます。

また改めて書きますが、今の所は買ってよかった!と思っています。

参考URL

ディズニー・バケーション・クラブ

http://www.disneyvacationclub.jp/

Disney Resort & Spa “Aulani”

http://disneyaulani.jp/aulani-hawaii-resort/

最初は「100$チケット」に釣られた!

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話を新婚旅行の時に戻します。

我が家はハワイ島のヒルトンで「タイムシェア・リゾート」の簡単な説明を聞き、すぐに内覧会の予約を済ませました。旅行自体がハワイ島とオアフ島各3泊ずつという計画でしたので、説明自体を聞いたのはオアフ島のヒルトンで、ということになりました。

話を聞くとホテルの中で利用できる100$チケットが貰えるというその特典に思い切り釣られて(笑)、話を聞きに行ったのです。

ここで頂いた100$チケットはハワイ限定のレスポのバッグに早変わりしました(笑)。早い話、この「100$チケット」に思い切り釣られてしまったわけです。

私達は宿泊棟とは少し離れた同じ敷地にある「ヒルトン・グランド・バケーション・クラブ」(以下、HGVC)のグランド・ワイキキアンという建物で話を聞きました。そこでアメリカの大学を出て今はHGVCで働く日本人のほぼ同年代の男性スタッフが私達の担当となり、熱っぽくHGVCのどこが素晴らしいものなのかを2時間近く伺い、実際の部屋なども見せていただくことになりました。

HGVCのメリットはヒルトンのネットワークだけでなく、ヒルトンが提携するホテルにも宿泊が出来るという素晴らしい仕組みであることを理解しました。HGVCに参加すると全世界宿泊出来る事になりますので、年に1回家族で羽根を伸ばす事を考えると食指の動く、実に興味深いお話しでした。

実に魅力のあるお話しではあったのですが、肝心の価格がそれなりにするものでしたので、HGVCは結果的にはお見送りしました。

ローンを組むという考えもあったのですが、利率も高く、結果的には帰国後にメールをしてパスしてしまったのです。

「お金があれば現金一括でポーンと買えたのになぁ!」なんて思いながら毎日慌ただしく過ごしている中で、ある日妻が私にこう言いました。

「ディズニーにもこういうタイムシェア・リゾートがあるんだよ。」

その時は、「へー、そうなんだー」と半分流した受け答えになってしまいました。

というのも、ヒルトンですらも結構なお値段(当時のレートではアウディのA3が新車で軽く買えてしまうレベル)だったので、ディズニーなんて言ったらもっともっとするんじゃないか!と思うと私は戦々恐々としてしまい、しばらくは家庭内でもその話題に触れることがなく(苦笑)月日が経っていくのでした。

ところが夏頃に妻から「イクスピアリにDVCが出来た!」と聞かされました。そして「内覧会をやっているから行ってみたい!」とも。

本音を言うと、ディズニーグッズの衝動買いが多い我が家として、私は「まさかいきなり買うとか言い出すんじゃないか?」と思うと妻の申し出を何とかして断りたかったのです(苦笑)。

ただ、HGVCで聞いた話が実に魅力的でもあり、その魅力ある話のディズニー版だったら一体どれだけ凄いのかな?なんて想像もしていたわけであります。

結果、話を聞くだけならどうせ往復の電車賃だけだもんなぁ、なんて甘く考えて(苦笑)、結局11月のある日に我が家はいそいそとイクスピアリでの内覧会に向かうのでありました。

次に続く。