遠方からディズニーへ行く場合に欠かせないのが、宿泊の手配。東京ディズニーリゾートの周辺や京葉線沿線には、ピンからキリまで沢山のホテルがあります。
その中でも、デラックスタイプのディズニーホテル(アンバサダー/ミラコスタ/ディズニーランドホテル)に憧れるという方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事ではそれぞれのホテルごとのメリット&デメリット、比較を解説します。どのホテルに泊まれば良いかの参考になれば幸いです。
この記事のもくじ
ディズニーアンバサダーホテル
アンバサダーホテルは一番最初にオープンしたディズニーホテルで、イクスピアリの隣に位置しています。
白と青を基調にしたアールデコ調の建物が特徴です。
メリット
①ランド・シーどちらにも行きやすい
イクスピアリの隣に位置するアンバサダーホテルは、ランドとシーの中間地点に位置しており、どちらのパークにも行きやすいのが特徴です。
ホテル⇔各パーク間は随時無料のシャトルバスが運行されているので、リゾートラインを使用しなくてもホテルとパークを行き来することができます。
このシャトルバスは、レストラン利用のみの場合でも無料で利用可能です。
②キャラクタールームがかわいい!
アンバサダーホテルには、全部で5種類のキャラクタールームがあります。
・ミッキー
・ミニー
・ドナルド
・チップ&デール
・スティッチ
キャラクターの主張が激しすぎないシンプルな内装なので、大人同士での宿泊にもとってもオススメです。
ディズニーランドホテルのキャラクタールームよりは比較的安いお値段で宿泊することができ、キャラクタールーム限定のアメニティーが付いてきます。
また、ミッキーマウスルーム・ミニーマウスルームは「アンバサダーフロア」というワンランク上のカテゴリーに含まれているので、アンバサダーラウンジを使うことが可能です。
デメリット
最寄り駅であるJR舞浜駅からやや遠い
JR舞浜駅からアンバサダーホテルまでは、徒歩で約8~10分ほどかかります。
難無く歩ける距離ではありますが、スーツケースなどの宿泊の荷物があるとなると、歩くのが少し大変と感じる方がいらっしゃるかもしれません。
舞浜へ到着後に、ウェルカムセンターを使用せずに直接ホテルへ向かうことを考えている方は、少しお気を付けください。
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ
東京ディズニーシーの中に建つミラコスタは、高級感あふれる憧れのホテル。
一度は泊まってみたい!という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
メリット
①リゾートラインの駅・東京ディズニーシーと直結している
ミラコスタとディズニーリゾートラインの「東京ディズニーシーステーション」は、専用の通路で結ばれています。荷物が多く時や天気が悪い時にはとてもありがたいです。
リゾートラインからミラコスタへ向かいたい場合は、ホームの階段を下りずに、先頭車両側にある小さな改札を通過するようにしてください。
また、ミラコスタの最大の魅力はパーク内に建っていること!ホテル内には専用のゲートがあり、正面エントランスを通らずにパークとホテルを行き来することができます。
この専用ゲートからシーへ入園できるのは10:00以降~。退園は終日可能です。(2023年2月時点)
②ハーバー側なら客室からショーを見られる
メディテレーニアンハーバーを見られる客室への宿泊であれば、お部屋から新ナイトショー「ビリーヴ!」を鑑賞することが可能です。
しかしハーバー側の客室はとても人気が高く、予約も困難。宿泊を狙いたい場合は、事前に予約開始日や予約方法などを調べておきましょう。
デメリット
①宿泊費が高い
ミラコスタは、ディズニーホテルの中でも特に宿泊費が高いです。
土曜日に宿泊する場合、繁忙期だと一番安い客室でも一部屋あたり約10万円が必要になります。
これに更に入園パスポート代・お土産代・ご飯代、遠方の場合は新幹線や飛行機……となると、手を出すのに勇気がいる価格ですよね。
②窓からの景観の差が激しい
ディズニーシーの中に建つミラコスタですが、お部屋によっては窓からの景色をあまり楽しめない場合があります。SNSでは「砂利ビュー」とも呼ばれることも……。
「せっかくミラコスタに宿泊するのなら窓からの景色にもこだわりたい!」という方は当然多くいらっしゃるはずですが、予約時にはこのことを頭の隅に置いておいて頂ければと思います。
東京ディズニーランドホテル
ランドの目の前に建つディズニーランドホテルは、まるでお城のような豪華な外観が特徴。
ホテルへ戻った後も、ディズニーランドの夢の続きを楽しめるようなホテルです。
メリット
①凝ったキャラクタールームが素敵
ディズニーランドホテルには、全部で4種類のキャラクタールームがあります。
・ティンカーベル
・ふしぎの国のアリス
・美女と野獣
・シンデレラ
どの客室もかなり凝ったデザインになっており、没入感たっぷりです。
シンデレラルームには「コンシェルジュ」というワンランク上のカテゴリーに含まれた客室の用意もあり、マーセリンサロン(ラウンジ)の利用が可能です。
②ホテル内のショップが便利
ホテル1階には「ルッキンググラス・ギフト」というショップがあります。
店内では飲み物・軽食・ベビー用品・衛生用品などが取り扱われており、コンビニ同等の便利さ!
アンバサダーホテルやミラコスタにも似たような形態のショップがありますが、規模と品揃えはディズニーランドホテルが一番だと思います。
デメリット
宿泊費が高い
デメリットはやはり、宿泊費の高さです。
ミラコスタとほぼ同様に、土曜日に宿泊したい場合は宿泊費だけで最低でも一部屋あたり8~9万円程は必要になります。
気軽に宿泊できるような値段ではありませんが、特別な日のホテルステイにはおすすめです。
以上、デラックスタイプのディズニーホテルについて、それぞれのメリット&デメリットを紹介いたしました。