子どもと行くディズニーリゾート(2)【両パーク共通:応用編】おみやげ購入、ロッカー、交代乗車

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幅広い年代のゲストが楽しめる様に作られている東京ディズニーリゾート。定番アトラクションやショーだけでなく、季節のイベントも魅力的です。

ただ、現実的にはやはりまだ小さなお子さんが一緒だと楽しめるものも限られてしまう傾向もあります。特に混雑時は移動するだけでも一苦労なんて事も…。

そんな中、このシリーズではお子さんが家族と一緒に楽しめるポイントをご紹介していますが、前回の「子どもと行くディズニーリゾート(1)【両パーク共通:基礎編】」に続いて今回は「子供と行くディズニーリゾート(2)【両パーク共通:応用編】をご紹介。

お子さんがいる場合の上手なショッピング利用法、また意外に知られていない「交代乗車」について触れていきます。

おみやげは早めの購入を。夜のショー後は絶対避ける!

それほど多くのアトラクションには乗れない事が多い小さなお子さん連れの場合、楽しみのひとつにショッピングもあります。

このいつでも大丈夫だと思われがちなおみやげ購入やショッピングですが、気をつけたいのが夜のショーやパレードなどの終了直後の時間帯。ここは絶対に避けましょう。

特にディズニーランドのワールドバザールの中にあるショップや、シーのエントランス近くにあるショップは夜のショー等の終了後にはかなりの混雑になります。

これは言うまでもありませんが、できるだけ遊ぶ時の荷物は減らして、最後の帰り際におみやげを買おうとするゲストが多いため。

この時間帯は上の写真のとおり、かなりの混雑になります。特にベビーカーは身動きもできないくらいの状態になり、正直申し上げて、そのような大混雑の中ではお子さん連れだとしても、まわりのゲストも気を使ってくれる事はほとんどありません。

それどころか、むしろ大混雑時のショップ内でのベビーカーは煙たがられる傾向があるので、この時間は絶対に避け、混雑する前に購入しておきましょう。

これはベビーカーだけでなく、手をつないだ小さなお子さんでも同じ。この時間帯のショップは想像以上に人が多くなります。踏まれたりぶつかられたり…と言ったリスクも増えますのでご注意を。

増えてしまった荷物はコインロッカーを活用!

自家用車での来場ならば荷物は車に置いておけばいいのですが、両パークとも駐車位置が遠くなると戻るだけでも結構大変。さらに真夏や真冬、悪天候の時などはそう気軽には行き来できません。

そんな時に役立つのが、コインロッカー。パークエントランス周辺には多く設置されており、サイズも豊富に揃っています。持っていないと不安だけど、使わない可能性の高いもの、例えばお子さんの着替えや予備の食糧やおやつなど、こうした荷物をコインロッカーに預けてしまうのも有効です。

また、おみやげもかなりの荷物になるのは必至。前に延べたように混雑していない早目の時間におみやげを購入して、これもコインロッカーに入れておくのもオススメです。

ただ、このコインロッカーはリターン式ではないので、出し入れする度にお金がかかりますのでご注意を。

また、ディズニーシーのロストリバーデルタにある、「レイジングスピリッツ」には3時間まで無料のコインロッカーが併設されています。本来はアトラクションに乗車するゲスト用ですが、誰でも利用が可能ですので一時的な荷物置き場としても使用できます。

何かとかさばるお土産はショップから直接宅配!

お子さん連れだと何かと増える荷物。中でもどうしても多くなってしまうのが、お土産。お子さんがいると何かとお世話になっている方へのおみやげも多くなりますよね。

そんな中、多くなってしまったおみやげは宅配してしまうのも効果的。両パークとも園内に宅配センターがあり、購入したおみやげや不要になった荷物を宅配してくれます。もちろん、なかなか会えない友人や知人宛におみやげをここから宅配するのも可能。

更に意外に知られていない便利な使い方としては、パーク内のショップで買い物して、そのままそのショップから宅配を申し込める場所もある事。以下の店舗が対象です。

【ディズニーランド】
ホームストア」(ワールドバザール)
ギャグファクトリー/ファイブ・アンド・ダイム」(トゥーンタウン)

