2013年「クリスマスウイッシュ」攻略レポート!【ディズニーシー編】その2

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11月7日から開始となった東京ディズニーリゾートのクリスマス。アトラクションやショーももちろんですが、美しいイルミネーションやデコレーションに飾られ、見るだけで心躍るシーズンですね。

光り輝くパークの風景を眺めているだけでも、ちょっと幸せな気分になれます。そんな中、今年のクリスマスイベントのレポート。

今回は東京ディズニーシーのクリスマスイベント「クリスマス・ウィッシュ」のご紹介、第二弾。前回お伝えできなかったその他の企画などについて触れて行きます。

30周年要素が追加。「ホリデーグリーティング・フロム・セブン
ポート」

こちらは同名のショーが昨年から開催されており、それのマイナーチェンジ版と言ってもいいでしょう。ただ、こちらはメディテレーニアンハーバーを舞台に行われるショーですが、昨年とキャラクターの動きや登場方法が大きく変わっています。

ショー概要は1日2回公演、公演時間は約20分。こちらはその名前のとおり、「見るショー」と言うよりも「キャラクターと触れあうグリーティング」と考えた方がイメージ的には近いです。

ショータイトルが示すとおり、内容は、ディズニーシーの7つの各テーマポートから来たミッキーマウスをはじめとするディズニーのキャラクターが集まり、ゲストと触れ合い、クリスマスをお祝い…というもの。今年はそれに加えてショーの後半に30周年の要素が加えられています。

ショーの開始は、最初に中央の「ミッキー広場にプルート」、「ザンビーニブラザーズリストランテの前にミッキー」、ハーバーに出た小島、「リドアイルにはミニー」が徒歩で登場し、ショースタート。

そしてそれぞれの位置に他のキャラクターが合流、グーフィーだけは後から船に乗って登場します。

その後、各キャラクターは登場時とは反対方向に歩きながらグリーティングを行い、それぞれのテーマポートから持ち寄ったツリーを飾りつけます。

ショー中盤からはトランジットスチーマーラインに乗ったダッフィーとシェリーメイも登場(2人は上陸無し)、飾り付けられた各ツリーが船に乗せられます。そしてミッキーとプルートだけ船に乗り、音楽に併せて、ミッキーがこれまでのクリスマスの衣装から、30周年の衣装へと早着替えします。

そして最後はミッキー&プルートはそのまま船で退場、その他のキャラクターは徒歩で帰って行きます。こちらは花火があがったり、特殊な演出があるショーではなく、触れ合いがメインとなる印象。

ただ、気をつけたいのは最前列または通路際でないとキャラクターとはほとんど触れ合えない事。それなりに早い時間から待たないと最前列では見れませんのでご注意を。

昨年は全てのキャラクターが一方向に移動するだけでしたが、今回は各エリアに移動する形になりました。そのため、昨年よりは長い時間楽しめる形になりました。

見所は後半に30周年要素として音楽が流れ、ミッキーが衣装チェンジする場面ですが、こちらはハーバー正面のミッキー広場側を向いて行うため、両サイドからだとほぼ見えません。ただ、その後もハーバーを回りますので下手にショー中には動かずに同じ場所で見ている方がいいでしょう。

ショー待ちはやはりパークに入って最初の広場やリドアイルが人気。ミラコスタからの宿泊組がパークオープンと同時に場所取りをしますので、一般入園では座り見の最前列の確保はまず無理と考えていいと思います。

また、気をつけたいポイントは、ミッキー広場の座り見だと、途中から登場するトランジットスチーマーラインに乗ったダッフィーとシェリーメイの姿がほとんど確認できない事。

通常ハーバーショーでは比較的高さのある船が使われるのですが、今回は既存のトランジットスチーマーラインが使用されているため、座っているとまず彼らが見えないと思っていいと思います。

彼らは上陸しませんので、特にダッフィーとシェリーメイの好きな方はご注意を。

クリスマス要素が追加!「テーブル・イズ・ウェイティング -クリスマス・キュイジーヌ」

今回のディズニーシーのクリスマスエンターテイメントで、前回お伝えした「カラー・オブ・クリスマス」の次のメインといえるのが、「テーブル・イズ・ウェイティング -クリスマス・キュイジーヌ」。

