【プレミアアクセス攻略法】 いつ買う?何時を選ぶ?どれくらいの待ち時間なら買うべき?

ライター:
ディズニー・プレミアアクセス

東京ディズニーランド・ディズニーシーの有料ファストパスとも言える「ディズニー・プレミアアクセス」。販売からしばらく経過し、状況が見えてきました。

これから購入を考えている方も多いと思いますが、「そもそも買うべきなの?」か、「どれぐらいの待ち時間なら買うべき?」など初めてだととわからない事も多いと思います

今回はこれまでに筆者自身が購入した経験や、パークの現地の動向等を考えて、独自の攻略法をご紹介します。

「土日祝は入園後すぐ」&「平日は慌てず」

ディズニー・プレミアアクセスこれまでのファストパスやスタンバイパス同様、販売される「プレミアアクセス(以下、と表記)」の数は無制限ではありません。

時間の経過とともに選べる時間帯はどんどん減っていき、週末は売り切れることもあります。

基本的な考え方としては、購入する予定なら、「入園してすぐ、速やかに購入した方が選択できる時間が幅広くなる」と言う事になります。

気をつけたいのがPAが販売終了する時間。 「週末や混雑日はパークの開園から、2~3時間程度の間に販売終了する」と考えて良いと思います。

ただ、平日はそこまでではなく、「比較的遅めの時間でも希望の時間が取得できる」ようになっています。

このあたりを考慮し、「土日祝は入園後すぐに取得、平日は慌てず他の予定を優先して様子を見ながら購入する」と言う形でいいと思います。

ズバリ「90分以上の待ち時間」から購入推奨

ディズニー・プレミアアクセス「時間を有効に使える便利な制度」といえるPA。しかし、それなりに高いパスポートに加え、更に追加購入するのは躊躇してしまいますよね。

そこで筆者としては、「90分以上の待ち時間」なら購入を推奨します。

この時間はなぜなのか?もちろん人によって大きな感覚の差がありますので、あくまで個人的ではありますが、根拠として挙げられるのは「15・45・90の法則」

ある精神科医の方の考えですが、まず小学校の授業は45分が一般的。そして大学の講義になるとその倍の90分。これは「人間が集中しやすい時間のサイクル」と言われています。

ディズニー・プレミアアクセス更に明確な科学的根拠は無いですが、「60分なら待てるけど、120分はちょっと無理」と言う方は多いと思います。

感覚的に「その中間」と言う意味もあり、それぐらいならば待てる限界と言う意味もあるかもしれません。

また、それだけでなく、60分前後の待ち時間は変動しやすいため、「表示されている時間より、実際の時間の方が短い」と言うケースがよく見られるからです。

誤差が生じやすい時間でもあるため、「60分だから買ったのに普通に並んでいる人は30分で乗れた!って言ってる…」と言う場合もありますので、最低限効率的に使える、90分以上の時間なら購入を考えて良いと思います。

メインショーの時間直後は選ばない

ディズニー・プレミアアクセス続いては「いったい何時に取得したらいいのか?」と言うのも悩むポイント。シンプルにお答えするなら、正直言って「どの時間帯でも構わない」と思います。

しかし、少しでも効率的効果的に使いたいのならば、パークで行われている「ショーやパレードなどの終了直後にあたる時間は避けるべき」です。

これは言うまでもなく、それらを観た方がそのアトラクションに集まってくるタイミングだからです。

その時間帯のPAを持っている方は当然そこに集まってきますし、持っていないゲストでも、ショーやパレードを見た後に「…じゃあ次は何をする?」となり、一気に人が流れてくるのはよくあることです。

例えPAを持っていたとしても、そこに人の数が増えてきますのでそこは避けるのが無難と言えるでしょう。

購入は「混雑している時間帯」を選ぶ

ディズニー・プレミアアクセス

もちろんその日のイベントやショースケジュール等にも左右されますが、「一般的にアトラクションが混雑する時間帯」は、「開園から約2時間前後」、また「午後2時から4時くらい」と個人的には感じます。

これは入園してから、まず最初に主要人気アトラクションにゲストが集中してしまうこと。

また、午後2時から4時くらいの時間帯は「パーク内にいるゲストがほぼピークに達している時間帯」だからと考えられます。

ディズニー・プレミアアクセス特に現在はアフター系のパスポートや年間パスポートがないため、午後2時を過ぎる時間帯は、当日のチケットを持っている、ほぼ全員のゲストがパーク内にいるため、様々な待ち時間がピークになる混雑時間帯になると考えられます。

