【シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル】オフィシャルホテル徹底紹介シリーズ【6】

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さて、広大な敷地面積の中に多くのアトラクションやショーなどのエンターテイメントが広がる東京ディズニーリゾート。しかしながら一大リゾートとして形成されたこの場所ではパーク以外でも楽しめる要素があります。

そんな中の一つとしてあげられるのはオフィシャルホテル。様々な個性とカテゴリーで数あるディズニーリゾート周辺のホテルですが、立地や価格のバランスとしてはちょうどいいと思います。

筆者が実際に宿泊したレポートを基にこれらのホテルの全体の概要などについてご紹介してきたディズニーリゾートの6つのオフィシャルホテルの紹介記事の最終回。

今回は施設や設備が充実している「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」をご紹介します。

施設の充実は間違いなくNO.1!「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」

 

さて、東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテルをご紹介しているシリーズ、最後は「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」(公式サイトはこちら。)

こちらは国際的な「スターウッド・ホテル&リゾート社」が運営する「シェラトン」ブランドのホテルの一つ。2012年現在で日本にあるシェラトンとしては最古のホテルになります。

【概要】
●開業:1988年(昭和63年)4月14日
●部屋数:802室
●駐車場:543台台
●階数:地下1階 – 12階

他のホテルと比較して特徴的なのはその部屋の種類の多さ。スタンダードルームから、キッズ向けの「トレジャーズルーム」、機能性を追及した「グランデルーム」、「和室」や、ラウンジ等が使えるワンランク上の「クラブレベルルーム」など、約14種類の部屋カテゴリーが存在します。(上の写真はグランデルーム。奥のベッドにはバースデーデコレーションがされている状態です。)

施設全体の規模もオフィシャルホテルの中ではかなり大きく、滞在して楽しめる様々な施設が揃っています。正面から見るとわかりにくいですが、建物の形が「波型」になっているのも特徴的です。

その形状から、例えば下の写真の様に同じ「パーク側」の部屋でも、部屋の位置によってホテルを真横から見る様な部屋もあり、風景がかなり異なるのも面白い特徴です(写真右側に写っているのも同ホテル)。

ただ、スタンダードタイプの低層階の場合はパーク側の部屋でもこんな感じでほとんど風景が見えない場合もありますのでご注意を。

また、パーク側でも海側でも、各部屋には小さなテラスがあり、外に出れるのが開放感があります。特にオフィシャルホテルの中では一番パークに近い位置に建っている事もあり、風向きによってはショーの音楽や夜中のリハーサルなどの音がかすかに聞こえる事もあります。

特にオフィシャルホテルの中ではディズニーシーにかなり近く、パーク側の部屋の場合はプロメテウス火山やSSコロンビア号、インディジョーンズアドベンチャーなどが良く見えます。

ホテルの位置がディズンーランドとディズニーシーの境目付近に建っているため、両方のパークの雰囲気が味わえるのも特徴です。参考までに下記に最上階12階からの動画へのリンクを掲載しておきます。

シェラトン最上階から見た東京ディズニーリゾート

オフィシャルホテルでもパークの雰囲気を感じたい方にはオススメのホテルです。(パーク側でも部屋によってはこれらが全て見えない場合もあります。)

また、前回でご紹介したお隣のホテル、「ホテルオークラ東京ベイ」と同じく、にリゾートラインのベイサイドステーションからもすぐ近いので、歩いても十分行き来ができるホテルです。

ただ、施設自体がかなり大きく、横方向にかなり広いホテルなので、自分の部屋がエレベーターから遠かったりする場合、行き来には時間を要します。移動は計画的にした方が無駄な時間と体力を消費しないで済みます。

このホテルの最大の特徴はその施設の規模からもわかるとおり、「館内の施設が群を抜いて充実している」事です。ディズニーホテルを含めたこの周辺のホテルでは文句無くナンバーワンと言えるでしょう。

