
やっぱりできればゆっくり泊まって楽しみたい東京ディズニーリゾート。朝起きた時にリゾート内にいるというのは幸せを感じる時間でもありますよね。
そんな中これまでご紹介してきたお泊りディズニーのポイント。オフィシャルホテルとディズニーホテルどっちを選ぶかはなかなか難しい所ではありますが、それも嬉しい悩みですよね。
前回までのの記事は以下をごらんください。
お泊りディズニーのポイント!オフィシャルホテルとディズニーホテルどっちを選ぶ?【基本編】
お泊りディズニーのポイント!オフィシャルホテルとディズニーホテルどっちを選ぶ?【応用編】
今回はちょっと番外編。お泊りディズニーで使える小さなテクニックや考えておきたいポイントを集めてみました。
この記事のもくじ
意外!オフィシャルホテル内に「病院」がある!

楽しいディズニーパークの旅行ですが、急に具合が悪くなってしまった…なんて事も十分ありえます。特に小さなお子さんの急な発熱で常備薬も無い…なんていうのは困りますよね。
ある程度の市販薬ならばホテルで用意されている事が多いですが、意外に知られていないのは、オフィシャルホテル内に「病院」がある事。

ヒルトン東京ベイホテルの中には「舞浜クリニック」(婦人科・内科。公式サイトはこちら→ http://mc-cl.com/ )があります。もちろん宿泊者以外でも利用が可能ですので覚えておくと役に立ちます。
もちろん各ホテルにはそれなりの体制が整ってはいますが、当然医療行為はできません。その点、やはり正規の医者があるのは心強いですよね。(画像は同医院の公式サイトから引用しています。)
おみやげはオフィシャルホテルのショップで購入もひとつの手段

パークの中でのショッピングも楽しいもの。しかしながら混雑日の混雑時はショップも多くの人手賑わい会計も、長い列ができます。時間も体力もかかりますが、ここでオススメなのは、「各ホテルのショップを利用する」事。
ディズニーホテルは専用のショップがありますが、各オフィシャルホテルや東京ディズニーリゾート・パートナーホテルにもパークの商品とほぼ同じものが売っている「ディズニーファンタジー」があります。
「ディズニーファンタジー」は、東京ディズニーリゾート のディズニーパーク内で販売している人気商品を中心に販売している店で、ホテルの中にありますが、実は経営もディズニーリゾートが直営しています。

基本的にはパーク内などで販売されている「定番」の商品が揃っていますが、もちろん季節のイベントグッズも揃っています。
もちろん商品総数はパークに比べるとかなり少なくはなっていますが、ちゃんと季節のイベントのお菓子やグッズも揃っていますので、お土産を買い忘れた時はもちろん、ホテルから荷物を送る時にも便利ですし、意外と使えます。

各ホテルの施設を利用して翌日の駐車券を延長する!

オフィシャルホテル利用で、自家用車の場合は翌日の駐車代が昼前後から加算されていくお話はしましたが、この節約のテクニックとして、チェックアウト日にホテル施設利用で駐車券の無料時間を延長するという方法もあります。
例えばパークではなく、ホテルでランチを済ませたり、前述の様にホテルショップ、たとえば「ディズニーファンタジー」で買い物をすると駐車券が延長される場合もあります。

また、例えばシェラトン内にはゲームセンターの「ナムコランド」が入っており、使った金額を自己申告して延長駐車券がもらえます。
さらに同ホテルにはお子さんの写真スタジオ、「スタジオアリス」が入っているのでここで利用金額に応じて、駐車券の延長が可能です。
お子さんがいる場合、街中のこうした写真スタジオはかなり混雑する事が多いですが、このホテル内は滞在中の時間帯で予約もできますし、比較的空いています。これらも上手く使いましょう。
料金体制やサービス額は各ホテルで対応が異なりますので、必ずご確認の上、ご利用下さい。(上記写真はシェラトンの公式サイトから引用しています。)
花火はホテルから見るのもひとつの手段。

夜の恒例となっているパークの花火ですが、こちらはオフィシャルホテルの場合、パーク側を向いている部屋であればほとんどのホテルから見る事ができます。
もちろん部屋の位置にもよりますが、上空の気流の関係で中止になる確率も高い花火。できればリラックスした状態で部屋から見るのもオススメです。

また、意外なのは見えない場所が多いのはむしろディズニーホテル。アンバサダーはホテル建物のほぼ真横、ミラコスタは上の写真の通り、部屋全体の3割程度(筆者の感覚ですが)、ランドホテルもパーク側を向いている上層階の部屋でないと意外に見えません。
特に中止にもなりやすいこの花火、パーク内で見るのがもちろん一番いいのですが、ホテルの部屋からリゾート全体を見ながら眺めるのもなかなかいいですね。

