1月10日。ディズニーシーでサプライズのプロポーズをされました。私の人生において、大切な日になりましたので、その様子をレポートしたいと思います。
また、ディズニーでのプロポーズの計画について、彼からのメッセージも紹介します。
S.S.コロンビア号で一生に一度の素敵な思い出を作っていただきました
実は、この日、私は同行者に「誕生日にお祝いすることができなかったから、その埋め合わせをしたい」と言われており、1日のスケジュールは同行者に任せきりに。
「20時10分にレストランをプライオリティ・シーティングしておいたから」ということのみ聞いていました。
間もなく、夜のハーバーショーのファンタズミック!が始まるという頃、「ちょっと待ってて。お手洗い行ってくる」と、言われ、お土産屋さんに残されてしまった私。
10分経っても、20分経っても彼は姿を見せず、20時開演のファンタズミック!の音楽も鳴りだし、魔法使いの弟子に扮したミッキーが出て来たので、大丈夫なのか、もしかしたらお手洗いで何かあったのではないかと、心配でメールしようとした時、
「やあ。お待たせ」
と、そこにはスーツ姿の同行者が立っているではありませんか!!
呆気にとられている私の手を引いて、「決める時は、僕だって決めるんだよ」と、向かった先は、 S.S.コロンビア・ダイニングルーム。
プライオリティ・シーティングをしていたので、程なくして席に案内していただいた私たち。
オーダーした料理はお互いに、シェフのおすすめディナーコース。
メインは「ローストビーフのみ」or「ローストビーフ+オマール海老のオーブン焼き」を選択することができ、ローストビーフのみを選択した場合は、グラム数を90g、140g、190gのいずれかを選択できます。
私は、ローストビーフのみのコース(90g 4,110円)、同行者はオマール海老のオーブン焼きがついたコース(5,350円)を選びました。
前菜はポワローとベーコンとポテトのキッシュ、海老のマリネとサラダ添え。グレーのソースは、豆のソースとのこと。キッシュは程よい硬さで彩りも大変きれいな前菜。
スープは蕪のクリームスープ。フライドオニオンと、クリスマスシーズンのコースでも使用されたシブレットも添えられています。
メインは(写真は同行者がいただいたものですが)ローストビーフとオマール海老のオーブン焼き、グレイヴィーソースとサフラン風味のシーフードトマトソース。付け合せは、ホウレン草とカボチャのニョッキ、という珍しい組み合わせ。
デザートは、4つのグラスデザートから好きなものを2種選ぶことが出来ます。
私が選んだのは右の2種類。ミックスベリーのショートケーキのようなデザートと、さっぱりとしたオレンジシャーベットとレモンゼリー。
先日、誕生日であったことを伝えると、誕生日インパークレポートと違うレストランでしたが、同じように「HAPPY BIRTHDAY」のチョコプレートをつけていただきました。
メインディッシュが終わり、デザートが運ばれてきた時、キャストさんより「お連れ様より、サプライズがあるそうです」と、おっしゃったので、どんな誕生日プレゼントをいただけるのだろうとわくわくしていたら、彼がバッグより取り出したのは、小さな箱。
「いつも素敵な笑顔をありがとう。
そして、これからも素敵な笑顔を僕に見せてください。
…結婚してください」
と、言われ、手渡されたのは、ディズニーとコラボレーションした素敵な婚約指輪でした。
まさかのプロポーズに、何を言えばいいのか分からなくなりました。
振り返れば、最初に東京ディズニーシーへデートに行った2013年9月。
まだ、おつきあいを始めて間もないのにも関わらず、開園と同時に、トイ・ストーリー・マニア!のファストパスを取りに行かせ、その間、私は、他のアトラクションを勝手に乗りに行き、彼をしょんぼりさせてしまった思い出、食事を摂る間を惜しんで、アトラクションを楽しんだ思い出。
翌年の彼の誕生日には、こっそりとバースデーシールを用意し、たくさん「おめでとう」とキャストに声をかけていただき、少しだけ照れた顔に、「してやったり」と思った思い出。
一緒に迎えた初めてのハロウィーンで、全身仮装を楽しんだ思い出。
年越し特別営業の抽選に当たった際、大声でカウントダウンをし、新年を迎えた瞬間の花火に感動した思い出。
そして、彼の転職が決まり、その翌日に、一緒に年間パスポートを作りに行き、これまでに数えられないほど、たくさんディズニーリゾートに行きました。
私と彼が、東京ディズニーリゾートで体験した思い出が、次から次へと溢れてきて、また、年末年始の繁忙期の中、このようなサプライズを考えてくれていたんだと思うと、嬉しくて自然と涙腺が緩みました。
「これからも、よろしくお願いします」
これからも、仲良く、ディズニーリゾートで素敵な思い出を作っていきたいと思います。
これから東京ディズニーリゾートでプロポーズを考えている方へ
(ここからは、彼の言葉でお話しさせていただきます)
さて、東京ディズニーリゾートでプロポーズを考えている方へ。
プロポーズをするにあたり、「どこでプロポーズをするか」ということを悩みました。
ディズニーリゾートでの思い出はたくさんありましたが、いわゆる定番スポットでのプロポーズより、2人にとって、思い出の場所、所縁のある場所の方が、印象に残ると思い、場所を選びました。
何故、S.S.コロンビア・ダイニングルームにしたのかというと、2年前、(彼の)誕生日のディナーをここでいただき、その時、フードサービスキャストだけでなく、普段ならゲストに顔を見せることが少ない料理長らしき人も、直接お祝いを伝えに来てくれ、大変感動したからです。
なので、このレストランでデザートを食べる時に、プロポーズをしようという計画は、実は、前々からたてていました。
もちろん、そのためには、プライオリティ・シーティングは必須です。
あとは、この様なレストランでプロポーズを考えているなら、頃合いをみて、キャストに申し出た方がいいと思いました。
プロポーズをする前、とても緊張していましたが、あるキャストが、側に置いてあったバッグを見て「ドナルドとデイジーがお好きなんですね。今日は会うことが出来ましたか?」と、笑顔で声をかけてくださり、少し緊張が解けました。
もし、相手がディズニーが好きならディズニーリゾートでプロポーズすることは大変素敵なことだと思います。
ぜひ、計画をたてて、素敵なプロポーズをしてください。
(以上、彼からのメッセージでした)
まさか、このタイミングで、筆者自身、プロポーズをされるとは思わず、このレポートを書いている間も、夢なのか現実なのかふわふわしながら書いています。
これから、色々大変な事が続きそうですが、これからも2人で、お互いが大好きな東京ディズニーリゾートで、どんな思い出を作ることができるのだろうと思うと、ちょっと辛いことがあっても乗り越えることができそうな気がします。
私たちにとって東京ディズニーリゾートが、いつまでも、そのような場所でありますように。
今回もお読みいただきありがとうございます。それでは、また。