様々なタイプのアトラクションがそろっているディズニーシー。中でもやはりコースター系のアトラクションが人気です。もちろん中には途中から新しく建設されたものも存在します。特に近年のものは細かな物語なども魅力です。
そんな中、知っていると少しだけ得するポイントやアトラクションを楽しむ上での攻略法などについてのシリーズ企画。個々のアトラクションを紹介する「アトラクションごとの傾向&攻略法紹介シリーズ」。
今回もディズニーシーで人気の一回転コースター、ロストリバーデルタにある、「レイジングスピリッツ」の雑学などについてご紹介します。
この記事のもくじ
混雑時の強い味方、シングルライダーを活用!
このレイジングスピリッツは前回も述べましたが、乗車時間が1分30秒とかなり短め。坂を登る時間も含めると、実際には1分程度。これはディズニーランドの「ガジェットのゴーコースター」(約1分)とあまり変わらないくらいです。
ただ、やはり人気アトラクションのため、混雑時は二時間以上という事も珍しくありません。また、特にこのアトラクションはスタンバイする場所がほとんど屋外。真夏や真冬、又は雨などが降っている時などは待つのも大変です。
そこでかなり時間短縮になるのがシングルライダー。このアトラクションは設置当初からシングルライダーを実施しています。(シングルライダーについてはこちらの公式サイトの紹介ページをご参照。)
また、大きな特徴はシングルライダーの専用通路があるので、常にシングルライダーを行っている事です。(閑散期等でかなり空いている場合は実施しない場合もあります)
このレイジングは乗り場に向かう列が3つあり、右がスタンバイ、中央がシングルライダー、左がファストパス…と明確に分かれています。通常の入口のキャストにシングルライダーをお願いすれば専用通路に通してもらえます。
しかしながらそうは言ってもカップルや家族で来た場合はできれば一緒に乗りたい!…と思うのが一般的だと思います。ただ、実際にこのレイジングに乗車すればわかりますが、しっかりとした安全バーが肩から降りてきますので、現実的には真横に座っている同乗者の顔はほとんど見えません。
しかも乗車時間としてはかなり短いので、カップルや家族の場合でもシングルライダーを使うのもひとつの手段です
ただ、ご注意いただきたいのは、このシングルライダーは空いていればほんの数分で乗車が可能ですが、近年はこの方法も浸透してきている事もあり、まれに混雑日にはシングルライダーだけでも十数人並んでしまう事もあります。
特に通常スタンバイが長くなっていると、併せてその傾向が強くなっているので、入口のキャストにシングルライダーの待ち状況も聞いてみる事をおすすめします。ただ、混雑していたとしても通常であればシングルライダーの方がかなり待ち時間が少なくて済む事の方が多いです。同行者の意見と併せて選んでみてくださいね。
意外と多い?静かに隠れた隠れミッキー。
いつでも多くのゲストが集まるディズニーリゾート。特に待ち時間が長くなるアトラクションにはそれらを少しでも和ませてくれる配慮が多くされています。
このレイジングにそれは多く見られます。わかりやすいのはやはり隠れミッキー。自分で見つけた時は嬉しいですが、そうは言ってもなかなか見つけるのは大変です。
そこで今回ご紹介するのはこちら。並ぶのはスタンバイでもファストパスでもシングルライダーでもどこでも見られる場所です。ただ、かなり上部にあり、かなり困難な場所。
3つの列が一緒に並び、エントランスからも見える階段を登った上を見てください。上の写真の様に、ここにロープでくくられた石版があります。
ここをよーく見てみると…ご覧の様にこの左下にはちょっと珍しい横顔ミッキーが隠れています。ただ、近年は草などが多く生えてきており、角度によってはかなり見えにくいかもしれません。
また、今度は見つけるのは簡単ですが、すぐに通り過ぎてしまうので、ほとんどの方が気がつかない場所。それは乗り場に戻ってきて、下車した直後の少し右側上にある木箱の模様。こちらも上の写真の様にその穴の配置がミッキーに…。
また、もうひとつはちょっと難易度が高い場所。アトラクションを下車して通路やロッカーを過ぎて、アトラクション正面近くに戻ってきた場所。
上の写真の赤い矢印の付近を横から見ると、下の写真の様に、「石のくぼみ」がミッキーの形になっています。これはかなり難しい場所ですが、細かなこだわりですね。
周辺やスタンバイの列に隠れた小さなこだわりも!
長い待ち時間をし少しでも楽しませてくれるこうした工夫。例えば、スタンバイの列でないとわからないものもあります。例えば先程の石版の隠れミッキーの場所を過ぎて間もなく右側。
ここには遺跡の調査隊が使っていたと思われる机や荷物が置かれた場所があります。神々の怒りを買って、すぐに逃げ出してしまったせいなのか、さっきまで作業していたような感じです。
この部屋の中にぶら下がっているスケッチにご注目。ちょっと遠くてわかりにくいのですが、左側にぶら下がっている絵はよく見ると、現在の形とはだいぶ違います。
これは神々の怒りをかって、レールが捻じ曲がってしまう前のこの遺跡の様子。誰も気にしないような細かな部分ですが、よく作りこまれています。