
現在は新型コロナウィルスの感染予防対策の観点から、販売枚数を限定して販売している東京ディズニーリゾートのパスポートチケット。
コロナ前の様にパークの窓口では販売はしておらず、ネットで専用サイトにアクセスして購入する形ですが、その販売方法の一部が2022年1月5日から変更になることが発表されました。
今回はその変更点と注意点、今後の対策についてご紹介します。
この記事のもくじ
「毎週水曜日の14時~販売」が「毎日販売」に変更
新型コロナウィルスによる休園からの再開後、パスポートチケットは「毎週水曜日の14時から、約一週間分を程度をまとめて販売」と言う形を取ってきました。
その販売方法が、2022年1月5日(水)以降から変更され、「毎日14:00に、2ヶ月後の同日のチケットが発売される」と言う形になります。
わかりやすく言うと、「2月1日の14:00に2か月後の4月1日のチケットが販売」、「翌2月2日には14:00に2か月後の4月2日のチケットが販売」…と言う形になります。
一見するとこれまでとあまり変わらない様にも感じますが、これまでは販売開始と同時に約一週間分の対象チケットを購入希望の方が同じタイミングでアクセスし、なかなか繋がらない状態でした。
しかし、これからは毎日販売となると必然的にアクセスが分散するため、これまでなかなか繋がらなかったサイトが繋がりやすくなる事が期待されています。
これまで数時間かけてもなかなか繋がらなかった事に比較すると、かなりありがたい変更点です。
毎日販売によるデメリットや注意点
2022年1月5日から「毎日販売」になり、非常にありがたいチケット販売方法の変更。ただ、デメリットや今後の注意点もいくつかあります。
それはまず、「確実に入場者数がこれよりも増えてくる」と言う事。当然の事ではありますが、緊急事態宣言の緩和後、パークは徐々に入園者数を増やしてきています。
それでもまだ全体的には以前の状態よりは少ないのは事実ですが、パーク内の混雑は感覚的にはコロナ前とあまり変わらないと思われる時間帯もあります。
もちろん少しづつ元のパークの姿に戻っていくのはとても喜ばしい事です。しかし、現在の状況についてはこちらの記事「今ディズニーに行く人が知るべき12の新常識。「こんなはずでは…」を防ぐ方法」でも触れた通り、まだ現状はパーク側の受け入れ態勢が整っているとは言い切れない部分もあります。
「買いやすくなった=コロナ前に戻った」という事ではありませんので現在のパークの状況を見極めるのも大切です。
週末の激戦はあまり変わらない可能性?
予約時間帯の変更により、パスポートチケットが取りやすくなる反面、土曜日や休日分の販売に関しては逆に希望者が集中するため、これまでとあまり変わらない状況になる可能性もあります。
また、東京ディズニーリゾートは1日の入園者数を公表していないため、どれぐらいのチケットが販売されているかわかりません。
更に上記のリンクでも紹介したように、現在は営業時間もまだ短縮されたままで、レストランなども今後は営業時間が長くなっていくと思われるものの、現状はまだ制限運営のままですので、ある程度の混雑は考慮する必要があります。
また、現在はまだネット販売で「スマートフォンに表示させる形」か、「事前に自宅などで印刷する形」で、まだ紙チケットではありません。
どうしても紙チケットで記念に残したいと言う場合は、手数料がかかりますが、ディズニーランドなら「メインストリート・ハウス」、ディズニーシーでは「ゲストリレーション」で、eチケットから紙チケットへの変更も可能です。
詳しくはこちらの「ディズニーeチケットを紙チケットにする方法。パーク来園記念に!」を参考にしてみてください。
その他のパスポートチケット販売場所

現在は緊急事態宣言時に比べると、パスポートの販売場所・方法なども増えてきています。
しかし、現在はまだ「当日券の窓口販売は休止中」。買いやすくなったからと言っても、当日朝に行って窓口で購入できるわけではありませんのでご注意を。
その他、パスポートチケットを購入できる場所は以下の通りです。
■コンビニエンスストア
■各旅行代理店
■オフィシャルホテル、パートナーズホテル等のパスポート付きプラン
■ディズニーホテル宿泊者
(※ディズニーホテル宿泊者は2022年1月1日より、チェックイン日とアウト日または滞在日数分のチケットが購入できるようになります。)
■ディズニーストアで購入
(新規オープンした新宿ディズニーストア「ディズニーフラッグシップ東京」ではチケット購入が可能。ただ、当面の間、入店予約が必要なので実質事前予約になります。)

しかし、何度も繰り返しますが、ご注意いただきたいのは混雑状況もこれまでと同じようにさらに増えていくと言う事。
気軽に買えるようになったから…といって、これまでの様に自由にいつでも楽しめる形に戻ったとはまだ言い切れない所もありますのでご注意を。

…とは言え、コロナによる休園再開後からは、なかなかチケットが購入できず、ひたすらスマートフォンやパソコンの画面とにらめっこしていた頃に比べれば、これからはかなりストレスなくチケットが買えるようになるのはとてもありがたい事ですよね。
以上、2022年1月5日からのパスポートチケット販売方法の変更についてのご紹介でした。