世界各地のディズニーリゾートに行くとミッキーに会えるのは周知の事実ですが、日本全国の「お祭り」会場でもディズニーの仲間たちに会えるチャンスがあるのをご存知ですか?
地方自治体などが主催するお祭りに、東京ディズニーリゾートを飛び出したミッキー達が参加してくれる「東京ディズニーリゾート・スペシャルパレード」が毎年全国20か所程度で開催されています。
今回は沖縄県から、スペシャルパレードの様子をレポートします。
この記事のもくじ
パレードの待機状況は?国際通りの場合
筆者が訪れたのは、沖縄県の国際通り。
那覇市では10月7日からの3日間、「那覇大綱挽きまつり」という大きなお祭りが開催されており、ディズニーパレードもその一環で行われます。
ミッキー達が登場したのは、お祭り初日の7日(土)。
筆者はパレード開始の2時間前に会場入りしましたが、日陰で待てる最前列のエリアには、すでに場所取りをしている地元の家族がちらほら。
周囲の様子を見ていると、日陰の場所はパレード開始の1時間前、日向の場所は15分ほど前に最前列が埋まる程度の待機具合でした。
東京ディズニーリゾートのように、待機中のゲストを管理するスタッフはおらず、ゲストどうし場所をゆずりあって待つスタイルです。
「開始1時間前まで、レジャーシートを大きく広げてはいけない」というパーク特有のルールもなく、終始ゆるやかな空気が流れていました。
開始30分前ごろになると、東京ディズニーリゾートのTシャツを着たスタッフがミッキーデザインの袋を配り始めます。
中には、沖縄からパークに行ける旅行ツアーの案内などが入っていました。
2台の車両から、ミッキー達がごあいさつ!
14時半、いよいよディズニーのパレードがスタートしました。
パレードは2台の車両と、その間で踊るキッズダンサーで構成されます。
1台目にやってきたのは、ミッキー率いるスペシャルパレード専用の車両「ドリームクルーザーⅢ」。
前方には、ミッキー、ミニー、東京ディズニーリゾート・アンバサダーの福本望さんが、後方にはグーフィーとプルートが乗車して私達にご挨拶してくれます。
続いてやってくるのは、キッズダンサーたち。地元の子ども達が出演しています。
最後に登場するのは、ドナルド率いる「ドリームクルーザーⅡ」。
前方の高い部分にドナルドとデイジーが、後方の高い部分にはチップとデールが乗車していました。
キャラクター達は手を振ってくれたり、ダンスミュージック風にアレンジされた「ミッキーマウス・マーチ」に合わせて踊ったり。
国際通りの牧志公園前~みずほ銀行前までの約1キロを、30分間かけてグリーティングしてくれました。
パレード開始前に待機していたのは地元のファミリーが多い印象でしたが、いざ始まってみると大人も集まり、人だかりで歩道が埋まる人気ぶり。
外国人を含むたくさんの観光客や、国際通りのお店のスタッフ(パレードの時間だけ業務を休んで観覧しているようでした…笑)も加わり、沖縄らしい雰囲気の中行われたパレードとなりました。
ツアー日程は毎年3月頃発表!来年は35周年要素に期待
今年度のツアーは、11月3日に長野県にて行われる「まつもと市民祭松本まつり」をもって終了となりますが、ミッキーが全国を訪れるイベントは毎年開催されています。
今回の沖縄公演では実施されませんでしたが、地域によっては上述のスペシャルパレードに加え、ダッフィーバスの展示が行われることも。
ツアー日程は毎年3月ごろ、東京ディズニーリゾートのオフィシャルサイトにて発表になります。
来年は東京ディズニーランドが35周年なので、ドリームクルーザーにアニバーサリーのラッピングがされたり、35周年限定のコスチュームで登場してくれたりするかもしれません。
東京ディズニーリゾートまで足を運ぶのは大変という方でも、気軽にディズニー気分を味わえるチャンス。お住まいの地域にミッキーが来る際は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。