ホテル滞在重視派にオススメの「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」クラブレベルルームがリニューアル!

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広大な敷地に多くの魅力が広がる東京ディズニーリゾート。やはりできれば泊まってじっくり楽しみたいものですよね。

しかしやはり気になるのがホテル選び。パークでめいっぱい遊ぶ事を重視するのか、それともホテル滞在を重視するのかで悩むところでもあります。

そんな中、ホテル滞在を重視の方にぜひオススメしたいのが、東京ディズニーリゾートオフィシャルホテルの「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」。中でもワンランク1つ上のホテルの客室カテゴリーである、クラブレベルルームの12階が一部リニューアルしています。

今回はこちらの部屋のご紹介と、「賢いホテル滞在」についてレポートします。

「ホテル滞在重視派」のお勧めのシェラトン

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こちらの「TDRハック」では、過去にも「オフィシャルホテル全紹介シリーズ」として、各ホテルに実際に宿泊した経験から、全ての特徴をご紹介しました。(こちらのページをご参照。)

その中でも、「ホテル滞在重視派」の方に、筆者がオススメしたいのは「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」。

言わずと知れた国際ブランドの同ホテルは、その施設規模の大きさだけでなく、ホテル内に様々なサービス施設が多く存在し、ゆっくりホテル滞在をしたい方にはお勧めのホテルです。

中でもワンランク上の特典付きの部屋カテゴリーである、「クラブレベル」が11階と12階の客室に存在します。そしてこの度、12階部分の部屋が大きくリニューアルしました。

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大海原を航海する帆船の様なイメージにリニューアル

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これまで同ホテルのこのカテゴリーの部屋は、付加されるサービスは違うものの、基本的には他の客室と比べて、それほど大きな違いと言うのはあまりありませんでした。

ただ、今回のリニューアルによって、部屋の内装や備品等が大きく変わりました。

まずは部屋全体のイメージがブラウンの色で統一され、客室内を極力広くするため、テレビや家財などが壁に組み込まれたりするなど、快適な空間が広がっています。

また部屋の壁の中央付近の高さには「鏡」が細長く配置され、圧迫感がなく、部屋全体が広く感じるような工夫もされています。

そして機能面も充実。無料のワイヤレス高速インターネットや、USB充電も可能になっており、更に便利になりました。

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浴室や洗面台、トイレもリニューアル

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全体的に室内は広く改善され、トイレと洗面所部分は一緒になりましたが、その分かなり広い空間が確保されています。

洗面台もリニューアル。コンパクトながら洗練された使いやすい形に変わりました。併せてトイレや浴槽もリニューアル。

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ただ、浴室部分はユニットバス形式なので、トイレが一緒になっている事と、洗い場が無い為、ファミリーやグループで利用する場合は注意したい所です。

しかしながら、このクラブレベルのカテゴリーは別棟のオアシス棟にある浴場、「舞湯」が何度でも使える特典(オアシスパス)が付いているので、お風呂はこちらを使う事も可能です。

その他の変更点

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今回のリニューアルは客室内装部分だけでなく、12階のエレベーターホールや廊下もリニューアルされ、落ち着いたシックな雰囲気になっています。

室内ではコーヒーメーカーもちょっと変わったコンパクトなタイプとなり、極力居住空間が広く取られている配慮が感じられます。

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12階からはリゾート全体が眺められる「最高のパークビュー」?

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ディズニーリゾートの周りに存在する6つのオフィシャルホテルと3つのディズニーホテル。

パーク隣接のミラコスタのハーバービューは言うまでもなくパークの中が見えるため、部屋によってはショーを鑑賞する事ができます。

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ただ、アンバサダーホテルは離れた位置にあるためパークの内部は一切見えず、ディズニーランドホテルも高層階からは一部だけ、パーク内の様子が眺められますが、現実的にはパークの中を見ると言う事はほとんどできません。

そんな中、こちらのシェラトンの12階部分からは、パークの中の細かな部分までは見えませんが、部屋の位置によっては、園内のアトラクションが一部見られる部屋もあります。

また、「プロメテウス火山」と「シンデレラ城」を両側に見られるという、「2つのパーク両方を見られる」と言う贅沢な体験をする事もできます。

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もちろんパークの中がしっかり見えると言う事ではありませんが、花火はもちろん見る事ができますし、ディズニーランドの「ワンス・アポン・ア・タイム」や、ディズニーシーの「ファンタズミック!」の演出の一部を見る事もできます。(上の写真は望遠で拡大しています。)

また、風向きがいいと、パーク内のショーやパレードの音楽がかすかに聞こえる事もあり、部屋に帰ってもパークの雰囲気を感じることができます。

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また、このホテルの特徴として、「すべての部屋にバルコニーがついている」ので、部屋の外に出る事が可能です。

もちろん部屋はパーク側ではない位置にもありますが、希望があれば予めホテルに伝えておけばリクエストに応じてくれる場合もあります。

※部屋から見える景色は一例です。場所によって景観が異なりますのでご了承ください。

最上階のパークビューの専用朝食会場で、優雅なホテルライフを満喫

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既存のディズニーホテルでも、それぞれワンランク上のカテゴリー、ミラコスタは「スペチアーレルーム&スイート」、アンバサダーホテルは「アンバサダーフロア」、ディズニーランドホテルは、「コンシェルジュ」のそれぞれのカテゴリーに宿泊したゲストは、朝食がついてきます。

しかしながら、予約がいっぱいで希望の時間で朝食をとる事ができなかったり、宿泊者特典のアーリーエントリーを使う場合は、朝食時間の設定が、非常にシビアになる事も多くあります。

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そんな中、このシェラトンのクラブレベルにも朝食がついてくるのですが、こちらは12階最上階にある、クラブレベル宿泊者専用の広い朝食会場(サミット)があるため、予約は不要で希望の時間に朝食を取る事ができます。(混雑時は待つ事もあります。)

この朝の時間に、最上階12階から眺める東京ディズニーリゾートは非常に爽快な気分。大きな窓に広がるパノラマの風景はディズニーリゾートに来ている実感をさせてくれます。

専用ラウンジと併せて翌日はゆっくりホテル滞在がオススメ

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こちらのクラブレベルの宿泊者は、2階にある専用ラウンジを使う事ができます。こちらのラウンジについては過去のこちらの記事で紹介していますのでご参考に。

このラウンジはチェックアウトまで何度でも利用が可能。さらにクラブレベル宿泊者には、オアシスパスと言ういくつかの施設が無料で使えるパスポートがついてきます。

こちらのパスポートでプールやトレーニングジム、お子さんがいる場合はトレジャーアイランドなどの施設が無料で何度でも使用ができます。

ありがたいのはこのパスポートはチェックアウト後でも利用が可能な事。このパスポートを利用してチェックアウト後もゆっくり&じっくりホテル内の施設を利用するのも非常に優雅な時間が過ごせます。

もちろんせっかくディズニーリゾートに来ているのですからパーク内でじっくり遊びたい気持ちもわかります。

ただ、こちらのシェラトンはオフィシャルホテルだけでなく、ディズニーホテルを合わせても、施設の充実度は間違いなくナンバーワンだと思います。

パークで遊ぶのももちろん良いですが、最初から割り切った計画で、宿泊翌日はチェックアウトを過ぎてもじっくり遊べるシェラトンで、優雅なホテルライフをじっくり過ごす…なんて言うのも良いのではないでしょうか。

参考HP:シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル