【サンルートプラザ東京】オフィシャルホテル徹底紹介シリーズ【1】

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広大な敷地面積を誇る東京ディズニーリゾート。もちろん日帰りでも十分楽しめますが、やっぱりじっくり泊まって過ごすのがいいですよね。

そんな中、数あるホテル。パーク直営と言ってもいいディズニーホテルからオフィシャルホテル、グッドネイバーホテルやパートナーホテル…と様々です。

そんな中で、やはり自分の目的や用途に合わせてホテルを選びたいものですよね。今回はシリーズ記事として、ディズニーリゾートの6つのオフィシャルホテルを個別に紹介します。

筆者は実際に全てのホテルに宿泊した事があります。もちろん全部の部屋カテゴリーに宿泊したわけではありませんが、全体の概要などについてご紹介していきます。

今回はディズニーランドに近い順に「サンルートプラザ東京」をご紹介します。

ディズニーランドに徒歩で行ける距離にある「サンルートプラザ東京」

さて、それでは個別にご紹介するオフィシャルホテルの一番最初、まずは、一番ディズニーランドに近い場所にあるオフィシャルホテル、こちらは「サンルートプラザ東京」。公式サイトはこちら

このホテルはオフィシャルホテルの中ではディズニーランドに「一番近い」ホテル。位置だけを考えるならば上の写真の様に駐車場の中にあるくらいの位置に建っています。

ディズニーランドがグランドオープンしたのは昭和58年ですが、昭和61年から現在の場所で営業を開始している、歴史の長いホテルです。

それまで日本の遊園地の感覚では泊まって遊ぶという概念があまりなかった頃から先進的な考えで営業を始めた「老舗のディズニーオフィシャルホテル」とも言えます。

【概要】
●開業日:1986年(昭和61年)7月20日
●客室数:696室
●駐車場:約280台
●階数 地下1階-9階

まず特筆すべきはその立地。この周辺のオフィシャルホテルは全て「ベイサイドステーション」からリゾートライン(モノレール)の乗ってパークに行く必要があります。

しかしながら、このサンルートだけは「ディズニーランドまで歩いて行ける」という特長があります。もちろん物理的には他のホテルでも可能ではありますが、同ホテルにはディズニーランドまでの徒歩マップや紹介ページがあり、公式に案内がされています。こちらの公式サイトの「アクセスマップ」のページの「徒歩マップ」をご参照。

また他のオフィシャルホテルには無いもうひとつの大きな特徴としては、「ディズニーランドまでの直通バスが出ている」事。こちらは宿泊者は無料で乗ることができ、朝のディズニーランドまでの移動がかなり楽です。(バスは舞浜駅を経由があるので詳細は確認を。)

これは「単に便利」というだけでなく、リゾートラインの運賃の節約にもなります。例えばリゾートラインの料金は一回250円(中学生以上)ですので、家族4人でどちらかのパークを往復すれば、それだけで2,000円かかります。

もしくは、2日フリーパス券は800円ですので、家族4人なら、3,200円がかかる事になります。もちろん行くパークの予定にもよりますが、このあたりもわずかでも節約になります。

また、もうひとつに特徴としては非常にリーズナブル、安いという事です。他の周辺オフィシャルホテルに比較して料金が安価で使いやすい点があげられます。

また、デメリットという観点から見ると、「部屋が大きくない」のが特徴。元々滞在型というよりもリーズナブルなホテルというスタンスで建設されているイメージが読み取れますが、ツインの部屋でも16㎡程度(一般的なツインルームの半分程度)しかない部屋タイプもあります。(詳細はご確認を。)

しかしながらパークで朝から晩までじっくり楽しみたい派の方にはオススメ。オフィシャルホテルでありながら、歩いてディズニーランドに行けて、安価で泊まれるのはかなり助かります。

また、嬉しいのが夜にパークから帰ってきた方向けに夜食販売などをフロント付近で行ってくれる事。弁当や丼ものなどをパークからの戻る時間に併せて、数量限定で販売してくれるのでこちらも安価で夕食が済ませられます。(実施時期などについてはご確認を。)

また、このホテルは部屋は小ぶりなタイプが多いですが、その特徴を逆に活かして、船室風のキャビンルームや、最近(2011年)改装されたディズニーランドのウエスタンランドのイメージが楽しめるフロンティアルーム(上の2枚の写真)などもあります。

【↓フロンティアルームの動画はこちら】
サンルートプラザ東京(フロンティアルーム)

他にもこのホテルは「アーリーバードプラン」と言って、深夜到着で朝まで使える超短期滞在型のプランもあります。長距離の運転などでこられる方にはオススメです。(詳しくはこちら。)

オフィシャルホテルの中では老舗のホテル。豪華で優雅な滞在と言うより、リーズナブルで気軽に使えるホテルという印象です。日帰りにちょっとプラスしてお泊りディズニーも可能なホテルです。

私個人的なこのホテルのトータル的なイメージとしては、「リーズナブルで気軽に使いやすいホテル」で、どちらかというと「パーク滞在を重視型」のプランに併せたいホテル…という印象です。ご自身のプランや目的に併せて利用してみてください。

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※この紹介記事は筆者の宿泊時現在の情報を基にしています。施設や料金・サービス内容等は変更又は中止になる場合があります。参考記事としてご利用ください。

ABOUTこの記事を書いた人

DヲタのWEBライター。TDRハックの他に、 個人ブログ「TDRな生活」や「株式会社ぴあ」の「ディズニー特集 -ウレぴあ総研」で多くのTDRにまつわる記事を執筆。7冊のディズニー関連書籍の著者でもある。近著に「ひとりディズニー50の楽しみ方」 (サンクチュアリ出版 )。…慌てず急がず、ゆっくりゆったりとパークを散策しながらお酒を楽しむのが好きです。

4 件のコメント

  • こんにちは!
    はじめまして
    いつも楽しく読ませてもらっています^^
    (ディズニーランドは来年30周年ですから、昭和53年じゃなくて58年だと思いますよ)
    サンルートは昭和61年からあったんですね~
    私が初めてパークに行ったのが62年2月でした。
    京葉線がまだなくて、行くのが大変だったから、泊まればよかったなー
    (今更言うことか?^^;)
    他のホテルたちが開業目前だったことは知ってたんですが、サンルートは一足早かったんですね!

    • いつもありがとうございます。
      京葉線が無かった頃はディズニーランドは遠かった印象ですね。
      近年は交通の便が良すぎて、混雑日は渋滞もひどくなりますからねー。
      サンルートはコンパクトですが、リーズナブルなのがいいですよねー。

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