【ディズニー】便利なバケーションパッケージの賢い使い方。要らない時期も・・・

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さて、ディズニーリゾートをじっくり楽しむのには泊まってゆっくりが理想的。時間の余裕を持って楽しみたいものですよね。

そんな中、いろいろとセットになっている「バケーションパッケージ」(以下、バケパ)ならば、初日から2つのパークに行き来できるマルチデーパスポートや、プランによっては時間指定の無いファストパスやショー鑑賞券などが付いているので、時間を有効に使えるという部分では間違いなく一番有利です。

しかしながら難点はホテル単体の利用でも、このバケバでもそうですが、やはり価格が高い事。通常、こうした「パック型」の場合は個々のサービスの積み上げ合計額が安くなるのですが、このバケパに関してはプランにもよりますが、むしろ高くなる場合も多いという傾向もあります。

魅力的な特典があるこのバケパですが、自分達の目的と予算を考えて選ぶようにするのが賢明です。今回はそんなバケパについて触れてみましょう。

ファストパスや鑑賞券、レストラン予約などの「権利」を買うバケーションパッケージ。

様々な特典がある、このバケパ。このプランならではの特典もありますが、その中身を冷静に見てみる必要もあります。…わかりやすく言い換えれば、このプランは必要なパスポートや宿泊代を除いた金額は「ファストパスやショー鑑賞券、レストランなどの事前予約の権利に対価を支払っている」とも言えます。

ここでこのバケーションパッケージを選ぶ場合の注意すべき所は、これらの特典が「本当に自分達が行く時期に特典が有効であるかどうか」を考える事。

もっとわかりやすく言えば、アトラクションの空いている時期もあり、ファストパスやショー鑑賞券がほとんど必要でない時期もあると言う事です。

例えば、冬の閑散期(1月上旬~2月上旬)や、春の閑散期(4月中旬~下旬)、または意外な事に7月上旬などの時期もアトラクションはかなり空いていることがあります。

また、冬の閑散期などはアトラクション等が多くクローズになる場合があったり、メインアトラクションであっても長期クローズになる場合もあります。

そんな場合にもファストパスやショー鑑賞券が本当に必要であるかどうかを見極める必要があります。もちろん特典で付いてくるファストパスは時間指定がなく、非常にありがたいものです。

しかし、自身が持っているパスポートでもファストパスは取れるわけですし、ショーも観賞場所が用意されていますが、それほど混んでいる時期ではないならどこでも見れる…。このあたりをよく考えて、バケーションパッケージを利用しましょう。

ファストパスが要らない時期や意味がない日も存在する??

混雑するアトラクションに短い待ち時間で乗れるファストパス。特にバケーションパッケージのファストパスは時間指定が無いので非常にありがたい特典です。特に乗り物中心のプランには多くのファストパスが付いていますから、これは非常にありがたいですよね。

しかしながら、ここでもうひとつ注意したいのは、上記で触れた「ほとんどファストパスが要らない時期やクローズしていてファストパスが使えない時期」が意外にもあると言う事。

そんな時は閑散期以外でも、パークが比較的空いている平日などにはそれほど大人気ではない「中堅クラスのファストパスアトラクションは混雑具合によっては予告も無くファストパスの発券を中止、または朝から発券しないという日が多くある」と言う事。

混雑時期にしかパークを訪れた事が無い方は、意外にご存じないかもしれませんが、朝の混雑時はファストパスを発券していても、途中でゲスト数が少ないとわかった場合には、途中で発券を中止する場合もあります。

例えば、ディズニーランドなら「キャプテンEO」「ホーンテッドマンション」、ディズニーシーならば「ストームライダー」や「マジックランプシアター」等がそうしたケースがよくあります。

逆に言えばこうした時はパークが比較的空いており、過ごしやすい日という事でもあるのですが、これはファストパス自体の価値があまり無いと言う事にもなります。 

上記で触れた閑散期はパレードやショーもかなり空いてる事が多いです。もちろん季節のスペシャルショーなどもありますが、自分が行く時期と目的を考えてプランを選ばないと、ちょっともったいない…なんていう場合もあります。

特に冬から春の平日(春休み除く)はかなり空く季節もありますのでこんな場合ははっきり申し上げてプランによってはバケパの意味があまりないとも言えます。このあたりもよく考えてプランを選びましょう。

以前にご紹介した「ディズニーランド・シーの混雑具合ってどんな感じ?【1月~4月編】」の様子を参考にしてみてください。