大変に遅くなりましたが、皆様新年明けましておめでとうございます。2015年未年がはじまりました。
今年はアナハイムのディズニーランドが開園して60周年となるアニバーサリーイヤー。本年11月のアナハイム上陸を目論む我が家としてはぴんみもさんのアナハイムリポートを楽しみにしている日々でございます。
今年も海外ネタ(アウラニ&DVC)プラス時々国内ネタで皆様に様々な情報をお伝え出来ればと考えておりますのでまたお付き合いを頂けると幸いでございます。
まだまだ寒い日が続きますが、今日は改めてアウラニの魅力を別の角度から探ってみようと思います。
この記事のもくじ
アウラニはコオリナを代表する高級リゾート!
先日、旅行代理店のパンフレットを眺めると、ホノルルの他のホテルと比較するとアウラニの価格設定は結構割高に感じます。
元々コオリナリゾートというエリア自体が高級リゾートとして名前を売っている場所なので高いのは分かるのですが、案外いい価格するんだね、という印象が実は率直な感想であります。
エクセレントセレクション 大人の隠れ家リゾート ハワイ7日間アウラニ・ディズニー・リゾート&スパコオリナ・ハワイ<部屋指定なし>
これ、H.I.S.のアウラニのツアーです。
7日間の日程で最大40万円を超える旅費になります。もう少し金額を積めばホノルルを代表する高級ホテル、ロイヤルハワイアンに宿泊出来る金額です。ホノルルですと、ヒルトン辺りだったらもっとお安く宿泊出来ますので、価格面だけで観ても「高級」という位置づけでマーケティングしているんだと感じます。
では、その「高級」たる理由を私なりに少し探ってみると・・・・・。
- そもそもコオリナは高級リゾート地である
- ディズニーというプレミアムがある
- プールエリアの充実と細やかな配慮
という3点が考えられるでしょう。
コオリナですと、マリオットが運営するビーチクラブというタイムシェア・リゾートの他にはイヒラニというかつて開催されたAPECでオバマ大統領が宿泊した高級ホテルも存在します。
そして億超えのコンドミニアムが密集するエリアでもございますので、そこに引けをとらないという意味でも相応の価値を打ち出した宿泊施設に仕上げ、またそれなりの価格を宿泊客に要求出来るだけの施設になっていると感じます。
次にディズニーというプレミアムですが、ホノルルや他のホテルからもキャラクターブレックファーストのために朝早くからやってくる方も多いわけですから、他のホテルとは大きな差別化が出来るというものです。
そもそも、イヒラニにはお金持ちアメリカ人は居ても、世界のスーパースター、ミッキー&ミニーはいないわけですからね。(実はイヒラニのスターバックスでどっかり腰をおろしながらスターバックスラテ飲んでいたらそれはそれでとっても愉快なんですが)
もう1つ、やっと本日の主題に来たわけですが(苦笑)、実はアウラニのプールって結構充実しております。それは何も遊びだけではなくひとつひとつの設計や視点がよく配慮されているな、と思っておりまして、このプールに高級リゾートホテルとしてのアウラニの真髄を観た思いがするのであります。
ファミリー層をターゲットにしたアウラニのプールがリゾート最大のウリである!
アウラニにはいくつものプールがあり、そこでは小さなお子様だけでなく、お父さんやお母さん、そして結構ご年配の方まで楽しく遊べる環境が整っております。
流れるプールに何度でもチャレンジしたくなるウォータースライダー、そして太平洋のどこまでも続く地平線と美しい眺望を独り占めできるカ・マカ・グロット。
特にカ・マカ・グロットは本当に気に入りまして、毎日何度も何度もカ・マカ・グロットに浸かりに行っては果てしなく続く地平線の向こうをぼんやり眺めておりました。
カ・マカ・グロット・インフィニティ・プール | アウラニ・ハワイ・リゾート&スパ
他にも子供向けプールのメネフネ・ブリッジに最近出来たケイキ・コーブ・スプラッシュゾーンなどもあります。そして施設の真ん中に鎮座するワイコロヘ・プールもあります。
大人向けプールといえばワイナラ・プールもあります。ここのプールサイドではマイタイを飲みながらのんびりと読書をして過ごす大人の方が多くいらっしゃいました。
先に挙げたカ・マカ・グロットは一応大人向けです。沈む夕日を眺めながらカップルが2人愛を確かめ合う!なんて絵柄が本当に似合う超絶おすすめスポットでもありますが、実際には多くの子供達が泳いでおります。特に、初泳ぎと思しき乳幼児が一生懸命お父さんやお母さんと一緒に泳いでいるのです。
そしてここがまたポイントなのですが、アウラニで1番水深のあるプールはカ・マカ・グロットの140cmです。それもこの上の写真で見る海を最前列で眺められるヘリの部分であります。他は120cmなんですね。他のプールでも一番深くておおよそ120cm程度。
個人的な想像の域でしか無いですが、小さなお子さんも安心して遊べるように水深をきちんと考えて設計しているところがディズニーらしいというかファミリー向けとして設定しているということなんでしょう。
驚きの水質チェック?
