
東京ディズニーシーで4月2日から開始となった、春のスペシャルイベント、「ミッキーとダッフィーのスプリングヴォヤッジ」。今回もレポートをお届けします。
一昨年から始まったこちらのイベントは昨年に続いて今年で3回目の開催ですが、今年も安定した人気を誇っています。
今回はこのイベントのショーのひとつ、一番早い時間にまずは開催される「リドアイル・ウエルカム・トゥ・スプリング」について、レポートを掲載します。
この記事のもくじ
イタリアの港町で行われる華やかなグリーティングショー。
ディズニーシーの玄関でもある、メディテレーニアンハーバーにある小島「リドアイル」で開催されるこちらのショーはイタリアの港町を舞台としたショー。
このエリアの舞台となっている、イタリアの港町で華やかなコスチュームをまとった娘達が、春を祝う祭を盛り上げています。

イベントの主要キャラクターである、ミッキー・ミニー・ダッフィー&シェリーメイと、チップ&デール、グーフィーの他、華やかなダンサーが登場します。
概要としては、海全体ではなく、実質このリドアイルのみ(ミッキー等は船で登場します)で開催されるグリーティングショーという位置付け。

ただ、これまでの他の季節のスペシャルイベントで行われている様な「キャラと触れ合えるショー」という程ではなく、キャラクターはふれあいを主としてゲストの近くに来る事はあまりありません。
下の写真の様に途中でそういったシーンもありますが、時間的にもそれほど長くなく、通路沿いのわずかなゲストしか触れ合える時間はあまりありませんので、無理して通路沿いを確保する必要も無いと思います。

こちらのショーは、昨年同様チップ&デールとグーフィー、ダンサーは、リドアイルの外から歩いて入場し、ミッキー&ミニー、ダッフィー&シェリーメイは海上から、トランジットスチーマーラインでリドアイルに上陸します。(帰りも同様)

ショーの内容は恋する2人を引き合わせる物語。

ショーの内容は、イタリアの港町で行われている春の祭の最中、恥ずかしがり屋の2人(ダンサー)は素直に自分の気持ちを伝えられない様子。
そこに現れたミッキー&ミニー・ダッフィー&シェリーメイが、2人の中を取り持って、ハッピーエンド。再びミッキーたちは旅立って行く…というものです。

ただ、物語はあるものの、基本的にはストーリーを楽しむというよりは、「華やかなショー」という雰囲気で、身近で見れるキャラクターショーという雰囲気のショーと言えると思います。

「狭い会場」と「見えにくい円形型の会場」がポイント。

ディズニーシーで行われるスペシャルイベント時には恒例の風景となっていますが、難点はこのショーの会場となるリドアイルの狭さ。
ここは座り見の場所も少なく、入場もすぐに締め切られてしまう傾向があります。こちらはご承知のとおり、会場のキャパシティーが少なく、エリア自体もかなり狭いため、いい位置で見るのはちょっと困難。

さらにこのリドアイルは低い位置で、なおかつ会場上部からは視界を遮る壁や街灯も多いので、リドアイルの中以外からでは、まずほとんど見えません。
また、舞台のリドアイルは「半円形」をしているため、ショーの正面がわずかしかありませんので、他のエリアに比べて、「よく見られる場所がかなり少ない」のが特徴。
撮影が目的の場合は、中央寄りを確保したいところですが、かなり前から待たないといい場所はまず無理と考えた方がいいと思います。

今回のスペシャルイベント全体の傾向としては、昨年と同じく、「3つのショーは比較的近い時間で開催されるため、ゲストが分散傾向」にあり、入園制限時などを除くと、各会場がどうしようもないくらいの混雑…という感じは緩和されている印象があります。
また、各々のショーの内容は、「ミッキー達が旅の途中で寄った」…という物語なので3つのショーでは基本的に衣装はみんな同じです。そのため、イメージ的には近い雰囲気のショーとも言えるかもしれません。

…春らしいディズ二ーシーの華やかなイベント。開催期間は3ヶ月弱もあり、通常の季節イベントに比べると二倍近くあります。一度のインパークで全部見る!…と欲張らずに、できれば複数回訪れて楽しみたいですね。