また、この時間になると週末は既にPAが売り切れているため、並ぶしかない為、更に混雑する要素が高くなります。

必然的に人が多くなり、アトラクションが混雑してくる時間帯に合わせるのも賢い方法ともいえます。

「天候」や「気温の変化」も考慮

ディズニー・プレミアアクセスまた余裕があるならば、天気予報も購入時の参考すると後から困りません。

例えば「午前中が雨」、または「午後から雨」といった場合は、その時間帯に列が外にあるアトラクションに並ぶのは辛くなります。

また、「真夏の炎天下」や「真冬の寒い時間帯」に長時間並ぶのは相当きついもの。

夏であれば、高温のピークになる15時前後や、 夜であれば気温が下がってくる夕方や夜を選ぶ…と言うのも1つの考え方です。

PAを利用すると、アトラクション内部にすぐに入りますので、そうした天候や気候、気温なども考慮して取得するのが賢いともいえます。

「同行者の体力」なども考慮する

ディズニー・プレミアアクセス若くて体力のある方なら何時に購入しても問題ないですが、もう一つ考慮したいのは、「同行者の体力」など。

例えば小さなお子さんがいたり、ご高齢の家族がいる場合は、「体力的な問題」や、「昼寝」や「食事」などにも気を使う必要があります。

比較的元気な午前中ならば良いですが、午後になって「お子さんが眠ってしまった」、「同行の高齢者が疲れて、もう良いとなってしまった」と言う場合もあります。

また、泊まりで来ている場合は一旦チェックインの時間、15時前後にホテルに行き、再びパークに戻る事も多いと思います。

しかし、一度ホテルに行ってから戻ると言うのは意外に時間もかかるし、予定も変わったりしてしまうもの。その時間も考慮し、 同行者の体力等にも考慮しながら効率的に取得しましょう。

事前に「金額と価値」が見合うのか同行者と相談

「ディズニー・プレミアアクセスこのPAは前提として、 「本来なら無料で乗れるのに、お金を払ってショートカットする」と言うものです。

1人で行くならば2000円ですが、4人家族なら8,000円かかります。 果たして「その金額を払う価値観に同行者全てが同意しているか」を確認しておく必要があります。

元々人気アトラクションは長い時間が並ぶものであり、 もちろんその間も楽しめるものやそこに並ぶからこそ楽しめる時間と言うものもあります。

決して高くない金額。その金額があれば食事やお土産などに予算が使える訳で、そこに使ってしまった事で他を我慢する、節約する…と言った可能性もあります。

単に便利で効率的だから…と言う理由だけでなく、同行者の希望や予算なども考えて使用するかどうかを決めておきたいところです。

本当は並んだ方がアトラクションの魅力は経験できる

ディズニー・プレミアアクセス攻略法と言っておきながら、最後に矛盾する事を言ってしまいますが、本来ならばパークのアトラクションは、「長い待ち列から、物語が始まっている」ともいえます。

アトラクションに乗車するまでの道のりに物語やこだわりが隠れている事も多く、「本来ならばそれらを全て全て味わっていただきたい」というのも本音です。

ディズニー・プレミアアクセス

アトラクションの乗り物自体だけでなく、そこに至るまでのいろいろな小物やこだわりの数々…。

もちろんPAで時間を有効に使って楽しむのも良いですが、一度はこれに頼らず、アトラクションを最初から最後までじっくり経験もしてみて欲しいと思います。

…限られた一日の中で、これまでの選択肢にはなかった、「時間を買う」と言うシステム。

まさに「時は金なり」では無いですが、 有効に、そして効率的に使うためには今回ご紹介した様な所もぜひ考慮してみてくださいね。

ABOUTこの記事を書いた人

DヲタのWEBライター。TDRハックの他に、 個人ブログ「TDRな生活」や「株式会社ぴあ」の「ディズニー特集 -ウレぴあ総研」で多くのTDRにまつわる記事を執筆。7冊のディズニー関連書籍の著者でもある。近著に「ひとりディズニー50の楽しみ方」 (サンクチュアリ出版 )。…慌てず急がず、ゆっくりゆったりとパークを散策しながらお酒を楽しむのが好きです。

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