季節に合わせた様々なイベントで私たちを楽しませてくれる東京ディズニーリゾート。
しかし、1日じっくり楽しむためには、「過ごしやすい良い気候の時」に行きたい気持ちもありますよね。
今回は、そんな意外と知られていない、「いつが一番寒い?」または「いつが一番暑い?」、「雨が多い?」などについて、実際の平均データを見ながら見ていきたいと思います。
この記事のもくじ
季節イベントもいいけれど、やっぱり楽な時期に行きたい!
例えば、春ならイースター、夏は散水型のイベント、秋はハロウィーン、冬はクリスマス…とその季節に合わせたイベントが楽しめる東京ディズニーリゾート。
四季がある日本らしく、様々なシーズンで楽しめるのがいいですよね。しかしながらその季節の楽しさがある反面、真夏の厳しい暑さの時や、真冬の凍るような寒さの時があるのも事実。
イベントだけを目的に楽しみたいなら別ですが、パークを純粋に楽しみたい場合は、こうした辛い時期を避けて、気候の良い時期に行きたいですよね。
それでは、体感ではなく、具体的にデータから見た「どの時期」が「どのように過ごしやすい」のかについて考えていきたいと思います。
年間で一番寒いのは…1月下旬
まずはなんと言ってもやっぱりパークに行くのが辛くなる「寒さ」。冬は寒いのは当たり前ですが、では、具体的にパークはいつが一番寒いのでしょうか。
こちらについては標記の浦安市の平均気温のデータを参考に見てみると、「1月下旬が寒さのピーク」という事がわかります。
確かにこの時期は、通常であればパークはいわゆる「冬の閑散期」と言われる季節。
特に年末年始やお正月などで、お金もたくさん使ってしまったり、加えて受験シーズン前で学生もちょっと行きにくい季節。
そして何よりもこの「厳しい寒さ」があり、パークは一番寒い時期ではありますが、一番空いている時期」といえます。
逆に一番暑いのは…8月中旬
続いては、逆に年間で一番暑い時期。こちらは同様に浦安市の年間平均データを参考に見ると、8月中旬が一年で一番暑いと言うことになります。
寒い時は何枚も着込んだり、下に温かいもの重ね着すればある程度の寒さは防げます、しかし、暑い時の対策は限界があるもの。
加えて大量の汗で着ているものも濡れ、着替えも必要だったり、更に何よりも「暑いだけで体力が奪われる」のが辛い所ですよね。
散水系のイベントも多くありますが、一時的なものですし、一日過ごすのはかなり体力も使うもの。更にこの時期はお盆休みで、色々な料金も高くなる時期。
そう考えるとやはりこの時期は極力避けたいですよね。
では、雨が一番多い時期は?
それでは「雨が一番多い時期」。こちらは大体予想はつくと思いますが、やはり6月から7月にかけての梅雨の期間が一番降雨量が増える時期です。
下記の通り、年間データで見ると他の季節に比較して、かなり曇りが多いという事がわかります。この季節は晴れや快晴は10~20%程度しかありません。
もちろん雨が降ってもアトラクションは動きますが、ショーやパレードはほとんど中止やご挨拶のみのバージョンに。
特にショーやパレード目当ての方は、極力この時期は避けた方が良いといえるでしょう。
意外と見落としがち?風の強い時期は?
そして先程のデータを観ると、逆に年間を通じて「晴天率が1番高いのは12月~1月」という事になります。
空気が澄んで景色も良く見える時期ですので、撮影が目的の方には適していると言えるかもしれませんね。晴れて美しい景色がたくさん見られる冬の東京ディズニーリゾートもオススメです。
ちなみに意外に見落としがちなのが「風の強い時期」。データをみると、3~4月にかけてが一番風が強く吹きやすい季節という事になります。
暑さ寒さに加え、風も考えるのはなかなか大変ですが、頭に入れておくと良いかもしれませんね。
それでは「パークに行くのに適した時期」は?
それでは、逆に「気候も安定し、荷物も少なく身軽に動きやすい時期」と言うのはいつなのでしょうか?
先ほどまでとは逆の形という事になりますが、お分かりの通り、気温も安定し、雨風が少なく、「パークに最適な時期は4月〜5月、並びに10月〜11月」と言う事になります。
特に年にそう何度も行ける訳では無く、朝から晩まで、荷物も少なく快適にパークをじっくり楽しみたい!と言う方は、この時期を目指すのがいいかもしれませんね。
もちろん、お目当てのイベントはショーなどがあれば別ですが、純粋にパークをじっくり楽しみたいと言う方は、体や荷物の負担が少ないこの時期に行くのがおススメと言えるでしょう。
…いかがでしたか?お伝えしてきた、東京ディズニーリゾートの年間の気候の変化について。
いつでも思い立ってすぐ行ける方は良いですが、特に遠方から行かれる方はその時期のチョイスも大切ですよね。
年に数回だけの貴重なパークを楽しみたい方にほんの少しでもお役に立てれば幸いです。