さて、春を迎えた東京ディズニーシーでは春のスペシャルイベント、「ミッキーとダッフィーのスプリングヴォヤッジ」が開催中。こちらの人気イベントは今年で3回目となります。
昨年は東京ディズニーリゾートの30周年期間中での開催でしたが、人気イベントは今年も健在。今回はこの春のスペシャルイベントついて、レポートをご紹介します。
これまで同様、基本的に3つの中規模ショーで構成されているスペシャルイベントを順次ご紹介します。今回は全体の概要と、人気の「イースター・イン・ニューヨーク」を中心にご紹介します。
3つのショーが開催中!全部じっくり見るのはなかなか大変?
パークの通常イベントは基本となるメインショー等が1つで、それに規模の小さいもの等が1~2個という程度で構成されている事が多いですが、今回のこのイベントは昨年同様、「3つの中規模ショー」というスタイルは変わりません。
また、これまでの通常のスペシャルイベントですと、リドアイル(海にある小島)がメイン会場として開催される事が多く、ここにゲストが集中で会場が混雑しやすい…という傾向が多くありました。
対して、この同イベントでは「メインショーが大きなひとつ」という形ではなく、異なるエリアで、「3つの中規模のショー」で構成されている形になっています。
そのため、今回も3つのショーが比較的近い時間に開催されるので、ゲストが分散する傾向があり、一箇所が物凄く混雑という状態はさほど無いと思われます。
開催されるショーは以下のとおり。
「リドアイル・ウエルカム・トゥ・スプリング」(メディテレーニアンハーバー・リドアイル)
「イースター・イン・ニューヨーク」(アメリカンウォーターフロントパーク)
「スプリングタイム・サプライズ」(アラビアンコースト)
一番人気はやはり「イースター・イン・ニューヨーク」
これまでの季節イベントでは、比較的早い時間に開催されるリドアイルやハーバーショーが人気が高い傾向がありますが、今回は昨年同様、「リドアイル・ウエルカム・トゥ・スプリング」よりも、アメリカンウォーターフロントパークで開催の「イースター・イン・ニューヨーク」の方が人気が高い傾向があります。
これは単純に登場キャラクターが多く、ショースペースもゲストにかなり近いというのもあると思います。会場のレイアウト構成は昨年と同じ。
会場内は4つのミニステージがあり、その前部分が座り見の鑑賞エリアになっています。さらにその座り見鑑賞エリア内が「十字」の通路になっており、その通路をキャラクターやダンサーが行き来します。
この、4つのミニステージでは、時々キャラクターや出演者が上がりますが、それほど長い時間ではありませんので、このステージが見えるかどうかはあまり気にしなくてもいいかもしれません。
ショーを見るポイントとしては、このショーはいわゆる「明確なショーの正面が無い」ので、キャラクターは歩いて位置を常に移動しながら進んでいく感じです。
そのため、さほど場所にはこだわらなくてもいいと個人的には思います。「キャラクターと触れ合いたい」ならば一番人気の「十字通路の内側」がベスト。逆に、「ショー全体を見たい、又は撮影したい」ならばむしろ立ち見の前列の方がいいと思います。
このショーはどちらかというと「観るショー」と言うより、「触れ合うショー」といった雰囲気です。特にどちらの向きがいいというのはありませんが、強いて言うならばミッキー達は最初は車に乗って「レストラン櫻」前の入り口から入場してきます。
そして最後に再び車に乗車、そして「タワー・オブ・テラー」の前の通路を通って退場するので、そちら側が見える位置がいいかもしれません。
また、細かなお話をすると、このミッキー達が帰るときに、他のキャラクターが横に並んでお見送りをする様な場面(下の写真)があるので、ここはシャッターチャンスかもしれません。
また、ショー終盤で紙吹雪やリボンなどの演出(ステージから出ます)があるので、そこも見えた方がいいかもしれないですね。
また会場の「SSコロンビア号側」とショー「ビックバンドビート」を行っている「ブロードウェイミュージックシアター側」の通路の真正面付近はよく見えるのですが、時々出演者でもあるバンド一行がこの位置でしばらく停止するシーンがあるため、一時的に全くと言っていいほど見えなくなる場面もあります。
また、一回目の公演はSSコロンビア号方向は逆光になる場合もありますのでご参考に。…このショーは広範囲で楽しめますが、逆に言うと「見所が絞れない」とも言え、全体的に撮影には不向きなショーと言えるかもしれません。
また、一番人気のショーであり、初回公演の時間が12時近くと、開催までに時間があるため、必然的に場所もはやく埋まる傾向があります。前述の通り、触れ合う傾向のショーであるため、やはり中央通路が一番人気。
良い場所を取る為には、朝の入園直後の時間から場所取りする必要があります。(公演回によって、会場外に待機列ができています)お早目の行動をおススメします。
そして、このショーは昨年同様「夜の公演回」があります。昼間には無い照明効果などもあり、かなり変わった公演になっていますのでこちらもススメです。
…次回はその他のイベントなどについてご紹介します。