間もなく始まる夏休み!今年の東京ディズニーリゾートはびしょ濡れイベントの復活や、サマー2デーパスポートの販売があったりと、ディズニー旅行を予定している方が多くいらっしゃるかと思います。
しかし、真夏のディズニーはしっかりと暑さ対策をしておかないと大変危険です。
本記事では、真夏のディズニーに行く際の注意点や持って行って欲しい持ち物について解説いたします。
この記事のもくじ
夏のディズニーの注意点
まずは夏の東京ディズニーリゾートにおいて注意しておきたいことについて、4つ紹介いたします。
①容赦ない暑さ
わざわざ言うまでもないかもしれませんが、猛暑の中で1日を屋外で過ごすのは思っている以上に過酷です。最高気温は30〜35度くらいになります。
日常生活においては屋内で過ごすことの方が断然多いと思うので、パークへ行く前に少しでも身体を暑さに慣れさせておくと良いかもしれません。
②ゲリラ豪雨
夏場はゲリラ豪雨が発生することが度々ありますが、場合によっては雷を伴うこともあります。
あまりにも酷い雷雨になると、屋根下への避難指示が出るケースもあります。代表的な屋根下スペースはワールドバザール(ランド)・ミラコスタ通り(シー)・マーメイドラグーン(シー)ですが、その他にもパーク内の屋内施設や屋根ある場所を把握できていると便利です。
③花火が無い
7〜8月の間は、東京ディズニーリゾートでの夜の花火はありません。この期間は当日の天候に関係無く、予め公演中止が決まっています。
「夏なのに花火が無い」というのは少し残念な気もしますが、実はこれは東京ディズニーリゾートにおける毎年恒例の事前の中止発表です。具体的な理由は公式には発表されていませんが、夏は南風が強くなるため、住宅地に危険が及ばないようにするためではないか、というのが有力な中止理由となっています。
④暑さによるショーの内容変更/キャンセル
高気温の日は、出演者の安全面考慮のために屋外のショー・パレードの内容変更(一部演出カット)や、公演そのものが中止になる場合があります。
夏の期間は屋外のショー・パレードは公演時間が遅めに設定されていますが、それでも内容変更やキャンセルとなる可能性は十分にあるので、そのことを念頭に置いておいて下さい。
熱中症対策のための持ち物
ディズニーに限ったことではありませんが、夏に屋外で過ごす上でマストとなるのが熱中症対策ですよね。
パーク内であれもこれも持ち歩くのはさすがに大変なので、以下では絶対に用意しておきたい熱中症対策のための持ち物を紹介していきます。
飲み物
一番のマストアイテムはもちろん飲み物!ノンカフェインのものや、塩分補給ができるスポーツドリンクを推奨します。
パーク内でも自動販売機でペットボトルが販売されていますが、午後になるとかなり長蛇の列になり、購入まで20~30分待ちになることもあります。また、補充が追い付かずに品切れになってしまう場合も……。
そのため、持てる限り多めに持参する・今ある飲み物が十分に残っている内に次の飲み物を調達するようにしましょう。
コロナ前の話ですが、筆者は合計1L以上の飲料を持参していたこともありました。(500mlペットボトルX1・凍らせた500mlペットボトルX1・凍らせたパウチドリンクX1)
凍らせたペットボトルは、「首に当てて身体を冷やし、そのついでに少しずつ中身を溶かす」という使い方ができます。
また、これだけの量を持っていても夕方頃には新しくペットボトルを買い足すくらいだったので、水分・塩分補給の用意は怠らないようにしましょう。
日傘
性別・年代問わず、日傘は持っておくと良いです!日焼け対策という面ももちろんありますが、熱中症対策という面でもマストアイテムとなります。
入園待ち、ショー・パレード待ち、アトラクション待ちなど、日向に長時間居なければならない時に、日傘は絶対にあった方が良いです。直射日光を遮るだけでも、体感気温がかなり変わってくるからです。晴雨兼用のものを選べば、ゲリラ豪雨対策にもなります。
パーク内でもグッズとして日傘が販売されていますが、品切れになっている場合もあるので、日傘を現地調達に頼るのはあまりおすすめできません。
ショー・パレードの公演中などはキャストさんより傘を畳むように指示がある可能性もあるので、その際は指示に従うようにしましょう。
帽子
ショー鑑賞中や人混みの中など、日傘を使うことができない場面のために、帽子を用意しておくことを推奨します。
帽子によって頭に直射日光が当たるのを防ぐことで頭部の温度上昇を抑えることができるので、熱中症予防に繋がります。
使わない時はカバンにしまっておけるような折り畳める帽子や、カバンの取っ手に引っ掛けられるキャップがおすすめです。
ディズニーへ行く際は髪型をバッチリ決めたり、カチューシャを付ける方が多いかと思いますが、晴れている日は是非帽子を着用するようにしましょう…!
小型扇風機
すっかりお馴染みの暑さ対策グッズとなった小型扇風機。お持ちの方も多いかと思います。
猛暑日の屋外で無風の状態が続くと体力的にしんどいだけでなく、汗の蒸発が進みにくくなり体温が下がらなくなってしまうので、とても危険です。
ひんやり系の制汗剤や汗拭きシートとセットで使用すると、一時的ではありますがかなり涼しさを感じられると思います。パークに来る前に、バッテリーの充電や電池交換をするのを忘れないようにしましょう!
小型扇風機も夏場はパーク内でグッズとして販売されており、ミストを噴射できるタイプの扇風機もあります。今年は首にかけて手ぶらで使える形のものもグッズとして登場しました。
この他にも塩飴や近年流行りのアイスリング、首を冷やせるタオル、強い日差しから目を守るためのサングラス等、各々必要なものを追加で用意しておきましょう。備えあれば患いなしです!
パーク内で体調不良を感じたら
夏のディズニーにおいて一番大切なことは、無理をしないことです。「せっかくディズニーに来たんだから1日遊ばないともったない…!」という気持ちはもちろんあると思いますが、自分の体調を最優先するようにしましょう。
レストランに入って座りながらひと息付くのがベストですが、混雑している場合は、クーラーが入ったショップに一時的に避難するだけでも体力を回復させることができます。パーク周辺のホテルに宿泊している場合は、一旦客室に入って休むというのも手です。
万が一体調不良を感じた場合は、中央救護室を利用することができます。
中央救護室はそれぞれのパークに一か所ずつあり、ランドは『カリブの海賊』の隣(ミッキーワッフルを売っているレストランの向かい)、シーはメディテレーニアンハーバーにあるショップ『イル・ポスティーノ・ステーショナリー』の近くです。
自力で救護室まで移動できる場合は、直接向かって大丈夫です。自力での移動が困難な場合は近くにいるキャストさんに相談しましょう。
パーク内の救護室には看護師の資格を持つキャストさんが常駐しています。しかし病院ではありませんので、あくまでも応急処置のみとなります。また、学校の保健室のようにベッドの用意があるので、軽度の体調不良(乗り物酔い・頭痛・腹痛など)であれば休養させてもらうことも可能です。
筆者も過去に一度パーク内で胃痛に襲われたことがあり、持参していた胃薬が効くまでベッドで休養させてもらったことがあります。
もちろんお世話にならずに済むのが一番良いですが、体調に異変を感じた場合は、悪化する前に早いうちに救護室のキャストさんに相談するようにしましょう。
「やっと、みんなと、夏休み!」がキャッチコピーの夏のディズニー。しっかりと体調管理と熱中症対策をして、友達と・恋人と・家族と・もちろんおひとりさまでも、みんなで夏休みのディズニーを楽しみましょう!