2年前の春先の出来事なのですが、ワイコロヘ・プールに入った瞬間、ライフガードから「今すぐ上がって下さい!」と言われてしまいました。周囲を見回すと皆促されてプールから上がってました。
自分が入ったばかりの時でしたから、「俺、何かしちゃった?」と思い、凄くビクビクしてしまったんですが、実は一定の間隔で水質チェックをしており、その際に基準に満たなかったため、入っている人は全員上がるように、という指示がありました。
30分ほどしたらまた入って良いとのアナウンスがありましたのでプールにはまた沢山の子どもたちが大きな歓声を上げながらどんどん入っていったのですが、特にプールに薬みたいなものを入れて水質向上をはかるような様子はありませんでした。施設内でおそらくプールの水を循環させて処理しているのだろうとは思いますが、生まれて初めてこういう経験をしたものですから、少し驚き、そして感心してしまった次第でもありました。
2014年ですとカ・マカ・グロットに行こうとした瞬間、ライフガードにしばらくダメ、と言われました。上述の理由によるものです。
最後の1人がプールにいるまでライフガードは持ち場を離れない!
安全がらみで言うと、1番凄いと思ったのがライフガードの話しです。
アウラニではワイコロヘ・プールが21時までオープンしてます。(プールによっては20時やサンセットと同時にクローズするものもございます。)
プールがクローズする時間までとにかく、子供は徹底して遊び尽くします。もう朝から晩までひたすらに泳いで遊んでいます。子供が遊ぶ傍らに親がいるわけではありません。子供同士、ギャーギャー言いながら遊んでいるんですが、そんな時でもアウラニのライフガードが常に目を光らせて、時には子どもたちとコミュニケーションを取りながら注意深く彼らを見守り続けております。
私の浅い知識で申し上げるのも恐縮なのですが、夕食時ともなると他のホテルの多くのプールってクローズするイメージがあるんです。あるいはもし開いていたとしてもライフガードがいないケースしか知りません。
SCSEのポリシーが浸透しているディズニーでは21時クローズでも最後の1人がプールから上がるまでライフガードは常にチェックし続けております。そしてプールエリアの巡回もとにかく欠かさずに、です。
小さな子供までも安心して遊べるようにした細かな配慮といえばそれまでなのですが、夜になると昼ほどの人員配置ではないですが、人件費もかかるのに夜遅くまできちんと安心安全が担保出来るだけの人数を設置するところはやはり高級リゾートとうたっているだけの価値があるんじゃないかと感じた次第でもありました。
プールが閉まったあとも、最後まで誰も残っていないか確認をした上で引き上げていくとなんだかんだで22時。そこからプールエリアの清掃に入るキャストも出てきたりするわけですので、日中ゲストが楽しく遊べるために、見えないところで大変なお仕事をされているという印象を強く持ちました。
元々はDVCメンバーのための場所なので、そのメンバーを大事にするということで考えるとこれくらいやって同然だ、という会社側の意図もあるんでしょうが、有り難い限りです。ファミリー向けにお勧めしたい理由でもあります。
ライフガードの皆さん、決して押し付けがましくないし、ゲストに対してわりと気さくに声かけてますしね。機械的じゃないところがまたいいですね。
ということで、本年1発目はアウラニのプールに関するお話しをしてみました。水質チェックやライフガードの人員配置から観たアウラニの魅力や価値に関するお話しになります。
さて、今年は5月と9月に大型連休が控えております。旅行代理店のパッケージツアーで行くと決して安くはないのですが、もし1度でも行ってみたいと思っている方がいらっしゃれば是非ともアウラニへ遊びに行ってみてください。
キャラクターグリーティングだけで終わらせるだけでは正直もったいないと思います。
美味しい食事に充実したプールアクティビティも勿論魅力ですが、建物に込められた、ハワイの文化と歴史に対する深い畏敬の念が伺えるイマジニアのこだわりを紐解いていくとアウラニが実に奥深い魅力満載のリゾートなのだという事を知ることが出来ます。
また機会があればこういった細かいお話しをして行きたいとも考えております。
最後にアウラニに行きたくなる動画をご紹介しつつ(笑)、本記事を終わらせて頂きます。本日も最後までお読みいただきまして誠に有り難うございました。また次回もよろしくお願いします!