詳しくは公式ページを見ていただいた方が早いのですが、レストラン等の料飲施設だけでも5ヶ所、宴会施設は14ヶ所とかなり大規模です。

他にも通年営業の屋内温水プールやフィットネスジム、夏季には上の写真の様に屋外のガーデンプール(夏季以外は観賞用の池)、浴場や整体はもちろん、本格的なエステサロン「スパクリエーヌ・ソティス」などがあります。

さらには、お子さん向けの施設「トレジャーズ!アイランド」(下の写真)や、ゲームセンターも「ナムコランド」が入っていたり、写真スタジオの「スタジオ・アリス」など、民間テナント施設も入っています。その他にも細かな施設として、パターゴルフや赤ちゃんラウンジもあります。

また、変わった施設としては2階のフロント周辺に「リンク@シェラトン・エクスペリエンス・ウィズ・マイクロソフト」というエリア(下の写真、奥の部屋)があり、ホテル利用のゲストならば誰でも24時間いつでも無料で自由にパソコンが使えます。

もちろん無線LAN対応ですので、自身のスマートフォンやノートPC、やタブレット等を持ち込んで利用することも可能です。ここは他にも新聞、雑誌などもあり、インターネット以外での利用も可能です。

隣のカフェ「Toastina」(トスティーナ)も広い空間の落ち着いたソファなどでオススメです。また、これだけでなく、公式サイトには掲載されていませんが、浴場近くにはくつろげるソファやエリア、フロント付近には無料でゲームが楽しめるスポット(下の写真、手前の机)などがあります。

 このホテルは単に広く大きいだけでなく、広い施設に見合うだけの「滞在して楽しめる施設が多くある」のが魅力的です。これらの多くの施設はチェックアウト後でも利用可能ですので、一泊だけでもゆっくりホテル滞在が可能なホテルです。(一部有料施設があります。時期により料金や営業時間が変わるのでご確認を。)

また、ご家族でホテルを捜している方にありがたいのは、この「シャラトンは添い寝の子供はなんと17歳までOK」である事。これ、意外に知られていない大きなポイントなんですが、少し幅の広めなグランドルームで、ベッドが並べられるタイプであれば、広さは十分。うまく条件が合えば、大人2人分の価格で家族全員がかなり安く泊まる事も可能です。

前述のとおり、部屋のタイプも様々で、「グランデルーム」や「トレジャールーム」、「クラブレベルルーム」についてはベッドをくっつけて並べる事が可能です。予めホテルに伝えておけば並べてくれますので小さなお子さんがいても安心です。

また、ワンランク上のカテゴリーである「クラブレベル」についてですが、こちらはディズニーホテルを含めた周辺ホテルの中でも充実したサービスであると言えます。

滞在中に利用できるラウンジはセルフサービスになりますが、ソフトドリンクのほかにもワインやビール、カクテルなどがあります。また、時間帯にってはライトミールやスナックのサービスがあり、気軽に軽食やアルコールを楽しめます。

ディズニーホテルの各ラウンジ系サービスも魅力ですが、近年は利用者も多く、オーダー制であるために、時間を要するケースが多くなりつつありますが、このシェラトンのラウンジは基本セルフであるために逆に使いやすいです。

クラブラウンジ内の動画はこちら。
 シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル「クラブラウンジ」

また、このクラブレベル利用者は朝食やプールやフィットネス等の館内施設を利用できるオアシスパスが付帯しており、じっくりホテルを楽しむには最適です。周辺ホテルの同様のサービスの中では一番いいと思います。

以上のの様に、施設規模や多くのサービスがある事から筆者もお気に入りのホテルです。私個人的なこのホテルのイメージとしては、「ホテル内施設が充実した滞在型リゾートホテル」で、どちらかというと「ホテル滞在重視型」のプランに併せたいホテル…というイメージです。ご自身のプランに併せて利用してみてください。

私個人的なこのホテルのイメージとしては、「ホテル内施設が充実したリゾートホテル」で、どちらかというと「ホテル滞在重視型」のプランに併せたいホテル…というイメージです。ご自身のプランに併せて利用してみてください。