2024年、東京で初雪が観測された1月13日、ちょうど東京ディズニーランドに行っていました。
天気予報では「夕方から小雨、その後雪になるかも」とのことでしたが、実際は「ゲリラ雷雨+強風、その後雪に変化」と、パーク内が一時的に大混乱したお天気。年に複数回パークへ行く筆者と同行者もさすがに参ってしまうくらいの急激な天気の変化でした。
そこで本記事では、冬の雨・雪予報のディズニーに持って行くべきものを、筆者の直近の経験に基づいて紹介いたします。
記事の最後では、雨の日に運が良ければ撮影できるかもしれない風景写真についても少しだけ紹介しているので、是非ご覧ください。
この記事のもくじ
最大限の防寒を!
雨・雪の場合、上着はウールのコートやもこもこ系ではなく、ダウンやウィンドブレーカーなど比較的水を弾きやすいもの(濡れても内側に浸透しにくいもの)がベストです。
フードが意外と役立つことがあるので、フード付きの上着はオススメです。小雨程度や、屋根下までの短距離の移動であればフードだけでしのげます。
また、東京ディズニーリゾートは海が近く強い風が吹くことがしばしばあります。傘が意味を成さないような強風が吹くこともあるので、レインコートの使用も視野に入れておくのが良いと思います。
実際に雪が降った1月13日の夜のパーク内は、気温がだいたい2~3度くらいでした。これにさらに容赦なく海風が吹きつけるので、体感温度は0度近かったと思います。雪が降らない地域に住む人にとっては想像を超えてくる寒さです。
「パーク内では動いてる時間が長いから大丈夫!」といった油断は禁物です。寒さには思っている以上に体力も奪われてしまうので、万全の対策をした上でパークへ行くようにしましょう。
そして定番かつシンプルな防寒対策ですが、やはりカイロは必須アイテムです。本当に寒い日は手袋をしていても手先は相当冷えてきます。パークでは屋内⇔屋外の出入りが多いと思うので、個人的には貼らないタイプの使用がオススメです。
替えの靴下やレインシューズの準備を!
梅雨やゲリラ雷雨が多い真夏ももちろんですが、冬の雨予報の日こそ用意しておきたいのがレインシューズや替えの靴下です。
ゲリラ雷雨レベルの雨になると、地面の排水が追い付かず、一面水溜りだらけの状態になることが……。そうすると、普通のスニーカーではあっという間に浸水してしまいます。
冬の寒い日に濡れた靴下で長時間過ごすのはかなり過酷ですし、しもやけになってしまう可能性もあるので、替えの靴下は是非用意しておいてください。
筆者は先日のインパ時「小雨の後雪になる」という予報だけを見ていたため、替えの靴下を持たずにムートンブーツを履いていきました。事前にもっとしっかり天気予報を確認しておけばよかったのですが、まさかあそこまで酷い雨に遭遇することになるとは思っておらず、ワールドバザールにある『タウンセンターファッション』で急遽新品の靴下を購入することに。
靴下を変えるだけでも不快感は削減できるので、今後は小雨しか降らない予報になっていたとしても、替えの靴下は持って行こうと改めて思い直した次第でした。
また、最近は普通のショートブーツやスニーカーのように見えるレインシューズも沢山販売されています。朝から雨が降り続くような日は、レインシューズでパークへ行くのが良いでしょう。
いらないビニール袋を持って行く!
パークへ持って行くと便利なものとして、度々ジッパー付きの袋を推奨していますが、雨の日は普通のビニール袋を何枚か持ち歩いていると便利です。コンビニの袋でも、100均にあるようなポリ袋でも、何でも構いません。
折り畳み傘をしまっておいたり、濡れたタオルや靴下を入れたり、様々なケースで何かと役立ちます。
筆者も袋類は常に持ち歩いていますが、先日のインパでは過去に買ったパークのお土産袋の予備しか持っていませんでした。パークのお土産袋は分厚くて丈夫なのが嬉しいポイントですが、濡れたタオルと靴下を入れたいだけにしてはサイズが大きくて使い勝手が微妙だったので、今後はコンビニサイズのビニール袋も忘れずに常備しておこうと思いました。
雨上がりにしか見られない景色
せっかくのパークで雨が降ってしまうと、どうしても気分が落ち込んでしまうものですが、雨の日にしか見られない景色に出会えるかもしれません。
水溜りができるくらいの雨が降ってその後止んだ場合、リフレクション写真を撮影できるチャンスがやって来ます。
リフレクション写真は単に「水溜りがあれば撮れる」という訳ではありません。被写体にしたいものの近くに大きな水溜りがあり、尚且つ風が吹いておらず水面が穏やかな状態であることが最低限の条件となります。
スマホで撮影する際は、スマホを逆さまに持って地面にしゃがみ、極力地面に近い場所で撮影してみてください。
パーク内は常に人通りが多く、排水もどんどん進んでいくので、雨が止んだ直後の僅かな時間がチャンスタイムです。