ホテルにチェックインに行く前にファストパスを取っておく

さて、そろそろチェックインの時間。ホテルに行って荷物を置いたり、既に手続きが済んでいる場合は、いったん戻って休憩する場合などは、時間を見ながらファストパスを取っておく事をオススメします。
これは、仮に15時のチェックイン時間に併せてホテルに行くならば、この時間帯は、ファストパスはもうほぼ発券終了、または残り少ない時間帯。

人気アトラクションはほぼ終了しているタイミングかもしれませんが、午後過ぎくらいならば、「あともう一回」が取れる時間だと思います。
更にこの時点では、ファストパスの乗車対象時間も遅めの時間になっているはずなので、再度パークに戻ってきた時に乗れる位の時間になっている事もあります。
それまでの取り方にもよりますが、携帯サイトの待ち時間や発券状況を見ながら、うまく調整してみましょう。
「シェラトン」と「オークラ」はリゾートクルーザーに乗らなくてもOK

パークからオフィシャルホテルの移動にはモノレール「ディズニーリゾートライン」を使いますが、さらに駅からはミッキー型のバス、「リゾートクルーザー」に乗ります。
もちろん宿泊者は無料で利用できますが、オフィシャルホテルの中でも「シェラトン」と「オークラ」は駅のほぼ目の前なので、歩いても大した距離ではありません。
特に朝の入園間際や帰りの時間帯はこのクルーザーもかなり混雑する事があります。待ち時間を考えると歩いた方が圧倒的に早い時もありますのでご参考に。

自家用車の場合は、翌日の駐車場にも気をつけて!

ディズニーホテル宿泊で車で来る場合、駐車料金はミラコスタとランドホテルは「到着日の朝からチェックアウト日の0時まで」で統一の料金ですので停めっぱなしでもOKです。(アンバサダーは14時まででその後は加算。)
しかしながら、オフィシャルホテルの場合、多くは「チェックアウト日の昼前後まで」の駐車料金となっており、その後は一定時間で料金が加算されていく形です。この料金がホテルによって全く違います。
そのため、チェックアウト日にホテルに停めっぱなしにしておくと、気がつくと駐車料金だけで5000円を超えちゃった!なんていう場合も現実にあります。

ここが少し面倒なのですが、翌日にいつパークを出るかを考えて「ホテルからパークへ車を移動した方が安い」のか、「そのまま停めておいた方が得」なのかを大まかに調べておく必要があります。
または、ちょっと意外な思い切った方法として、イクスピアリに移動して駐車券相当の食事や買い物をしてしまえば、翌日の駐車料金がかなり節約できる…なんていう方法もあります。
特に混雑日や混雑時期は食事をするのにもかなり並ぶ場合があります。ランドにいる場合は少し歩く事にはなりますが、イクスピアリで待たずに安価でそれなりにおいしいものも食べれますのでこうしたプランもオススメです。ご参考に…。

ディズニーホテルに泊まったら、ゆっくり過ごしたい!

さて、これまで色々とお泊りディズニーについて触れてきましたが、東京ディズニーリゾートに50回以上宿泊している筆者の経験上、やはりポイントは「同行者の希望の確認」が重要です。
例えば「アトラクションに乗りまくりたい!」という場合と「ショーやパレードを見たい!」という場合では滞在のプランがかなり変わってきます。何度かお話したとおり、同行者全員の目的を明確にする事が最重要だと思います。
また、前述もしましたが、「ゆっくり滞在する」のか「精力的に動き回る」のかが結構大事です。オススメなのは、やっぱりせっかくのディズニーモチーフが多くあるディズニーホテルに宿泊するのであれば、ゆっくりじっくりホテルを堪能するのがいいですね。
アーリーエントリーを使って、パークを有効活用するのもいいですが、せっかくなので、ホテルのラウンジでゆっくりお茶したり、ホテル内の散策など、結構見所は多くあります。
…今回は「ゆっくり滞在」でホテル堪能、次回は「動き回ってパークをじっくり楽しむ!」という風に明確に目的を分けた方がそれぞれの良さが体験できると思います。
これまで色々と述べてきましたが、一緒に行く友人や家族、恋人同士であらかじめどんなプランで行くのか考えておくと当日に色々悩まなくて済みます。それぞれ個性的なプランを考えてみてくださいね!