【ディズニーシー】
タワー・オブ・メモラビリア」(アメリカンウォーターフロント)
アグラバーマーケットプレイス」(アラビアンコースト)
キス・デ・ガール・ファッション」(マーメイドラグーン)

特にお子さんがいる場合は荷物が多くなりがちですから、ここで一気におみやげを済ませてしまうのもひとつの方法です。

ただ、開封してしまった商品や壊れものなど、一部の商品は配送できないものもありますのでご注意を。

着替えや靴などが売っているショップを把握しておくと便利

何かと荷物の増えてしまう子連れのディズニーリゾートですが、それでも意外と忘れ物をしてしまう事も多くあります。特に季節のもの(手袋や帽子)は意外と忘れがち。

また、途中でお子さんが服を濡らしてしまった&汚してしまった、またはお漏らししてしまったり、靴が破れてしまった…なんていう事もよくあります。

そんな時のために、キッズ向け商品や乳幼児用の服や靴などを販売しているショップの位置を把握しておくと安心です。

【ディズニーランド】
タウンセンターファッション」(ワールドバザール)
ベビーマイン」(ファンタジーランド)

【ディズニーシー】
フィガロズ・クロージアー」(メディテレーニアンハーバー)
キス・デ・ガール・ファッション」(マーメイドラグーン)

これらは商品や販売店舗が変更になる場合もありますので、年の為、まずは現地のキャストに聞いて見てくださいね。

意外に知られていない??アトラクションの交代乗車を有効活用!

楽しいディズニーリゾートですが、やはり小さなお子さんがいると、なかなか乗り物などは乗れないもの。例え乗り物に全く乗らなくても、パスポート代金は基本的には同じ。なんだかもったいない気がしますよね。

もちろんお子さんが大事ではありますが、やはりパパ&ママもできればアトラクションに乗りたいもの。でも、一緒には並べないし…という方には「アトラクションの交代利用」というサービスがあります。

これは保護者が2名以上いれば、ファストパスでもスタンバイでもどちらでもOK。仮にまず、「既にファストパスを持っていると仮定」します。対象時間になってから、アトラクション入口付近にいるキャストに「交代乗車をしたい」と話してください。

そうすると、まず仮にパパが先に乗るとすると、パパはファストパスを1枚持って(スタンバイでも可能)、そのまま通常のファストパスルートで普通にアトラクションに乗りに行きます。

その時に、ママは日付や対象アトラクション名、利用人数が記入された「交代利用カード」(写真のカード。偽造防止のため、画像は加工しています。)というのをキャストからもらいます。(この時にお互いの待ち合わせ場所を決めておきましょう。携帯で後から連絡でももちろんOK。)

ママはカードをもらったら、パパが戻ってくるまでの間、お子さんを見ながら、休憩するなりショッピングするなり、自由に過ごします。そして乗り終えたパパが帰ってきたら、今度はお子さんをパパに預けて、先ほどの「交代利用カード」を持って同アトラクションのキャストに伝えます。

すると、ママはパパよりも「通常より短い通路」でキャストに乗り場まで案内され、ファストパスルートよりも早く乗せてもらえます。(この通路はアトラクションによって異なります。ほとんど変わらない場合もあります。)

例えば「インディジョーンズ~」や「スプラッシュマウンテン」は出口を逆走して降り場から乗せてもらえます。「ビックサンダーマウンテン」や「スターツアーズ~」は全く別の通路から案内されます。

これはお子さんがいる家族でも、「極力離れ離れになる時間を少なくするためにパーク側が行ってくれている配慮」です。一般的には後から行く人の方が待ち時間が短くなっているので、先にパパが行く方がオススメです。

これは並ぶ前にキャストに声をかければ、通常スタンバイでも可能です。ただし、通常スタンバイの場合は現在の待ち時間をパパが一人で並んで待つ必要があります。

他にもルールや決まりごとがありますので詳しい事はアトラクション前のキャストに確認してみてください。

…と、言う事で、今回は子供と行くディズニーリゾート【両パーク共通:応用編】をご紹介しました。次回は子供と行くディズニーリゾート【ディズニーランド:未就学児編】をご紹介します。