こちらは昨年の公演同様、通常時期にアメリカンウォーターフロントのドックサイドステージ(SSコロンビア号前)で開催されているショーにクリスマス要素が追加されたスペシャルバージョンです。

昨年と基本的には変わっていないのですが、今年はミッキー歌が無かったり、アスパラ等の食材が出てくるという小さな変更点があります。

概要については通常公演と同じく1日5回公演が基本。公演時間は約30分で、ショーの内容は普段と同じ、世界一周旅行を終えたミッキーマウスが世界各国から持ち帰った楽しいおみやげを、おもてなし役のルミエールが愉快に楽しく紹介していくミュージカルレビューショーです。

それに一部クリスマスバージョンに変更されて公演されます。内容的には途中までは通常時と一緒ですが、後半部分が変わります。通常版がしばらく続いた後、ディズニーの仲間たちがクリスマスのスウィーツに扮したコスチューム勢ぞろい。

テーブルの上を舞台に繰り広げられるパーティーが盛り上がった時、ミッキーの魔法で豪華なクリスマスディナーが登場…と言うもの。後半部分で音楽や登場するダンサーの衣装、再登場するキャラクターの衣装がクリスマスのオリジナル衣装に変わっています。

こちらの鑑賞については昨年同様、かなりの人気。さらに公演回数は多いのですが、会場がそれほど大きくないのでかなり前から待つ方が多くいます。

ミラコスタの宿泊者がアーリー入園で待ち列に並ぶ方が多く、初回公演の良い場所は一般入園者にはほぼ無理と考えていいと思います。それを見越して、最初から2回目以降の回を待つ方も多くいます。

また、このショーは朝から次の回やさらにその後の回も並ぶ方もいます。さらに少しややこしいのは、ショーが開始する時間によって、「待つ場所が変わる」という特徴があります。

必ず周辺キャストに確認してください。 あまり場所にこだわらずに見たい場合でも、ショー開始1時間以上前には、待機列に並んだ方がいいと思います。

今年も開催!クリスマス版レビューショー、ビッグバンドビート~クリスマス・スペシャル~

数あるクリスマスのプログラムとして、恒例となったアメリカンウォーターフロントにある、ブロードウェイ・ミュージックシアターで開催される「ビッグバンドビート~クリスマス・スペシャル~」が今年も開催されています。

お馴染みのビッグバンドの生演奏と歌とダンスが特徴の「ビッグバンドビート」、これがこの時期だけクリスマスメドレーのシーンや、通常版では登場しないキャラクターなどを加えたスペシャルバージョンで公演されています。1日4~6回公演で、公演時間は約30分です。

残念ながら、こちらのショーは「全撮影が禁止」なので、フラッシュを使用する・しない、液晶画面を開かない、などに関わらず、全ての撮影や録音が禁止です。ご注意を。

通常期も開催されているこの「ビックバンドビート」ですが、クリスマスバージョンでは通常版のキャラクターに加え、いつもは登場しない「ドナルドダック」や「グーフィー」が出演、クリスマス限定のコスチュームを着たミッキーマウス&ミニーマウスや各キャラクターが出演し、クリスマスを盛り上げます。

なお、このショーの鑑賞は昨年同様に抽選方式。当選券がないと鑑賞できませんのでご注意を。なお、初回公演や二階席での観覧は抽選は不要です。また、この抽選は公式サイト上で抽選対象日になっていても、混雑具合によっては抽選しない場合もあります。

また、初回公演は抽選無しなのでここを選びたい気持ちもわかりますが、このビックバンドには根強いファンの方が多くおり、早い方は朝から並んで待ちます。初回公演をいい場所で見るのはかなり前の時間から待つ必要がありますのでご注意を。

全体の予定も大きく変わってくる、この抽選。事前にどの回を抽選するのか、同行者と話し合って決めておきましょう。

この抽選のポイントですが、夜のクリスマスのメインとなるハーバーショー「カラー・オブ・クリスマス」が開催される直前の時間の公演は比較的抽選するゲストが少ない傾向があり、当選率も他の回よりは若干高いと思われます。ただ、あくまでこれは個人的感想なのでご了承を。