ディズニーランドでは2つのショーレストランでランチ、ディナーそれぞれ計4つのショーを開催中。その中でも人気の「リロのルアウ&ファン」を体験してきました。
この記事のもくじ
ファミリーにもキャラクター好きにも人気「リロのルアウ&ファン」
11月30日日曜日のディズニーランド。
朝方は快晴だったものの夕方にかけてはやや雲の多い天気。
だけども、気温は15度前後で昼間はあまり寒さを感じさせない陽気でした。
この日はディズニーランドに2つあるショーレストランのうちの1つ、ポリネシアンテラス・レストランで行われるランチショー「リロのルアウ&ファン」を楽しんできました。
フラダンスを中心に南国ムードのショーで、途中子供たちをステージに上げてのフラ教室があるなど、基本的にはファミリー向けの内容とになっています。
とはいいつつも、ショーの大半はミッキーを中心としたキャラクターたちが各テーブルをまわって、一緒に写真を撮ったりできるというグリーティング中心の構成。
次々とやってくるキャラクターに緊張しっぱなしで「食事どころではない!」という興奮のショーになっていました。
ショーレストランの予約と入場方法はかんたん
ショーレストランを楽しむには、予約が必要となっています。
ただ今回も「行ってみよう」と思った時には1ヵ月先まですべて満席ですぐに予約できる日はなく、予約開始日(1ヵ月前)の朝9時と同時のタイミングにネット予約をしました。
予約をしクレジットカード決済をすると確認メールが送られてきます。
当日パークに到着したら、その指示どおりショー開始1時間前までにレストランの窓口に立ち寄り予約時間と氏名を伝え、テーブル番号などが書かれたチケットを貰います。
その後は、開演に遅れないように指定時間に再びレストランを訪れるだけです。
ただし、ここで注意をしなければいけないのは、規約にもありますが「入園保証」がないこと。
クリスマスシーズンなど混雑時に入園制限がかかってしまうと、せっかくレストランを予約しても、パーク入れなくなってしまう場合があるようです。
週末には入園制限が頻発する期間でもあるので、この日も、それを恐れて開園にあわせてパークに向かいました。
もちろん、事前に日付指定のチケットなどの用意しておけば安心ですね。
あとは時間になったら、レストランの窓口でチケットを渡すと担当キャストが座席まで案内してくれ、テーブルにつくと、すでに料理が用意されており、あとはそのままショーを楽しむ、という流れです。
次々とテーブルに訪れるキャラクターたちに興奮
「リロのルアウ&ファン」が行われるポリネシアンテラス・レストランは魅惑のチキルームの隣にある大きな三角屋根のゲートが目印。
ジャングルクルーズの川に沿った小路をレストランに進むと、南国ムードのある建物が見えてきます。
高い天井にステージがある店内、テーブルに案内されると、机の上にはオードブルとオリジナルドリンクのポリネシアンパンチ、そしてリロからのプレゼントのクペエ(手首に巻くレイ)が用意されています。
ちなみに、ドリンクはお替り自由。
このポリネシアンパンチは、季節によって味が変わるようで、この日はやや甘めなマンゴー味。美味しく何杯も飲んでしまいました。
そうこうしているうちにショーがスタート。
アロハシャツ姿のレストラン店長の仕切りで、リロやスティッチそしてミッキー、ミニー、チップとデールが勢ぞろいします。
今日はリロ主催のルアウ(パーティー)、フラダンスでもてなそうと、あれやこれやと準備をしてくれているのですが、それもつかの間キャラクターたちが客席に下りてきて、各テーブルをまわりはじめます。
手前からチップが近づいてきたかと思えば、後ろからリロがやってくる、そして次はどこから誰が来るのか、次々とやってくるキャラクターに周りのキッズたちも興奮しっぱなしでした。
キャラクターたちはテーブルに来ると、ハイタッチや握手、そして一緒に写真を撮ろうと促してくれます。
キャラクターと一緒に写真を撮るとき、ここでのポーズは親指と小指を立てるシャカ・サイン。ハワイならではの挨拶で記念の一枚を残しましょう。
そんな中、メインディッシュのテリヤキチキン、その後は小さなパフェのデザートがやってきますが、あらゆる方向から徐々に近づいてくるキャラクターたちの迫りくる緊張感に、なかなか食事に手を付けづらい感じです。(もちろん完食しました)
その後、子供たちがステージに呼ばれ、一緒にフラダンス教室をして、ショーは終了になりました。
ショーレストランは混雑シーズンこそ利用価値あり!
ポリネシアン・レストランではステージに対し、近いテーブルをS席、後方をA席、舞台下手側のステージが見づらいエリアをB席として予約を受け付けています。
ディナーショーの「ミッキーとミニーのポリネシアン・パラダイス」では、ショーの比率が多いので、B席ではやや楽しみづらいかもしれませんが、ルアウでは他のショーレストランと異なり、どのテーブルにも必ずキャラクターが1人1人回ってくる上、ショーパートも短いのでキャラクターとのグリーティング重視の方は、予約時にとりあえず空いているテーブルで大丈夫そうです。
クリスマス時期のような混雑シーズンでは、一般のレストランは大行列だったり、酷い時には入場制限がかかるなどしますが、ショーレストランは待たずに時間通りに食事が出来るのが大きなポイント。
また、フリーのグリーティングではなかなかキャラクターに声をかけづらい人も、わざわざグリーティング施設並んで待つ必要がなく、キャラクターとの交流をしっかりと楽しんで、思い出を残せる内容になっていると思います。
ショーレストランの利用には記念日など「きっかけ」がないと、なかなか手を出しづらいかもしれませんが、食事とグリーティングの時間を無駄にせず快適に楽しめるので、入園制限クラスの混雑時期こそ利用価値が高いのではないかと思いました。
本日の混雑度は??
前日の土曜日が悪天候だったため、その反動で入園制限がかかるのかと思ったものの、結局かからず。
ただ人気アトラクションの待ち時間は長く、トイレやフードワゴンも行列になるほどの混雑日のようですが、最近は混雑の様子に見慣れてしまったためか激しい混雑とは感じませんでした。
開園しばらくした午前中のインフォメーションボード。
もっともアトラクションに人が殺到する時間帯で、このちょっと前にプーさんのハニーハントのファストパスの取得に向かったのですが、ファストパス取得列がシンデレラ城の裏を回ってフィルハーマジックの前に届いてしまう混雑具合でした。
本日のおまけ!プーさんシステム調整で、初めての「優先入場整理券」
朝方に取得したプーさんのハニーハントのファストパスですが、利用できる時間は2回目のサンタヴィレッジ・パレードも終わった16時頃。
ハニーハントでは昼過ぎにもシステム調整で一時休止があった影響もあり、スタンバイは180分、ファストパスでも35分待ちというご案内でした。
混雑しているものの、待機列のプーさんの絵本の中を順調に進み、あと少しでハニーポッド乗り場に近づいていたところ、ふとBGMが止まり「システム調整」のアナウンスが流れ、運営は一時中止。
館内からは楽しみに待っていたゲストたちのため息がもれていました。
そのまま速やかにキャストの案内があり、乗車口の脇から外に出たのですが、その際に「優先入場整理券」をもらいました。
噂には聞いていたり、手にしている人を見かけることはあったのですが、初めて入手。
このチケットがあれば、ファストパス同様に使えるほか、他のアトラクションでも待たずに優先入場が出来るというもの。
記念に持って帰ろう、かと思いましたが、170分待ちで混雑中にバズ・ライトイヤーのアストロブラスターにて謹んで利用させていただきました。