アトラクションごとの傾向&攻略法【タワー・オブ・テラー】その1

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多くの種類のアトラクションが存在するディズニーシー。そのタイプは様々ですが、やはり中では絶叫系のアトラクションが人気です。

そんな中、知っていると少しだけ得するポイントやアトラクションを楽しむ上での攻略法などについてのシリーズ企画。個々のアトラクションを紹介する「アトラクションごとの傾向&攻略法紹介シリーズ」。

今回はディズニーシーを代表すると言ってもいい、アメリカンウォーターフロントにある人気アトラクション、「タワー・オブ・テラー」をご紹介します。

東京ディズニーリゾート唯一の垂直落下、フリーフォール型の絶叫アトラクション。

ディズニーシーを代表する、この人気アトラクション、「タワー・オブ・テラー」はパークの開園5周年(2006年9月4日)にグランドオープンしたフリーフォールタイプのアトラクションです。

このアトラクションは、同名アトラクションが海外のディズニーパークにも存在しますが、この東京ディズニーシーのアトラクションはここだけの完全オリジナルストーリーとなっており、建物や物語も全く異なるものです。

東京ディズニーリゾートとしては垂直落下型の絶叫アトラクションとしては唯一のもので、グランドオープン当初から安定した人気を誇っています。

アトラクションの具体的な動きとしては、基本は上下の上昇と下降で構成されていますが、そこに至るまでのホテル内の様子や雰囲気はかなり不気味で暗い雰囲気になっていますので、小さなお子さんは要注意です。

また、2012年1月からは落下の回数が増したり、演出が通常時と異なるパワーアップ版の「タワー・オブ・テラー:Level13」という特別バージョンが開催され、この期間だけはよりスリルが増す企画が行われています。

このアトラクションはディズニーランドの「スプラッシュマウンテン」やシーの「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」と同様に落下の瞬間に写真撮影が行われ、出口のショップで写真を購入する事ができます。

アトラクションの総工費は約210億円。単純に工費だけで考えるとこれより高いアトラクション(「スプラッシュマウンテン」約280億、「センター・オブ・ジ・アース」約380億)もありますが、これらは周辺の整備費用も含まれているので、アトラクション単体としては最高額と言えるくらいの規模でもあります。(基本的に個々の建設費詳細は明らかにされていません。)

また、このアトラクションの最大の特徴はその物語の深さと緻密さにあります。他のアトラクションには無い、バックグラウンドストーリーが存在します。

常に長い待ち時間。朝早い時間かファストパスが必須。

人気のこちらのアトラクションは常に長い待ち時間が発生しています。終日多くのゲストが集まるアトラクションのため、季節や時間でも待ち時間に大きく変動がある特徴もあります。

通常期の週末では100~150分程度、入園制限クラスの大混雑時になると、200分超えになるくらいの混雑になることもあります。また、特に春休み期間の平日には300分を超えるかなり長い待ち時間が発生する場合もあります。(下の写真は2013年春休みの様子。)

大まかな目安として、60分以下ならば比較的早い方と考えていいと思います。一般的にかなり空く時期である、1月平日の冬の閑散期には30分以下になる事も稀にあります。

近年は2012年にオープンした隣の大人気アトラクション、「トイ・ストーリーマニア!」の混雑の流れを受けて、こちらにもゲストが流れてくるために極端に待ち時間が短くなる事が少なくなっています。

また、その「トイストーリー~」の影響で、朝のパークオープン後には、「トイ・ストーリーマニア!」のファストパス取得をしてから、この「タワー・オブ・テラー」のスタンバイに流れてくるゲストが多いので、朝のスタンバイは短時間で伸びやすくなっています。

現在のディズニーシーのアトラクションの混雑時間の推移は、朝一番に「トイ・ストーリーマニア!」のスタンバイが一気に伸び、そのあとこの「タワー・オブ・テラー」、「センター・オブ・ジ・アース」…と流れていきます。

特に朝の「トイ・ストーリーマニア!」のファストパスとスタンバイ列は一気にかなり伸びてきますので、少し入園が出遅れた場合は早々にこちらの「タワー~」のファストパスを取った方が効率的です。

この「タワー~」では以前はシングルライダー(空いた席を1人乗車のゲストで埋める仕組み)が実施されていましたが、現在はその制度は無くなりました。いずれにせよ、終日混雑するのはほぼ確実ですので、朝早めのスタンバイか、ファストパスで乗りたいアトラクションです。